長野を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ
北アルプスの穂高連峰、諏訪湖の夜景、千曲川の悠久の流れ。
豊かな自然に恵まれた長野は、心に響く名曲の舞台として、多くのアーティストたちに愛されてきました。
本記事では、そんな長野にまつわる楽曲を、民謡、演歌、J-POPなど幅広いジャンルからピックアップ!
四季折々の美しい風景と、そこに暮らす人々の思いが織りなす、美しき長野を描いた珠玉の楽曲の数々をご紹介します。
長野の風景を懐かしみながら、あるいは長野を訪れる日を心待ちにしながら、じっくりとお楽しみください。
長野を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ(41〜60)
木曽ぶし三度傘橋幸夫
タイトル通りに木曽節を歌謡曲に取り入れた、当時としては、斬新なアイディアで、デビュー曲も「潮来笠」と股旅者で一躍、人気者となり、橋幸夫の股旅者は多くの人に支持された結果に、ワンマンショーなども早々に開催が決まったが楽曲が必要となり、特にこの木曽節三度傘は多くの民謡ファンからも支持されました。
信濃の夕月三橋美智也

民謡歌手でもある三橋美智也さんが淡々と小高い丘の上から千曲川の流れに思いかなわない恋を語りかけ、辛い時に故郷の山々から、過去を振り返っている旅愁の曲です。
なぜか、ハッピーな曲よりも傷心を歌う曲が多いのは、それだけ心が癒される自然を詩にしているからかもしれません。
千曲川慕情石原裕次郎
千曲川は島崎藤村の「初恋」のまだまだあげ初(そ)めし前髪(まへがみ)の林檎(りんご)のもとにと「千曲川旅情」小諸なる古城のほとり雲白く遊子(いうし)悲しむ・・とのイメージが重なった歌に聴こえます。
裕次郎さんもかなりご当地ソングを歌っていらっしゃってます。
高原のお嬢さん舟木一夫

「高原のお嬢さん」は1965年に舟木一夫さん和泉雅子さん主演の蓼科高原を背景にした青春映画です。
詩の中には長野となんとなくわかる部分は白樺ぐらいしか出てこないのですが、映画は紛れもなく長野県蓼科です。
それにしても、和泉雅子さんの若かりし頃、きれいですね。
天竜峡水森かおり

長野県飯田市を流れる天竜川の渓谷で細い散歩道があります。
詩の中の主人公はきっとこの道を歩いたのだと思います。
物悲しい、別れの詩の中に鐘を鳴らしたら少しは気が晴れたとなっているのですが、この散歩道の先のつつじ橋を渡ると小さな「幸せの鐘」があります。
勿論、鳴らすと幸せになれるというものです。
別れよりもデートコースにお薦めです。