意外と知らない都道府県民歌。あなたの地元の歌詞と歴史を探る
学校の音楽の授業や地域の行事で一度は耳にしたことがあるかもしれない都道府県民歌。
実はすべての都道府県に存在するわけではないことや、逆に複数の曲を都道府県民歌として制定していることもあるってご存じでしたか?
この記事では、全国の都道府県民歌を一挙に紹介。
ふるさとの風景や歴史、県民の誇りが込められた都道府県民歌は、知れば知るほど奥深い世界が広がっています。
自分の出身地や気になる地域の歌をぜひチェックしてみてください!
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東北・北海道(1〜10)
福島県県民の歌福島県

県花や県木、そして県鳥が歌詞にちりばめられ、郷土の自然が美しく表現された『福島県県民の歌』。
1967年2月に制定された本作は、一般公募によって選ばれた歌詞と曲で構成されています。
県民の連帯感を高めるために作られたメロディは、明朗でありながらもどこか懐かしさを感じさせる、郷土愛にあふれた作品ですね。
東日本大震災の後には復興を願うシンボルとして、テレビや式典などでも使用されています。
半世紀以上たつ今も、福島の復興と未来への希望を支える歌として大切に歌い継がれている1曲です。
秋田県民歌秋田県

秋田の山河や歴史を格調高く歌い上げるこの県民歌は、1930年10月に制定された非常に歴史のある作品です。
2曲ある秋田県民歌のうちの古い方の1曲です。
作曲を『浜辺の歌』などで知られる北秋田市出身の成田為三さんが手がけ、作詞は大仙市出身の倉田政嗣さん、補作を高野辰之さんが担当しました。
荘厳で美しい旋律は芸術的な響きを持っています。
戦後一時歌われる機会が減りましたが、1968年の明治100年記念事業として制作された合唱と吹奏楽のための楽曲『大いなる秋田』の第三楽章に組み込まれたことで再評価され、今も広く親しまれています。
日本三大県民歌の一つとも称される名曲なんですよ。
青い森のメッセージ青森県

21世紀の幕開けとなる2001年1月に制定された、青森県の新しいシンボルともいえる楽曲。
青森県には県民歌が2つ制定されていますが、その中でも主に使用されているのがこちらです。
「青い森」という言葉を、自然の風景だけでなく、人と人との支え合いの象徴として描いている点が印象的ですよね。
服部克久さんがプロデュースした本作は、壮大なスケール感と温かさを兼ね備えたサウンドが特徴。
青森の豊かな四季を感じながら、じっくりと耳を傾けてみてはいかがでしょうか。
東北・北海道(11〜20)
青森県賛歌青森県

青森の豊かな自然や産業、そして未来への希望を壮大に歌い上げる本作。
1971年9月に県政100周年を記念して制定された、歴史ある県民歌です。
作詞は地元の俳人である永沢与助さんが手がけ、補作を詩人のサトウ・ハチローさん、作曲を田中利光さんが担当しました。
歌詞には県を象徴する山や海、工業都市としての発展を願う言葉が並び、当時の高度経済成長期の熱気が伝わってくるようです。
現在は2001年に制定された別の歌が主流ですが、本作も例規上は廃止されておらず、県の歩みを物語る貴重な存在といえるでしょう。
県民の歌秋田県
戦後の復興から高度成長へと向かう1959年12月。
秋田県が新しい時代のシンボルとして公募し2曲目の県民歌として制定したのが本作です。
八郎潟干拓事業や国体開催を控えた「躍進の秋田」を象徴するように、明るく軽快曲調で構成されています。
1961年にはキングレコードからSP盤が製造され、のちにシングル盤としても再発されました。
また、1968年の明治100年記念事業として制作された合唱と吹奏楽のための楽曲『大いなる秋田』の第4楽章にも取り入れられており、単なる式典歌を超えて深く愛されています。
関東(1〜10)
茨城県民の歌茨城県

1963年3月に制定された本作は、筑波山の美しい山並みや豊かな水辺の風景が描かれた歌詞が魅力敵。
作曲家の平井康三郎さんが編曲を手掛けたメロディは、明るく晴れやかな響きが特徴です。
2025年には地元の高校生協力のもと約60年ぶりに再収録が行われるなど、世代を超えて歌い継がれる茨城の象徴ともいえる作品です。
埼玉県歌埼玉県

1967年の埼玉国体開催を控え、県民の心をひとつにするために作られた行進曲風の楽曲です。
歌詞には秩父の山並みや利根川の流れといった自然美が織り込まれています。
1965年9月に制定され、レコードも発売された本作は、戦前の初代に代わる二代目として誕生した歴史を持ちます。
県庁の電話保留音としても使われているため、意外な場所で耳にしている方も多いかもしれませんね。



