【琉球音楽】琉球の民謡・古典音楽
琉球の民謡といえば、やはり三線のシンプルな伴奏に、太鼓のリズム、そして琉球民謡ならではの歌い回しが印象的ですよね!
少し聴けば沖縄の伝統的な音楽だとわかる存在感は、独自に発展してきた文化と深い関わりがあります。
そんな沖縄のルーツが詰まっているとも言える琉球民謡を紹介していきますね!
オキナワンポップスとも言われる、古くから伝わる民謡の要素を取り入れた楽曲から、琉球古典音楽と呼ばれる琉球王朝で演奏されていた伝統的な曲まで、幅広く紹介していきますね!
何百年も伝わる琉球の心を歌う名曲たちです。
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【琉球音楽】琉球の民謡・古典音楽(21〜40)
「花」すべての人の心に花を夏川りみ

こちらの曲は沖縄県出身の音楽家で平和運動家、政治家でもある喜納昌吉の代表的な曲のひとつです。
オリジナル・バージョンは1980年に喜納昌吉&チャンプルーズの2枚目のアルバム『BLOOD LINE』に収録されていますが、夏川りみをはじめとして、沖縄出身の歌手だけでなく世界中の幅広いアーティストにカバーされています。
与勝海上めぐり室井恒慈郎

こちらの曲は1960年前後の第一次民謡全盛時代に活躍し、民謡クラブ経営でも手腕を発揮した我如古盛栄によってつくられた曲で、彼我如古より子の父親としても知られています。
沖縄本島の与勝半島における美しい景色を歌ったものです。
歌詞内容は観光案内ソングのようになっています。
曲を聴くだけで、訪れてみたくなる名曲です。
新家庭小平良りん子

1953年生まれの平良りん子が歌って沖縄でヒットした新民謡。
普通に歌が始まったかと思うと、突然色っぽい声のセリフになるところがおもしろい曲です。
セリフの部分はアドリブな場合もあります。
歌詞の一部が放送禁止になって、かえってよく歌われるようになったそうです。
新婚家庭の様子を歌った曲なので、結婚式で歌われることもあるそうです。
懐かしき故郷 唄三線 新垣睦美普久原朝喜

大阪にいた近代琉球民謡の祖といわれる普久原朝喜氏が1947年に作った作品で、沖縄戦で荒廃した故郷への思いをうたっています。
遠く離れた故郷に戻りたい、という曲ですが、戦後に作られた曲なのに昔からある曲のように心にしみるメロディーです。
琉球民謡の曲は、故郷を離れた沖縄出身者によって作られることもあります。
竹田の子守歌石川陽子

こちらの曲はもともと京都の伏見で歌われていた民謡ですが、今では全国区の民謡ともいえ、三線を使って沖縄でもよく歌われています。
沖縄の歌手、古謝美佐子は竹田の子守歌を沖縄弁にしたバージョンでも歌っているようです。
場所は違えど、歴史によって不幸を背負い込んでしまった人たちの思いが曲にのって私たちの心に届くようです。
おわりに
琉球の心を歌った民謡を紹介しました。
沖縄の方なら普段から聴き慣れている曲、沖縄県外の方にとっては少し新鮮で、沖縄らしさを感じられる曲ばかりだったのではないでしょうか?
とくに琉球古典音楽に関しては、何百年も前から伝わる沖縄のルーツが詰まった音楽です。
ご興味のある方は、今回紹介しきれなかった古典音楽もぜひ聴いてみてくださいね。