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【70代の方におすすめ】グッとくるいい歌。懐かしき日本の名曲

いまや世代を問わずに親しまれるようになった昭和の歌の数々。

レトロなサウンドを耳にすると、若かりし頃の思い出がよみがえってくる……そんな方も多いのではないでしょうか。

今回は、なかでも70代の方にオススメのすてきな名曲をご紹介します。

多くの人が親しんだヒットソングや、グッとくる歌詞に共感せずにはいられない楽曲、どれも心に響く作品ばかりで、気がつけば口ずさんでいるかもしれませんね。

懐かしい音楽と一緒に、ゆったりとしたひとときを過ごしてはいかがでしょうか。

【70代の方におすすめ】グッとくるいい歌。懐かしき日本の名曲(41〜50)

時の流れに身をまかせテレサ・テン

台湾の宝、テレサ・テンさんが歌う『時の流れに身をまかせ』は、1986年の大ヒット作です。

三木たかしさんの作曲と荒木とよひささんの歌詞が、テレサ・テンさんの心に染みる歌声と結びつき、多くの人々の記憶に強く残っています。

愛する人への深い思いが歌詞から直接語りかけてくるかのよう。

曲を聴けば昔を思い出しつつ、どんな時代にもマッチする普遍的なメッセージが感じられます。

なにより、世界中の多くのアーティストに愛され続けた名曲。

今日もまた、音楽を通して生きる喜びを感じることができるはずです。

神田川南こうせつ & かぐや姫

神田川 / 南こうせつ と かぐや姫 (歌詞入り)
神田川南こうせつ & かぐや姫

青春の同棲生活を情緒豊かに描いた珠玉のフォークソング。

赤い手ぬぐいをマフラー代わりにして銭湯に通うシーンや、クレパスで恋人の似顔絵を描くシーンなど、貧しくも温かな若者たちの暮らしが優しくつづられています。

1973年7月にリリースされたアルバム『かぐや姫さあど』からのシングルカットとして同年9月に公開された作品です。

その後、1973年度オリコン週間シングルチャートで7週連続1位を記録し、160万枚の大ヒットとなりました。

当時を懐かしむ思い出の1曲として、また神田川や浅草界隈の風情を感じられる楽曲として、心に染み入る歌声をゆっくりとお楽しみください。

港が見える丘平野愛子

美しい港町の情景を優しく歌い上げた戦後を代表する名曲。

哀愁漂うメロディと情感豊かな歌詞で、平野愛子さんは見事に恋心や別れの切なさを表現しています。

港を望む丘で散りゆく桜を眺めながら、去りゆく恋人を思う心情が繊細に描かれており、誰もが共感できる普遍的な魅力を持っています。

1947年4月のリリース以降、ビクターの戦後最初のヒット曲となり、累計45万枚の売上を記録。

ちあきなおみさんや青江三奈さん、美空ひばりさんなど、数多くのアーティストがカバーしています。

春の訪れを感じる季節に聴きたい一曲で、懐かしい思い出とともに心温まるひとときを過ごすことができます。

高齢者の方同士で、昔を懐かしみながら穏やかな時間を共有できるすてきな楽曲です。

オリビアを聴きながら杏里

杏里 ANRI / オリビアを聴きながら [Official Video]
オリビアを聴きながら杏里

切ない恋の余韻を優しく包み込むメロディーと、洗練された演奏が心に染みわたります。

失恋を経験した女性の繊細な心情を、オリビア・ニュートン=ジョンの曲を聴きながら癒やしていく姿を丁寧に描いた歌詞は、多くの人の共感を呼んでいます。

杏里さんの透明感のある歌声が、都会的で大人びた印象を与える本作は、1978年11月に発売され、アルバム『杏里』にも収録されました。

2008年には日本テレビ系ドラマ『斉藤さん』の挿入歌としても起用され、世代を超えて愛される名曲となっています。

失恋の痛手から立ち直ろうとする人、大切な人との別れを経験した人の心に寄り添う、温かみのあるバラードです。

翼をください赤い鳥

赤い鳥 『翼をください』 1971年
翼をください赤い鳥

若者の自由を求める純粋な願いと、自分らしく生きたいという思いを歌った胸に迫る名曲。

赤い鳥による美しいハーモニーが印象的で、山上路夫さんが手掛けた歌詞と村井邦彦さんが紡ぎ出したメロディの調和が見事です。

1971年2月に「竹田の子守唄」のB面曲として公開され、同年7月発売のアルバム『竹田の子守唄』にも収録。

1997年からはサッカー日本代表の応援歌として使用され、映画『耳をすませば』の主題歌にも採用されました。

本作は幼い頃からの夢や希望を胸に秘めながら、そこに向かって歩みを進めていく大切さを教えてくれる歌。

心に溜まった思いを解き放ちたい時や、新たな一歩を踏み出したい時にオススメの1曲です。

鯉のぼり文部省唱歌

鯉のぼり|歌詞付き|いらかの波と 雲の波
鯉のぼり文部省唱歌

文部省唱歌として親しまれてきた本作は、端午の節句に掲げられる鯉のぼりの雄大さと、子供の幸せな成長を願う気持ちを優美に表現しています。

1913年に刊行された「尋常小学唱歌 第五学年用」に掲載されたこの楽曲は、ヘ長調で力強いメロディーと伝統的な季節感が見事に調和しています。

吉岡聖恵さんが手がけたアレンジなど、現代の音楽家たちによって大切に歌い継がれていますね。

朗らかな雰囲気と季節を感じられる温かな曲調は、春のひとときを心地よく過ごしたい高齢者の方々にぴったりです。

お孫様と一緒に口ずさんだり、昔を懐かしく思い出したりするきっかけにもなりそうですよ。

愛の奇跡ヒデとロザンナ

心に染み入るような優しい歌声で、多くの人々の心を癒やしてきたヒデとロザンナ。

デビューシングルとして1968年にリリースされた本作は、当初は目立った反応がなかったものの、数ヶ月後に人気が急上昇。

最終的には80万枚を超える大ヒットとなりました。

別れた後も相手への深い愛情を歌った歌詞は、多くの方の共感を呼び、世代を超えて愛され続けています。

黄昏時に1人で歩く恋人の横顔への懐かしさや、いつの日か再び愛されることへの希望など、切なくも美しい情景がつづられているんです。

懐かしい思い出に浸りたい時や、大切な人への思いを新たにしたい時にオススメの1曲です。