【70代の方におすすめ】グッとくるいい歌。懐かしき日本の名曲
いまや世代を問わずに親しまれるようになった昭和の歌の数々。
レトロなサウンドを耳にすると、若かりし頃の思い出がよみがえってくる……そんな方も多いのではないでしょうか。
今回は、なかでも70代の方にオススメのすてきな名曲をご紹介します。
多くの人が親しんだヒットソングや、グッとくる歌詞に共感せずにはいられない楽曲、どれも心に響く作品ばかりで、気がつけば口ずさんでいるかもしれませんね。
懐かしい音楽と一緒に、ゆったりとしたひとときを過ごしてはいかがでしょうか。
【70代の方におすすめ】グッとくるいい歌。懐かしき日本の名曲(71〜80)
大空と大地の中で松山千春

松山千春さんの『大空と大地の中で』は、北海道の大自然を背景に、力強く生きる姿を描いた名曲です。
広大な空と大地の中で、自分の腕で幸せを掴もうとする決意が胸に響きます。
凍えた手を暖めながら、野生の花のように生きる姿勢に勇気をもらえますね。
1977年発表のアルバム『君のために作った歌』に収録され、多くのアーティストにカバーされる人気曲に。
ドラマ『みにくいアヒルの子』のサントラにも使われました。
人生の新たな一歩を踏み出したい時や、懐かしい思い出に浸りたい時におすすめです。
広い世界を感じられる曲なので、窓の外を眺めながらゆっくり聴いてみてはいかがでしょうか。
見上げてごらん夜の星を坂本九

昭和を色濃く彩った坂本九さんの代表作『見上げてごらん夜の星を』は、今聴いても人々の心を温かくします。
1963年のリリースから幾世代にもわたり愛され続けたこの曲は、戦後の日本を元気づけた1曲と言えるでしょう。
歌の中には、昼は働き、夜には学びへ向かう若者の姿が描かれており、がんばるすべての人に勇気を与えてくれます。
青春時代を思い出させる懐かしさとともに、今を生きる力強さを感じていただけることでしょう。
月夜に輝く星々のようにずっと変わらず輝き続ける歌、それがこの名曲ですね。
四季の歌作詞作曲:荒木とよひさ

日本の四季を美しく表現した名曲で、荒木とよひささんが入院生活中に看護師の方々への感謝の気持ちを込めて作り上げました。
心清き人、心強き人、心深き人、心広き人と、春夏秋冬それぞれの季節を愛する人の心情を、友人や両親、恋人に重ね合わせて優しく描いています。
1972年に初めてレコード化され、1976年6月にニッポン放送での紹介をきっかけに芹洋子さんのバージョンが大ヒット。
温かみのある歌声とメロディは、みなさんの心に響くことでしょう。
高齢者の方と一緒に歌うと、四季の移ろいや、大切な人々との思い出を分かち合えるすてきな時間となりますよ。
春の陽気の中で、穏やかな気持ちで楽しんでいただけます。
東京だよおっかさん島倉千代子

戦後の日本に深い感動を与えた楽曲で、親子の絆をテーマに東京で母と娘が一緒に過ごす思い出が描かれています。
島倉千代子さんの透明感のある歌声と船村徹さんによる情緒豊かなメロディが見事に調和し、聴いていると穏やかな気持ちになれる1曲です。
1957年4月にリリースされ、150万枚以上を売り上げた大ヒット作となりました。
同年には映画化もされ、島倉千代子さん本人が主演を務めています。
高齢者の方と一緒に歌うと、当時の思い出話に花が咲きそうですね。
懐かしい東京の名所が次々と登場するので、皆さんの記憶を優しく呼び覚まし、心温まるひとときを過ごせそうです。
学生時代ペギー葉山

青春の思い出が詰まった楽曲が、ペギー葉山さんの歌声でよみがえります。
1964年にリリースされた本作は、ミッションスクールでの学生生活を情緒豊かに描いています。
チャペルでの祈り、友人との思い出、図書館での勉強、そしてはかない恋心など、懐かしい情景が目に浮かびますね。
1965年のNHK紅白歌合戦で披露され、その後ミリオンセラーを記録。
卒業式や同窓会の定番ソングとして親しまれているこちらの楽曲は、高齢者の方々にとって、自身の学生時代を振り返るきっかけになるかもしれません。
大切な思い出とともに、口ずさんでみてはいかがでしょうか。