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まずはここから!海外のサイコビリーの名曲・代表曲まとめ

ロカビリーとパンクが衝突して生まれた「サイコビリー」という音楽ジャンルをご存知ですか?

1970年代末から80年代にかけて欧米で開花したこの音楽は、ダブルベースの轟音とホラー要素を取り入れた独特の世界観で多くの音楽ファンを魅了してきました。

荒々しさの中にも洗練された音楽性と、時にユーモアを感じさせる歌詞が特徴的なサイコビリー。

この記事では、ジャンルの成り立ちから魅力まで、音楽好きなあなたも思わず引き込まれる名曲の数々をご紹介していきます。

まずはここから!海外のサイコビリーの名曲・代表曲まとめ(11〜20)

InvadersNEW!Gutter Demons

Gutter Demons – Invaders (Official video)
InvadersNEW!Gutter Demons

もし世界が怪物に支配されたら……そんなSFホラー映画さながらの混沌を描いているのが、Gutter Demonsの楽曲です!

社会が崩壊し、地獄から来た侵略者が街を蹂躙していく様を、猛烈なビートに乗せて叩きつけてきます。

あまりの激しさに、聴いているだけでアドレナリンが駆け巡るのを感じませんか?

本作は、バンドが約6年の活動休止を経て2015年9月にリリースした復帰作、アルバム『Unfinished Business』に収録されています。

理不尽なルールや日常の閉塞感にうんざりした夜、この破壊的なサウンドを聴けば、心に溜まった澱も一緒に吹き飛んでいくかもしれませんよ。

ANGELS TO SOMETHE SILVER SHINE

THE SILVER SHINE – ANGELS TO SOME music video
ANGELS TO SOMETHE SILVER SHINE

2004年にハンガリーのブダペストで結成されたThe Silver Shineは、女性のダブル・ベーシストを含む3ピースのサイコビリー・パンクロック・バンドです。

この曲は2009年のアルバム「No Mercy」に収録されています。

TitanicMeantraitors

シンガー兼ギタリストである中心メンバー、Stas Bogoradの独特の声とギターの音色が特徴的なMeantraitors。

1989年にロシアで結成されたサイコビリー・バンドです。

この「Titanic」は時代を超越した、魅惑的で力強い楽曲となっています。

Take A Razor To Your HeadThe Sharks

創設メンバーで、幼少の頃からロカビリーの熱狂的なファンだったAlan Wilsonがギターを弾いていた、The Dixie Rebelsというトリオが始まりです。

1980年にThe Sharksに改名後はイギリス全土でライブを行い、多くのテレビ出演をする人気バンドとなりました。

この曲は、ネオ・ロカビリーからサイコビリーに移行する過渡期の完璧な曲と言われています。

Let Me Teach You How To EatThe Reverend Horton Heat

The Reverend Horton Heatはシンガー・ソングライター兼ギタリストのJim Heathが率いる、テキサス州ダラスのサイコビリー・トリオです。

Jim Heathは一部で「現代のロカビリーとサイコビリーのゴッドファーザー」とも呼ばれています。

このバンドの楽曲は、ビデオゲームやCMなどでよく使用されています。

I AM ROBOTTHE PHENOMENAUTS

THE PHENOMENAUTS- I AM ROBOT- OFFICIAL VIDEO
I AM ROBOTTHE PHENOMENAUTS

The Phenomenautsは2000年にカリフォルニア州オークランドで結成されました。

サイコビリーやパンク・ロック、ニュー・ウェーブなどの要素に、未来的なSFのテーマを組み合わせた楽曲で知られています。

新聞社East Bay Expressによってカリフォルニアのベスト・ライブ・バンドに選出、またSF Weeklyによってベスト・ライフスタイル・ミュージック・アーティストにも選ばれています。

まずはここから!海外のサイコビリーの名曲・代表曲まとめ(21〜30)

GarbagemanNEW!The Cramps

社会の片隅にあるガラクタこそが最高だと高らかに歌い上げる、痛快な反骨精神を描いた楽曲です!

うねるギターと不気味な効果音が混ざり合い、まるでB級ホラー映画の世界に迷い込んだかのよう。

この曲は、1980年3月に世に出た名盤『Songs the Lord Taught Us』に収録されています。

なんと2019年には俳優のWilliam Shatnerさんがカバーしたことでも話題になりました。

日常のルールや常識に息苦しさを感じたときに本作を聴けば、周りの評価なんて気にせず、自分の「好き」を貫きたくなるかもしれませんね!