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意外と知らない都道府県民歌。あなたの地元の歌詞と歴史を探る

学校の音楽の授業や地域の行事で一度は耳にしたことがあるかもしれない都道府県民歌。

実はすべての都道府県に存在するわけではないことや、逆に複数の曲を都道府県民歌として制定していることもあるってご存じでしたか?

この記事では、全国の都道府県民歌を一挙に紹介。

ふるさとの風景や歴史、県民の誇りが込められた都道府県民歌は、知れば知るほど奥深い世界が広がっています。

自分の出身地や気になる地域の歌をぜひチェックしてみてください!

関東(1〜10)

信濃の国長野県

長野県民の圧倒的な支持を集める、郷土愛にあふれた県歌です。

1900年に唱歌として作られ、県歌として正式に制定されたのは1968年のこと。

長野の豊かな山河や歴史上の偉人を網羅した歌詞が特徴的で、日本三大県民歌の一つにも選ばれています。

地理や歴史の教科書のような内容ですが、メロディは覚えやすく、歌っていて心が熱くなりますね。

1998年の長野冬季オリンピックでも歌われるなど、長野県出身でなくともその熱量に圧倒されることまちがいなしの1曲です。

中部(1〜10)

静岡県歌静岡県

静岡県の豊かな自然や文化を象徴する県民歌として、1968年の制定以来、多くの県民に親しまれている楽曲です。

富士山の雄大な姿や四季折々の情景を描いた歌詞は、なんと1124件もの一般公募から選ばれました。

作曲を手がけた中田喜直さんによる、ゆったりとしつつも力強いメロディが心に響きますね。

ボニージャックスと伊藤京子さんの歌声により、1968年10月に発売されたシングル盤が発売されています。

県公式サイトで今も聴くことができるなど、半世紀以上ものあいだ時代を超えて静岡の魅力を伝え続ける名曲ですよね!

三重県民歌三重県

1964年4月、新庁舎の完成と県章の制定にあわせて公開された県民歌です。

作詞は一般公募で選ばれた辻橋清子さん、作曲は映画音楽などで知られる飯田信夫さんが手がけました。

伊勢の海や鈴鹿の山、五十鈴川に熊野や伊勢といった風景が歌詞に織り込まれていて、ふるさとの魅力が凝縮されています。

明るく堂々としたメロディは、高度経済成長期の活気を感じさせますね。

長く県民に親しまれている、まさに地域の宝物といえる1曲です。

富山県民の歌富山県

富山県の象徴である立山連峰や有磯の海を舞台に、県内で広く親しまれているのがこちらの県民歌です。

1958年4月に制定された本作は、同年に開催された富山国体をキッカケに作られました。

歌詞には雄大な山々や海、豊かな大地の風景が描かれており、戦後の復興から未来へ進む人びとの希望が込められています。

明快で力強く、聴く人の心を高揚させてくれるメロディが印象的。

富山の歴史と自然を感じられる、郷土愛にあふれた作品です。

岐阜県民の歌岐阜県

岐阜県民の歌 字幕&ふりがな付き
岐阜県民の歌岐阜県

1955年に県民歌として制定された本作は、岐阜県の豊かな自然や文化を歌った作品なんですよね。

歌詞は公募から選ばれ、作曲は服部正さんが担当したんです。

山や川の美しい風景を描き、郷土への誇りが込められた歌詞の世界観にも注目してくださいね。

合唱曲のような明るくて爽やかなメロディラインも特徴的で、これこそが長年愛されている秘密だといえるでしょう。

さまざまな場面で県民の心を一つにする大切な歌として、今も親しまれているのがステキですよね。

われらが愛知愛知県

戦後の復興期にあたる1950年8月、愛知国体の開催に合わせて制定された愛知県のシンボルソングです。

古関裕而さんが作曲を手がけた本作は、豊かな自然や産業の力強さ、そして平和への願いが込められた壮大な1曲。

藤山一郎さんと安西愛子さんの歌声が響くSPレコードが同年中に日本コロムビアから発売されており、式典と行進曲の双方で使える構成が特徴的ですね。

県のウェブサイトで楽譜が公開されるなど、今もなお大切に歌い継がれている1曲です。

新潟県民歌新潟県

新潟県民歌 字幕&ふりがな付き 4k
新潟県民歌新潟県

戦後の復興期にあたる1948年に制定された作品です。

作詞は一般公募で選ばれ、作曲は明本京静さんが担当しました。

歌詞には県内の豊かな自然や産業だけでなく、当時の社会情勢を反映した平和や民主主義への願いが込められています。

行進曲のような力強さと歌謡曲のような親しみやすさを兼ね備えたメロディが特徴的です。

当時、国民的歌手の藤山一郎さんと前島節子さんの歌唱でSPレコードが制作されました。

学校や式典など県の公式行事で長きにわたり歌い継がれている、新潟県を代表する一曲です。

石川県民の歌石川県

皇太子殿下御成婚記念事業の一環として公募され、1959年11月に制定されました。

白山や加賀平野、能登半島といった豊かな自然が歌詞に織り込まれ、郷土への誇りと未来への躍進を感じさせる行進曲調のメロディが印象的ですね。

実は戦後間もない1948年にも、同名の先代県民歌が存在していたという歴史も興味深いポイント。

1991年の石川国体では、アルフレッド・リードさんが作曲した行進曲『ゴールデン・イーグル』の中に本作の旋律が引用されています。

新福井県民歌福井県

新福井県民歌 五木ひろし氏歌唱バージョン
新福井県民歌福井県

2014年12月に開催されたイベント「福井しあわせ元気スポーツフェスタ2014」で初めて披露されたこの曲。

作詞は詩人の三好達治さん、作曲は世界的指揮者の小松長生さんが手掛けています。

1954年に制定された旧来の歌詞を受け継ぎつつ、2018年の福井国体を見据えて、現代風の親しみやすい旋律へと生まれ変わった本作。

越前若狭の美しい自然や産業、そして未来への希望を歌う歌詞はそのままに、誰もが口ずさめる爽やかなメロディー特徴です。

県が公式にオーケストラ伴奏や吹奏楽版の楽譜を配布するなど、地域に根差した公共音楽として親しまれています。

式典からスポーツの現場まで、県民の心を一つにするために幅広く歌い継がれる1曲ですね。

近畿(1〜10)

京都府の歌京都府

京都といえば歴史ある神社仏閣や美しい街並みが思い浮かびますが、そんな古都の誇りと未来への希望を込めた府民の歌があることをご存じでしょうか?

1984年に制定された本作は、一般公募で選ばれた歌詞をもとに作られました。

長い歴史を受け継ぎながら新しい時代へと進んでいく姿が、風や炎といった言葉とともに力強く描かれています。

團伊玖磨さんが手掛けたメロディは、荘厳でありながらも親しみやすく、聴く人の心を大らかにしてくれますね!

当時レコード化されたほか、行進曲としてアレンジされたバージョンが2008年発売のアルバム『團伊玖磨 吹奏楽作品集 Vol.2』に収録されています。

式典だけでなく、吹奏楽の響きとしても楽しめるのがステキですよね!