マザー・グースの定番曲。子どもたちにも人気のマザー・グースの歌
イギリスやアメリカを中心に親しまれ、歌い継がれている英語の童謡「マザー・グース」を紹介します!
なぞなぞの歌や子守歌、遊び歌に早口歌、暗記歌など600〜1000種類以上あるといわれているマザー・グース。
この記事では、マザー・グースの中から代表的な曲、子どもに人気の曲を集めてみました!
聴いてみると「知ってる!」という曲も多く、また歌い継がれているので世代を問わず楽しめます。
お子さんが英語に興味を持つきっかけになる楽しい歌もありますので、ぜひ親子、ご家族、友達同士で楽しんでみてくださいね!
マザー・グースの定番曲。子どもたちにも人気のマザー・グースの歌(1〜20)
Who Killed Cock Robin(誰がこまどり殺したの?)

そのテーマから、文学作品に引用されることも多いマザー・グースです。
『誰がこまどりを殺したの?』や『コックロビン』というタイトルを知っている人がいるかもしれませんね。
子どもたちにとってなじみ深い曲ではないかもしれませんが、文学の歴史を語る上では欠かせない1曲です。
Scarborough Fair(スカボロー・フェア)

サイモン&ガーファンクルの歌ったものが有名なので、オリジナルがマザー・グースとはご存じない方も多いかもしれませんね。
なんともさみしげで美しいメロディです。
歌い出しを聴くだけで心がひきつけられる1曲。
歌詞に登場するハーブについても諸説あるので、ご興味のある方はぜひ調べてみてくださいね。
Simple Simon(シンプル・サイモン)

「間抜けな人」や「お人よし」の意味があるキャラクターが登場するマザー・グースが『Simple Simon』です。
いわれたことを何でも信じてしまうサイモンが起こした間抜けなエピソードが歌詞につづられています。
アメリカの民謡『Yankee Doodle』や日本手遊び歌『アルプス一万尺』とも同じメロディなんですよね。
似た発音の英単語を使って韻を踏んだ歌詞になっていて、発音した口触りも良くリズムも良くなるのでお子さんの英語の練習にもピッタリです。
Monday’s Child(月曜日に生まれた子供は)

こちらのマザー・グースの曲は何曜日に生まれたかによって性格の違う子供がいるといった内容の歌詞がついています。
まるで誕生日占いのような曲ですね。
曜日によってとてもよく書かれている日と、悲しいくらい悲惨な日があるのが興味深いです。
キリスト教文化が浸透している土地だからこそ、日曜はとくによく描かれています。
また、小さい子供はこの曲を歌ったり聴かされたりすることによって、1週間の呼び方を覚えたのかもしれません。
Here we go round the mulberry bush(桑の木の周りを回ろう)

『Here We Go Round the Mulberry Bush』は、手遊び歌や体を動かす遊び歌として子供たちに親しまれています。
『不思議の国のアリス』の続編である『鏡の国のアリス』にも登場するんですよね。
数人で輪になって木の周りを回るふりをしたり、洗顔や歯磨きをするしぐさをまねたりと、生活のさまざまな動作をまねた振り付けをしながら歌います。
寒い日なんかにすれば体が温まるんですよね。
日本でいうとおしくらまんじゅうに近いかもしれません。
生活の動作をどう英語で言うのかを知れるのもいいところなんですよね。