卒業式で歌う曲は決めましたか?
定番の曲や、在学中によく歌った思い出の曲など、歌いたい曲がたくさんあって選びきれませんよね。
そこでこの記事では、定番の合唱曲のほかにも、卒業ソングとして人気のあるJ-POPを中心に小学校の卒業式でオススメの曲を紹介していきますね!
今まで慣れ親しんだ小学校からの旅立ちと、新たな一歩を踏み出す卒業式にピッタリな曲ばかりを編集部で厳選しました。
思い出を振り返ったり、これから先役に立つメッセージが込められた名曲たちです。
【卒業ソング】全国の小学校で実際に歌われている卒業式の歌(1〜10)
いのちの歌竹内まりや

竹内まりやさんがペンネームMiyabiとして手掛けた『いのちの歌』は、多くの卒業式で合唱されている名曲です。
NHK連続テレビ小説『だんだん』で聴かれ、視聴者たちを感動の渦に包みました。
ピアノのやさしい伴奏と、命の尊さを讃える歌詞は、卒業という新たなスタートを切る子供たちへの背中を押す力強いメッセージとなります。
竹内まりやさん自らもセルフカバーで歌い上げ、より幅広い世代に愛される1曲となりました。
新しい旅立ちのセレモニーには、これ以上ない選曲だと言えるでしょう。
ありがとういきものがかり

日常の些細な「ありがとう」から、人生を変えるような重要な「ありがとう」まで、感謝の気持がたっぷりと込められた歌詞が印象的です。
2010年にリリースされたこの曲は、NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の主題歌として書き下ろされました。
ドラマの反響も相まって、オリコンチャートで2位を記録する大ヒット。
卒業式や感謝の気持ちを伝えたい時など、大切な人への思いを込めたい場面にピッタリな1曲です。
心に残る歌詞と温かなメロディが、あなたの気持ちを優しく包み込んでくれるでしょう。
ありがとう・さようなら作詞:井出隆夫/作曲:福田和禾子

卒業式の季節に欠かせない名曲として長年愛され続けている楽曲です。
友達、教室、先生への感謝の気持ちを温かく表現し、学生生活の思い出と新たな一歩への期待を巧みに織り交ぜています。
1985年2月にNHK『みんなのうた』で初放送されて以来、多くの人々の心に寄り添い続けてきました。
井出隆夫さんと福田和禾子さんが紡ぎ出した歌詞と旋律は、卒業を迎える人々の複雑な心境を見事に表現しています。
本作は、学生生活の終わりを迎えるすべての人に寄り添う、心温まる応援ソングとしてオススメです。
越えてゆけ作詞・作曲:弓削田健介

小学校の卒業式で心に響く1曲として挙げられるのが『越えてゆけ』です。
弓削田健介さんが作詞・作曲を手がけたこの曲は、多くの卒業生が歌う名曲。
別れの寂しさや不安、そして希望といった混じり合った感情を歌詞に込め、子供たちに勇気を与えてくれます。
卒業という大きな節目において、新たな世界に踏み出す子供たちの背中をゆったりとしたメロディがそっと押し、未来への一歩を力強く支えてくれます。
さあ、卒業のときにはこの曲で心新たにスタートを切りましょう。
絆山崎朋子

学校生活の中で生まれた友達のとの絆について歌った、卒業式にぴったりな合唱曲。
曲を作ったのは、『変わらないもの』や『大切なもの』など、数々の合唱曲を手掛ける作詞・作曲家の山崎朋子さんです。
幼稚園や保育園からでも友達はできますが、まだまだ一緒にいる時間も短く固い絆を結ぶまでにはいたらないことがほとんど。
ですが6年間という長い期間、同じ教室で同じ授業を受けて、同じ行事をこなして、同じごはんを食べてという生活を繰り返す友達とは、徐々に固い絆で結ばれていきます。
その絆に感謝するとともに、これからも大切にして行きたいという思いが込められた1曲です。
友 ~旅立ちの時~ゆず

『第80回NHK全国学校音楽コンクール』中学校の部の課題曲に選ばれた、ゆずの卒業ソング。
中学校の課題曲ではありますが、小学生でもわかりやすい歌詞や、歌いやすいメロディーで制作されています。
6年間一緒に過ごした友達への感謝の気持ちが目一杯つまったこの曲。
途中には力強く声を発する部分もあり、そこには6年間のさまざまな思い出と、友達への思いを思う存分詰め込んで歌うのがオススメ!
曲が進むほどに、涙を誘う1曲です。
群青作曲:小田美樹

福島県の南相馬市立小中学校の生徒たちと、教諭である小田美樹さんらの協力で作られた合唱曲です。
全国に散らばってしまった友人たちへの思い、ふるさとで再会できることを願う気持ちが表現されています。
友人たちと重ねてきたさまざまな思い出を振り返る姿、遠くへと願いを届けようとする様子が印象的です。
なにげなく過ごしてきた、当たり前の日常こそが幸せだったと気づく様子は、卒業式にもピッタリの感動的な内容ですね。
友人たちだけではない、ふるさとでつないできた絆の強さが伝わってくるような楽曲です。