【超上級】上級者でも難しい!難易度の高いピアノ曲を厳選
ピアノは指先や腕などの繊細な運動能力を巧みに使いながら、楽譜に書いてある指示とともに作曲家の意図を読み取り、ピアニスト自らの感性も表現しつつ非常に多くの音符を一人で奏でる楽器です。
美しく繊細な表現や熱情的でまるで打楽器のように鍵盤を弾くような曲も多く存在します。
今回は数あるピアノ作品の中から上級者、プロでも難しいと言われる作品をセレクトし紹介します。
一般的に難しいと言われている有名な作品から、演奏映えはしないけれど非常に難しいマイナーな作品までをピックアップしました。
ぜひチェックしてみてください!
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【超上級】上級者でも難しい!難易度の高いピアノ曲を厳選(41〜60)
巡礼の年 第2年への追加「ヴェネツィアとナポリ」S.162 第3曲「タランテラ」Franz Liszt

フランツ・リストの集大成といっても過言ではない作品『巡礼の年 第2年への追加「ヴェネツィアとナポリ」S.162 』の第3曲『タランテラ』。
20代から60代までに断続的に作られた作品で、ロマン主義から印象主義へ移り変わる様子が味わえます。
そんな本作は、フランツ・リストの作品というだけあって、高い難易度をほこります。
細かい装飾音が連続する部分が非常に難しいのですが、ここは高い演奏効果を発揮する部分でもあるため、聴いている分には非常に魅力的な作品です。
オプス・クラヴィチェンバリスティクムKaikhosru Shapurji Sorabji

実験的な作曲で知られている近代音楽の作曲家、カイホスルー・シャプルジ・ソラブジ。
彼の作品は演奏が難しいことで有名ですね。
そんなカイホスルー・シャプルジ・ソラブジの作品のなかでも、特に難しいピアノ曲が、こちらの『オプス・クラヴィチェンバリスティクム』。
世界で最も演奏時間が長いピアノ曲として認定されたことのある楽曲なので、持久力が求められるのはもちろんのこと、その他の要素も圧倒的なレベルをほこります。
この楽曲を弾けるのは、本当にわずかですので、聴いてみる価値は大いにあるでしょう。
ピアノのための練習曲集 第2巻 第13番「悪魔の階段」György Ligeti

いくつもの実験的な作品を残してきた偉大な作曲家、ジェルジュ・リゲティ。
現代音楽を代表する作曲家で、非常に高い難易度の作品を多く残してきました。
その中でも特に難易度が高いと言われている作品が、こちらの『悪魔の階段』。
彼の名作である『ピアノのための練習曲集』の第2章に登場する13番目の曲です。
その難易度はタイトルの通り、まさしく悪魔的。
繊細なタッチを求められるにもかかわらず、とてつもない跳躍が連発する作品です。
おわりに
今回は上級者やプロでも難しいといわれているピアノ曲を、有名な作品からマイナーな作品まで幅広くご紹介しました。
技巧的に難しい作品も芸術的に難しい作品もどちらにも魅力があるので、挑戦してみる価値は大いにあります。
技術的な難しさと表現として難しさは一概にはいえませんが、指を多く使ったり、交差したり、リズムが複雑だったり高いレベルを求められます。
高難度の実験的な作品は近現代を中心に、芸術的な深さによる難しさはバロック時代からロマン派までの作品に多くあるので、ぜひチェックしてみてくださいね!