古都・奈良の風情ある景色や歴史ある街並み、そこに暮らす人々の営みは、数多くのアーティストたちの心を揺さぶり、音楽として表現されてきました。
大仏さまやせんとくん、鹿たちなど奈良らしい要素を織り込んだご当地ソングから、奈良を舞台にした情景を切り取った叙情的な楽曲まで、多種多様な奈良にまつわる名曲が存在しています。
この記事では、奈良の魅力を音楽で表現した珠玉の楽曲たちをご紹介。
奈良の魅力を音で感じられる曲の数々を、ぜひ風景を思い浮かべながらお楽しみください!
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奈良を歌った名曲~ご当地ソング・人気曲まとめ【2025】(1〜10)
奈良ならいいよD.W.ニコルズ

春の陽だまりのように温かいサウンドが魅力の、D.W.ニコルズの『奈良ならいいよ』。
ミニアルバム『スマイル3』に収録され、ライブでも愛され続けている楽曲として記憶している方も少なくないはずです。
ボーカルのわたなべだいすけさんのやさしい歌声で、「とにかく奈良がいい」という真っ直ぐな愛情がユーモアたっぷりに歌い上げられています。
大仏さまや鹿たちが目に浮かぶような描写は、まるで大切な人と古都を散策しているかのよう。
穏やかで幸せな時間を過ごした経験のある方なら、きっと誰もが共感できるはずです。
新奈良音頭三波春夫

国民的歌手として知られる三波春夫さんが、その力強い歌声で古都の魅力を高らかに歌い上げるご当地音頭です。
三波さんならではの突き抜けるような美声と、『ヨイショ』という威勢のいい掛け声が胸に響き、聴いているだけで心が弾みます。
大仏さまや公園の鹿といった、奈良を象徴する風景が次々と目に浮かんでくるので、旅情をかき立てられる方も多いのではないでしょうか。
古き良き時代の祭りの輪の中にいるような、温かい気持ちにさせてくれる名曲といえるでしょう。
奈良に大きな仏像レキシ

「壮大な大仏づくりも、みんなで力を合わせるプロジェクトなんだ」と、歴史をぐっと身近に感じさせてくれる、レキシのユニークな楽曲。
ごきげんなファンクサウンドに乗せて描かれるのは、古都・奈良のシンボル建立の舞台裏で繰り広げられる人間ドラマです!
納期にハラハラしたり、誰かがそっと気を利かせたり、そんなクスッと笑える様子は、現代のチームで働く私たちも思わず共感してしまうはず。
歴史的な偉業も、たくさんの人々の願いが詰まった結晶なのだと、じんわり胸に響きます。
遠い昔のできごとが、愛おしく思えてくる温かさに、心をつかまれる方も多いのではないでしょうか?
若草山スターマインBURNOUT SYNDROMES

「青春文學ロック」を掲げるBURNOUT SYNDROMESが手掛けた、奈良の情景が鮮やかに目に浮かぶ楽曲です。
ボーカル熊谷和海さんが描く文学的な世界観が、若草山の壮大な風景と見事にマッチしていますよね。
イントロから鳴り響く祭り囃子のようなビートと、胸に突き刺さるようなロックサウンドは、まるで山焼きと花火が競演するお祭りそのもの!
家族の温かい絆や生命の輝きといったテーマも織り込まれており、その情景に心を揺さぶられる方も多いのではないでしょうか。
古都の夜空をダイナミックに彩るこの曲を聴けば、奈良への旅情がかき立てられます。
大和恋歌川波奈七子

奈良市観光大使も務める川波奈七子さんが歌う『大和恋歌』。
万葉集の世界観を背景に、1000年の時を超えても色あせない一途な想いを描いた本曲は、新たな芸名で再出発した彼女の物語そのもののよう。
シルキーヴォイスと称される艶やかな歌声が、聴く人を古都の歴史ロマンへと誘います。
壮大で抒情的なメロディに耳を傾けていると、いにしえの情景が目に浮かび、思わずうっとりと聴き入ってしまう方もいらっしゃるかもしれませんね。
時代を超えても変わらない恋心に、自分の大切な人への気持ちを重ねてみてはいかがでしょうか?
奈良県民の歌作詞:萩原四朗/作曲:福島正二

奈良県の公式な県民歌として制定された、堂々とした風格のある楽曲です。
実は一度、公募作が別の県民歌と似ていると指摘され、改めて県出身の萩原四朗さんと福島正二さんの手で制作されたのだとか!
そんな背景を持つこの曲は、吉野の桜や畝傍山、大仏さまといった、誰もが知る奈良の風景を壮大なメロディに乗せて歌い上げています。
古都としての誇りと、未来へ向かう人々のたくましい姿が目に浮かぶようですね。
県のイベントで合唱されることもあるそうで、現地で耳にすることができたら、より一層感慨深いものになるかもしれませんね。
秘螢永井みゆき

初夏の奈良を舞台に、闇夜に舞う蛍へはかない恋心を重ね合わせた、永井みゆきさんの『秘螢』。
花の香りが漂う昼間の情景から、蛍が舞う夜の情景へと移り変わる様子が歌われており、まるで一本の小説を読んでいるかのような世界観にぐっと引き込まれます。
伝統的な演歌の枠にとどまらない洋風のアレンジと、切ない二胡の音色が絶妙に絡み合い、秘められた恋の熱情をほうふつとさせる本曲。
永井さんの吐息まじりの歌声が、募る思いを抱える主人公の姿を鮮やかに描き出し、聴く人の心をきゅっと締め付けますよね。





