癒やしのピアノ音楽。心が落ち着く静かなピアノ曲
家に帰ってきて、ほっとおちついたとき。
誰にも邪魔されないゆったりとした休日に……。
そんな瞬間に聴きたくなる、心が落ち着くピアノ曲を集めてみました。
ピアノが奏でる感動的で心地良い、思わず目を閉じて聴き入ってしまいたくなる曲ばかりです。
クラシックの名曲はもちろん、日本人ピアニストのオリジナル楽曲ほか、癒しのBGMや睡眠音楽としても大活躍しそうなピアノ曲をセレクト。
「ピアノだけのシンプルな曲が聴きたい」「ピアノ音楽でリラックスしたい」という方はぜひ、聴いてみてくださいね。
癒やしのピアノ音楽。心が落ち着く静かなピアノ曲(41〜60)
子供の情景 作品15-7「トロイメライ」Robert Schumann

ロベルト・シューマンの全作品の中で、もっとも有名といっても過言ではない『トロイメライ』。
日本語で「夢」「夢想」などと訳されるこの曲は、テレビや映画などさまざまな作品に使用されており、耳にする機会の多い作品でもあります。
ゆったりとした曲ですが、和音を美しく響かせたり、ふんわりとした夢見心地な雰囲気を表現するのは、なかなか難しいもの。
ですが、1曲弾き終わったころにはきっと、名曲を最後まで弾けた達成感で満たされるでしょう!
ジムノペディ 第1番Erik Satie

フランスの作曲家エリック・サティが1888年に作曲した3つのピアノ曲『ジムノペディ』。
「ゆっくりと苦しみをもって」という副題が付けられた第1番は、3曲のなかでも特に知名度が高く、サティの代表作ともいえる作品です。
水彩画を連想させるような透明感あふれる楽曲ですが、ゆったりと進んでいくなかに時折あらわれる悩ましい和音に、苦しみや切なさを感じます。
心にじんわり染みてくる穏やかな作品なので、ぜひ、眠る前や心を落ち着かせたいときに聴いてみてはいかがでしょうか?
子供の情景 Op.15 第7曲「トロイメライ」Robert Schumann

夢見心地な美しい旋律に思わずうっとりしてしまう、ロベルト・シューマンの『トロイメライ』。
子供心を描いた大人のためのピアノ作品として作曲された曲集『子供の情景 Op.15』の第7曲目に収録されている楽曲です。
曲集のなかでも特に有名なこの曲は、ピアノだけでなく、バイオリンやチェロ、フルートなど、さまざまな楽器で演奏されており、クラシックファンのみならず、多くの人の心をとらえています。
じっくり聴いて味わうもよし、ピアノで演奏してその旋律と和声の美しさにひたるもよし!
静かな秋の夜長に、ゆったりとお楽しみください。
アメイジング・グレイス作曲者不明

心に染み入る美しいメロディーが印象的な『アメイジング・グレイス』。
本田美奈子さんの透明感あふれる歌声が、記憶に深く残っているという方も多いのではないでしょうか。
「素晴らしき神の恵み」を意味するタイトルが付けられたこの曲は、もとはイギリスの牧師ジョン・ニュートンの作詞による賛美歌。
アメリカでは「第二の国歌」として親しまれており、日本でも映画やドラマなどで広く使用されています。
16小節間のシンプルなメロディーの繰り返しで構成されているため、強弱や表現、アレンジに変化を加えながら、表情豊かに演奏しましょう!
ロマンティックなワルツDéodat de Séverac

フランス生まれの作曲家で、故郷の伝統音楽に深く根付いた楽曲を多く作っています。
優雅さや洗練された美しさが曲から感じ取ることができます。
貴族の旧家に生まれた彼ならではの感性といえるでしょう。
ワルツを踊っている人々が浮かびます。