いまや世代を問わずに親しまれるようになった昭和の歌の数々。
レトロなサウンドを耳にすると、若かりし頃の思い出がよみがえってくる……そんな方も多いのではないでしょうか。
今回は、なかでも70代の方にオススメのすてきな名曲をご紹介します。
多くの人が親しんだヒットソングや、グッとくる歌詞に共感せずにはいられない楽曲、どれも心に響く作品ばかりで、気がつけば口ずさんでいるかもしれませんね。
懐かしい音楽と一緒に、ゆったりとしたひとときを過ごしてはいかがでしょうか。
【70代の方におすすめ】グッとくるいい歌。懐かしき日本の名曲(1〜10)
あの素晴らしい愛をもう一度加藤和彦、北山修

失われた愛を求める切なさと郷愁に満ちた珠玉のフォークソング。
アコースティックギターの心地よい響きと、洗練された編曲が織りなす温かな音の世界は、誰もが経験する人生の別れや再会への望みを美しく表現しています。
1971年5月のリリース以降、学校行事や卒業シーズンの定番ソングとして親しまれ、ドラマやバラエティ番組の挿入歌としても数多く使用されてきた本作。
大切な人との思い出に浸りたいとき、心に染み入るような歌声と詩の世界に触れてみてはいかがでしょうか。
あずさ2号狩人

故郷へ向かう列車のイメージを大切に紡ぎ出した楽曲は、心にずっと残る温かみのある狩人の歌声とともに、共感できる深い情感をたたえています。
1977年3月にリリースされた本作は、オリコン週間チャートで4位を記録し、第19回日本レコード大賞新人賞の受賞につながりました。
朝倉さやさんや水森かおりさんなど、多くのアーティストがカバーを手がけています。
穏やかな時間の流れる列車の車窓から、懐かしい風景を眺めながら、大切な思い出に浸る……そんなシーンにピッタリの心温まる1曲です。
忘れな草をあなたに菅原洋一

ロマンチックな叙情歌として愛され続けている名作です。
別れゆく人への切ない思い、いつかまた会いたいという願いを、大切な花言葉を持つ青い花にのせて歌い上げています。
1971年11月に発売され同年の紅白歌合戦でも歌唱された本作は、13年後の1984年の紅白歌合戦でも再び披露されました。
懐かしい思い出とともに、大切な人のことを思い出しながら口ずさんでいただきたい1曲です。
愛する誰かを思いながら、静かな夜のひとときを過ごしてみませんか?
僕の胸でおやすみかぐや姫

優しく包み込むような歌声と、心に染み入る歌詞が魅力の1曲です。
愛する人の悲しみに寄り添い、安らぎを与えたいという思いが込められています。
1973年7月にリリースされ、かぐや姫の代表曲として多くの方々に愛され続けている本作。
後にうすき製薬の「後藤散かぜ薬」のCMソングにも起用されました。
懐かしい思い出とともに、大切な人への思いを振り返りたいときや、心に寄り添いが必要なときに、聴いてみてはいかがでしょうか。
幸せなら手をたたこう坂本九

人とつながる喜びを、シンプルで親しみやすいメロディと一緒に分かち合える1曲です。
坂本九さんが1964年に発表し、『上を向いて歩こう』とならぶ代表曲となった本作は、アメリカ民謡を原曲に、木村利人氏が平和と友情への願いを込めて日本語詞を手掛けた作品。
映像作品やCMでも数多く使用され、教育現場でも長く親しまれていますね。
口ずさみながら、思い出話に花を咲かせてみてはいかがでしょうか。