長野を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ
北アルプスの穂高連峰、諏訪湖の夜景、千曲川の悠久の流れ。
豊かな自然に恵まれた長野は、心に響く名曲の舞台として、多くのアーティストたちに愛されてきました。
本記事では、そんな長野にまつわる楽曲を、民謡、演歌、J-POPなど幅広いジャンルからピックアップ!
四季折々の美しい風景と、そこに暮らす人々の思いが織りなす、美しき長野を描いた珠玉の楽曲の数々をご紹介します。
長野の風景を懐かしみながら、あるいは長野を訪れる日を心待ちにしながら、じっくりとお楽しみください。
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長野を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ(11〜20)
白馬山麓狩人

北国の雪景色と雄大な山々への憧れを歌ったこの楽曲は、狩人の美しいハーモニーが印象的な名曲です。
故郷を離れた人の心情を繊細に描いた歌詞が心に響き、白い雪化粧をした山並みの美しさが目に浮かんできます。
1980年7月にリリースされた本作は、フォークソングをベースにしながらもポップスの要素を取り入れたアレンジが施されており、アコースティックギターの温かな音色が楽曲全体に深みを与えています。
故郷への思いを抱く方や、美しい自然に心を癒されたい方にオススメです。
須坂市民歌作詞:南沢次勇/作曲:山田耕筰

雄大な信州の自然と故郷への愛情を格調高く歌い上げた須坂市民歌。
南沢次勇さんの詩に山田耕筰さんが荘厳なメロディを付けた本作は、1957年10月に須坂小学校講堂で初披露されました。
七色の虹や千曲川の流れ、豊かな山々の実りといった長野の美しい風景を3番構成で描き、市民の誇りと未来への希望を力強く表現しています。
山田さんは「一気に作曲し終えることができた」と語り、この楽曲を「私の子供」と愛情深く表現されたそうです。
市制施行10周年を記念して制作された本作は、成人式や卒業式などの節目で歌われ続け、世代をこえて郷土愛を育む1曲として親しまれています。
安曇野の雨島津悦子

信州の山あいに降る雨が心の奥底に響く、島津悦子さんの代表的な楽曲の一つです。
吉岡治さんが紡いだ詞には、愛することの喜びと苦しみが織り込まれ、弦哲也さんの哀愁ただようメロディが切ない恋模様を美しく描き出しています。
2003年6月にキングレコードから発売された本作は、アルバム『島津悦子全曲集2013』や『島津悦子 ベストセレクション2014』にも収録され、長く愛され続けています。
故郷への思いや恋の記憶を胸に秘めている方、人生の節目を迎えた方にそっと寄り添ってくれる1曲です。
安曇野原田悠里

信州松本駅から新潟の糸魚川駅を結ぶ大糸線は、四季折々の顔をみせてくれる景色をバックに走る列車です。
本曲のタイトルにもなっている「安曇野」はわさびでも有名な地域。
別れた人を忘れたいと傷心の旅をする様子が歌われていますが、随所に長野の観光地も登場する、長野を色濃く感じる楽曲です。
休日Dragon Ash

都会での生活のなかでさまざまな思いを抱えた若者たちが、深夜のドライブの末に諏訪湖にたどり着き、明日からまた新たな日々を生きていこうと決意する、そんな様子が描かれたDragon Ashの楽曲です。
目まぐるしく過ぎていく日々に疲れている方や、日常から離れたいと感じている方にとって、この曲の歌詞はまるで自分の心情を代弁してくれているかのように感じられるのではないでしょうか。
非日常を味わう長野への旅の前に聴くのもオススメですよ。
とんがり帽子川田正子

戦後の昭和25年にNHKのラジオドラマ『鐘の鳴る丘』の主題歌として親しまれた楽曲です。
戦争孤児たちが、長野の山里で前を向いて共同生活をしていく様子を描いた同ドラマは大ヒットを記録しました。
ラジオドラマの存在は知らなかったけれど、この曲はどこかで聴いたことがある……そんな方もいらっしゃるかもしれませんね。
長野を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ(21〜30)
あずさ2号狩人

兄弟デュオ狩人のハモリがとてもすてきなこの曲は、お付き合いしていた男性に別れを決心し、他の男性とあずさ2号で信濃路へ旅立つという別れの曲です。
リリース当時、あずさ2号は歌詞にある通り新宿から松本方面へ向かう下り列車でした。
しかし、リリースから1年後の1978年にダイヤ改正がされた際、あずさ2号を含む偶数号の列車は反対の上り列車に変更されたのです。
そのため、リリースからすぐに実際の列車と歌詞の内容が異なる状況になったというエピソードがあります。





