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朝のクラシック|気持ちよく目覚めたい方にオススメのクラシック音楽名曲選

クラシック音楽にはさまざまな効果があると言われています。

特にリラックス効果に関しては学術的にも認められているところがあり、例えば畜産業界でも動物にクラシック音楽を聴かせるなど、実践的な使われ方をしています。

もちろん、それは人間に対しても同様で、心が落ち着く作品が多く存在しています。

今回はそんなクラシック音楽のなかでも、朝にピッタリな名曲をピックアップしました。

朝からクラシック音楽を聴くと一日の勉強も仕事も捗るはず!

朝のクラシック|気持ちよく目覚めたい方にオススメのクラシック音楽名曲選(41〜60)

弦楽四重奏曲第2番 1楽章Alexander Borodin

Borodin: Quartet No. 2 in D major for Strings, I. Allegro moderato
弦楽四重奏曲第2番 1楽章Alexander Borodin

叙情美があふれる名曲として知られるこの弦楽四重奏は、恋に落ちたかのような甘美なメロディと儚さが魅力です。

チェロのソロから始まり第1ヴァイオリンへと受け継がれる旋律、各楽器の掛け合いが聴きどころ。

演奏する側にとっても非常にやりがいのある曲といえるでしょう。

1881年7月に着手し9月に完成という異例の速さで書き上げられたこの作品には、愛に満ちた温かな響きが溢れています。

美しい旋律と豊かな表現力を味わいたい方におすすめの一曲です。

EARTH村松崇継

【高木綾子 earth】T.Muramatsu-“earth” by Ayako Takagi of live performance with pianist Itsuko Sakano.
EARTH村松崇継

フルートとピアノのデュオで奏でられるこの曲は、地球環境や自然の美しさをテーマにした壮大な作品です。

フルートの柔らかな旋律とピアノの豊かな響きが絶妙に絡み合い、まるで大自然の中を巡る旅をしているような感覚を与えてくれます。

曲の構成は静かな導入から始まり、次第にドラマティックな展開を迎え、最後は穏やかな終息へと向かいます。

この抑揚のある展開が、楽曲に深い感情表現をもたらし、聴く人の心を惹きつけます。

自然や地球への想いを音楽で感じたい方、フルートの魅力を堪能したい方におすすめの一曲です。

パガニーニの主題による狂詩曲 作品43 第18変奏「アンダンテ・カンタービレ」Sergei Vasil’evich Rachmaninov

作曲家としてはもちろんのこと、ピアニストとしても偉大な功績を収めたセルゲイ・ラフマニノフ。

多くの名作を残してきたラフマニノフですが、そんな彼の作品のなかでも、特に朝にピッタリなBGMとしてオススメしたいのが、こちらの『パガニーニの主題による狂詩曲 作品43 第18変奏「アンダンテ・カンタービレ」』。

壮大で優雅なメロディーが展開される本作は、朝を過ごすBGMというよりは、目覚ましのBGMとして最適ではないでしょうか?

弦楽のための協奏曲 ト短調 RV 152Antonio Lucio Vivaldi

Concerto for Strings in G Minor, RV 152: II. Andante molto e sempre pianissimo
弦楽のための協奏曲 ト短調 RV 152Antonio Lucio Vivaldi

バロック音楽後期を支えた偉大な作曲家、アントニオ・ヴィヴァルディ。

ヴィヴァルディは急→緩→急の3楽章からなる、いわゆるリトルネッロ形式を好むのですが、こちらの『弦楽のための協奏曲 ト短調 RV 152』もそのうちの1曲です。

本作はややマイナーな作品ですが、マニアのなかではリラックスできる癒やし系の名曲として知られています。

緩急をつけながらもここまで落ち着いた印象を維持できるのは、高度な作曲が成すワザですね。

交響曲第9番 ホ短調 作品95, B. 178Antonín Leopold Dvořák

Dvořák: Symphony No. 9 in E Minor, Op. 95, B. 178 “From the New World”: II. Largo
交響曲第9番 ホ短調 作品95, B. 178Antonín Leopold Dvořák

ドイツの3大Bと称されるブラームスに才能を見いだされたチェコの名作曲家アントニン・ドヴォルザークの代表作品『交響曲第9番 ホ短調 作品95, B. 178』。

クラシック音楽界のメロディーメーカーでありドヴォルザークが最後に手掛けた交響曲として知られており、一般的には『新世界より』というタイトルで知られています。

そんな本作の魅力は浮遊感のただよう曲調。

第1楽章は自然的短音階が登場するのですが、第2楽章からは柔らかく浮遊感のただよう曲調が展開されていきます。

非常にリラックスできる楽曲なので、朝にピッタリです。

ぜひチェックしてみてください。