滋賀を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ
日本一大きな湖、琵琶湖をたたえる滋賀県。
縦に長い形をしており、北と南では気候が大きく違いますし、琵琶湖を挟んでの東西も、それぞれ別の土地柄、文化があります。
この記事では、そんな表情豊かな滋賀県をテーマにした歌の数々をご紹介。
県民の方、また近くにお住まいの人であれば、もしかしたら郷愁があおられるかもしれません。
これを機会に、滋賀県の魅力をあらためて発見してください。
琵琶湖についで多い、比叡山にまつわる作品にも注目ですよ。
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滋賀を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ(1〜10)
ここはふるさと滋賀の里谷口ひとみ

滋賀で生まれ育った演歌歌手の谷口ひとみさんが、滋賀への郷土愛と、滋賀の素晴らしさをみんなにもっと知ってほしいという思いから作った両A面シングルCDに収録されています。
作詞作曲は益田兼大朗さんという方です。
出身地を大切にして、出身地を歌い続けるというのはとてもステキなことですね。
この曲を聴いて滋賀を旅してみたいと思った方もいらっしゃるかもしれません。
また、滋賀出身の方なら、この歌詞はこの場所かもしれないと思いをめぐらせることでしょう。
びわ湖大橋音頭金田たつえ

滋賀県と言えばやはり琵琶湖。
その琵琶湖にかかる琵琶湖大橋をテーマにしたこの曲『びわ湖大橋小唄』です。
この曲は金田たつえさんが歌い、昭和50年にレコードがリリースされています。
琵琶湖大橋は琵琶湖の東西を結ぶ、1964年、昭和39年にかけられた有料の橋で、歩行者、自転車は無料で通行できます。
そんな琵琶湖大橋から見た景色、また琵琶湖大橋が見える景色を歌っているのです。
湖自体を題材にしている曲は多いですが、橋は意外と少ないかも。
音はつなぐ、街の絆を戦車P

滋賀県は湖東にある豊郷町。
『けいおん!』の聖地、豊郷小学校旧校舎群や、近江商人などで知られている、歴史のある街です。
曲を作った戦車PさんはボカロPということで、この曲は初音ミクが歌っています。
イントロとアウトロで使われた和の旋律は、江州音頭の旋律をモチーフにしたもの。
昔ながらの曲と現代的な音楽が融合した、とても良い作品なのではないでしょうか。
すべての世代に愛される豊郷町に、行ってみたくなるかもしれません。
滋賀を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ(11〜20)
近江の子守歌高石ともや & ザ・ナターシャー・セブン

22年間続いたNHKの音楽番組『あなたのメロディー』から誕生した曲です。
視聴者がオリジナル曲を応募、そこから厳選された5曲をプロの歌手が歌う番組でした。
上京した作者が故郷を思い浮かべて出来上がった『近江の子守歌』は、古き良き日本を感じられます。
琵琶湖の女三浦弘とハニーシックス

琵琶湖の女性に恋した男性の後悔と悲しみがつづられた、三浦弘とハニーシックスが2006年にリリースした『琵琶湖の女』。
あんなにも愛し愛されたのに、結局その人を選べず会えなくなってしまった琵琶湖の女。
もう一度会いたいのに手が届かないもどかしさ、最後まで愛し抜けなかった後悔……。
いろんな感情に押しつぶされそうになりながら、琵琶湖で1人愛した人を思う切ない情景が歌われています。
描かれているのは決して褒められた恋ではないはずなのに、どこかその悲しみに胸が痛んでしまう1曲です。
地球のためにびわ湖からU★TIME BAND

滋賀県は琵琶湖という大きな湖を抱えている県だけあって、洗剤の使用、ごみの分別など昔から環境に対する意識が高いです。
そんな滋賀ならではの曲がこちらです。
この曲を演奏しているアコースティックロックバンド、U☆TIME BANDのリーダー、川本勇さんはふるさと滋賀にこだわった楽曲、滋賀を盛り上げる活動から、ミスターびわ湖として知られています。
琵琶湖を愛し、環境問題に取り組む姿が本当に素晴らしいですよね。
長浜の歌YUKA

ご当地ソング制作企画「ジモうた」プロジェクトの中で作られた、滋賀県長浜市のイメージソングがこちらです。
イントロだけを聴くと、ジャズのスタンダードソングでも始まるのかなといったおもむきですが、歌詞はもちろんすべて日本語で、長浜の風景と、そこで生まれた恋について歌われています。
演奏しているのは岐阜のジャズミュージシャン、小島勇司さん。
MVの映像がまた楽しく、長浜に観光に着たかのような満足感が得られますよ。





