鋭く無骨で心に刺さる!!日本のガレージロックバンド紹介
ガレージロックとは、もともとはガレージで練習していたアマチュアバンドのことを指す海外で生まれた言葉。
今となっては、イギリスの初期のロックンロールやパンクに影響を受け、初期衝動の表れた楽曲が特徴的ですね!
強く歪んだ痛快なギターサウンドが印象的で、ガナリ声のようなボーカルスタイルのバンドも多いんですよね。
また近年、グランジやアングラ感のあるロックの再燃とともに、こうしたガレージロックも再注目されており、若手バンドの中でもガレージロックの影響を受けたバンドも見かけます。
この記事では、国内のガレージロックバンドをド定番から若手まで、幅広く紹介していきますね!
ロックンロールの衝動がつまった熱いソングリストです。
鋭く無骨で心に刺さる!!日本のガレージロックバンド紹介(1〜10)
恋をしようよThe Roosters

1979年に結成されたベテランロックバンド。
初期のローリングストーンズのようなロックンロールを、スピード感あふれるパンクロック風にアレンジしているのが特徴的。
日本のガレージロックバンドのルーツといってもいいバンドです。
ペーパーロールスタードミコ

ギター・ボーカルとドラム・コーラスと珍しい編成の、埼玉県は川越発のツーピースロックバンドです。
2人で奏でているとは思えない攻撃的で厚みのあるサウンドが特徴の作品で、鋭利なギターの音に、タイトで力強く鳴らされるドラムの音、ファジーな歪みでもって鳴らされるサイケなギターソロ、特徴的なメロディーラインと歌声に絡みつくコーラスワーク、楽曲を構成する音という音が絶妙なバランスで組み合わさることで、ガレージの枠を超えた、独創的な音楽を奏でられる抜群の表現力も強みであり、音源以上にライブで聴くことで真価を見せるライブバンドです。
XXXXXKING BROTHERS

兵庫県西宮出身の狂犬、KING BROTHERS。
大型ロックフェスからアンダーグラウンドのライブハウスシーンまで、彼らのサウンドはたくさんのフロアを湧かせてきました。
西のキングブラザース、東のミッシェルガンエレファントと比べられることも多いですが、もはや彼らもまた生ける伝説。
どの会場でも許容音量ギリギリの爆音、ダイブ・モッシュ当たり前の危険すぎるパフォーマンスが最高です。
日本一のガレージサウンド、まだお聴きではない人はぜひ体感してみてください。
人類Droog

カラッと気持ちよく歪んだギターのサウンドが非常に印象的なバンド、Droog。
2007年から活動をスタートさせ、2018年に活動休止を発表しました。
ロックンロールの息吹を強く感じさせるフレーズや、パンク精神が込められた歌詞が魅力なんですよね!
ロックンロールやパンクを自分たちなりに解釈して新しい形に落とし込むようにしているそうで、そのスタイルがこれほどまでに親しみやすいのにロックでかっこいい楽曲を次々と生み出した所以でしょう。
なぜか今日はThe Birthday

THEE MICHELLE GUN ELEPHANT・ROSSOと活動を終え、2006年に始動したボーカルチバユウスケさん率いるロックバンド、The Birthday。
荒々しく初期衝動にあふれたパフォーマンスも成熟し、大人の色気とムードのあるガレージサウンドに磨きがかかっています。
しかしながらとがったサウンドに、ひずませた歌声は健在で、あの頃のファンにも新しいファンにも、すべてのリスナーに聴いていただきたい至高のガレージロックです。
BloomThe Muddies

日本人離れしたこの野太い歌声を一度聴けば、耳からなかなか離れません!
岩手県出身のThe Muddiesは1960年代のロックに影響されたサウンド、楽曲でロックファンの心をつかんできました。
結成した2016年から着々と活動の幅を広げ、2018年にはなんと日本屈指の大型フェス、SUMMER SONICへの出演を果たしています。
そして驚きなのは、フェスに出演した当時、彼らは現役の高校生だったそうですよ!
2019年に高校卒業をきっかけに、上京した彼ら。
活動拠点を東京に移し、これからも骨太なロックを聴かせてくれることでしょう!
廃人のロックンロール黒猫チェルシー

2018年に活動を休止した4人組ロックバンド、黒猫チェルシー。
迫力のありすぎるダミ声にゴリッゴリのガレージサウンド、まちがいのない最高のガレージサウンドを届けてくれます。
兵庫県三宮のライブハウスでの活動の後、デビューし上京。
三宮のライブハウスかいわいでは、彼らのことを知らない人はいないというほどリスペクトされ、シーンを活気づけています。
ボーカル渡辺大知さんはバンド活動と並行して俳優活動もしており、あのCMのあの人だ!となるかもしれません。
その爽やかな風体とのギャップにも注目です!