長野を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ
北アルプスの穂高連峰、諏訪湖の夜景、千曲川の悠久の流れ。
豊かな自然に恵まれた長野は、心に響く名曲の舞台として、多くのアーティストたちに愛されてきました。
本記事では、そんな長野にまつわる楽曲を、民謡、演歌、J-POPなど幅広いジャンルからピックアップ!
四季折々の美しい風景と、そこに暮らす人々の思いが織りなす、美しき長野を描いた珠玉の楽曲の数々をご紹介します。
長野の風景を懐かしみながら、あるいは長野を訪れる日を心待ちにしながら、じっくりとお楽しみください。
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長野を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ(1〜10)
千曲小唄作詞:正木不如丘/作曲:中山晋平

千曲川のほとりの温泉地で生まれた、正木不如丘さん作詞、中山晋平さん作曲による情緒豊かな小唄です。
戸倉上山田温泉の魅力を伝えるために昭和初期に制作された本作は、故郷長野への愛情を込めた中山晋平さんならではの「晋平節」が感じられる名曲。
ヨナ抜き音階を用いた日本的な旋律が、温泉街の風情や千曲川の流れを美しく表現しています。
地元のイベントや観光PRで親しまれ、中山晋平記念館でもその功績とともに紹介されている楽曲です。
湯けむりの向こうに懐かしい風景が浮かんでくるでしょう。
木曽の女北島三郎

木曽路の深い山あいを舞台に、故郷への複雑な思いを歌った北島三郎さんの代表的な「女シリーズ」の1曲です。
1973年10月に発売されたこの楽曲は、星野哲郎さんの詩的な歌詞と島津伸男さんの哀愁を帯びたメロディが見事に融合し、木曽の厳しい自然のなかで生きる女性の心情が、北島三郎さんの力強いこぶしとともに情感豊かに表現されています。
故郷を離れた人や、人生の節目で大切な人との別れを経験した方なら、本作に込められた切ない思いが胸にせまってくるでしょう。
小諸馬子唄長野県民謡

険しい山道を馬とともに歩む馬子たちの労働歌として親しまれてきた、小諸市に伝わる伝統民謡です。
物資運搬という過酷な仕事に従事していた人々が、厳しい自然環境のなかで馬を励まし、自らの心を支えるために歌い継いできました。
哀愁を帯びた旋律には、山間部での労働のつらさと同時に、自然への畏敬や仲間との絆が込められています。
昭和初期から中期にかけて録音され、地域の祭りやイベントで演奏されるようになり、地元の文化保存活動として大切に受け継がれてきた本作。
信州の風土を肌で感じたい方や、日本の伝統文化に触れたい方にオススメですよ。
長野を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ(11〜20)
小諸情歌大川栄作

都会へ嫁にいってしまった妹を心配する父親変わりの兄の心境を歌った1曲。
妹のゆく末を案じている姿に、共感をおぼえる方もいらっしゃるかもしれませんね。
詩の中には長野県内の地名「小諸」と「浅間山」が出てきます。
「むかし、唄ったあの唄」は、長野民謡の「小諸馬子唄」を指しているのかもしれませんね。
信濃路ひとり原田悠里

一人旅の心境を通して故郷への思いを歌った、1997年1月発売の原田悠里さんの楽曲です。
信州の美しい風景を背景に、旅路をたどる女性の孤独と郷愁が繊細に描かれています。
原田悠里さんの情感豊かな歌声が、主人公の心の奥底にある切なさや思慕の念を見事に表現しており、聴く者の胸に深く響きます。
哀愁を帯びたメロディラインは、信州の自然や風土を感じさせる演歌らしい仕上がり。
故郷を離れて暮らしている方や、人生の節目で一人の時間を大切にしたい方にオススメの1曲です。
安曇野原田悠里

信州松本駅から新潟の糸魚川駅を結ぶ大糸線は、四季折々の顔をみせてくれる景色をバックに走る列車です。
本曲のタイトルにもなっている「安曇野」はわさびでも有名な地域。
別れた人を忘れたいと傷心の旅をする様子が歌われていますが、随所に長野の観光地も登場する、長野を色濃く感じる楽曲です。
傷だらけの軽井沢ブレッド&バター

1969年9月にデビューシングルとして世に出た、避暑地リゾートでの恋を歌った初期の名曲です。
黒いレースのガウンをまとった女性との軽井沢でのひとときを描いた歌詞は、天国のような場所での甘い恋が、やがて枯葉のように傷ついていく切なさを美しく表現しています。
詩的な歌詞と洗練されたメロディが見事に融合し、フォークとポップスを結びつけた先駆的な楽曲として評価されている本作。
軽井沢の風景に思いをはせる方や、かつての恋を懐かしく振り返りたいときにピッタリの1曲ですね。





