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滋賀を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ

日本一大きな湖、琵琶湖をたたえる滋賀県。

縦に長い形をしており、北と南では気候が大きく違いますし、琵琶湖を挟んでの東西も、それぞれ別の土地柄、文化があります。

この記事では、そんな表情豊かな滋賀県をテーマにした歌の数々をご紹介。

県民の方、また近くにお住まいの人であれば、もしかしたら郷愁があおられるかもしれません。

これを機会に、滋賀県の魅力をあらためて発見してください。

琵琶湖についで多い、比叡山にまつわる作品にも注目ですよ。

滋賀を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ(1〜20)

淡海節下谷二三子

滋賀県民謡-淡海節=元井美穂
淡海節下谷二三子

滋賀県を代表する民謡の一つです。

志賀廼家淡海が大正6年に熊本の大和座の劇中で『ヨイショコショ節』を披露し、それが『淡海節』と呼ばれるようになりました。

ちょっと艶っぽい小唄調の曲です。

現在は滋賀県大津市堅田周辺で親しまれています。

びわ湖大橋音頭金田たつえ

滋賀県と言えばやはり琵琶湖。

その琵琶湖にかかる琵琶湖大橋をテーマにしたこの曲『びわ湖大橋小唄』です。

この曲は金田たつえさんが歌い、昭和50年にレコードがリリースされています。

琵琶湖大橋は琵琶湖の東西を結ぶ、1964年、昭和39年にかけられた有料の橋で、歩行者、自転車は無料で通行できます。

そんな琵琶湖大橋から見た景色、また琵琶湖大橋が見える景色を歌っているのです。

湖自体を題材にしている曲は多いですが、橋は意外と少ないかも。

ここはふるさと滋賀の里谷口ひとみ

★谷口ひとみ「ここはふるさと滋賀の里」★New Power Records 全国発売
ここはふるさと滋賀の里谷口ひとみ

滋賀で生まれ育った演歌歌手の谷口ひとみさんが、滋賀への郷土愛と、滋賀の素晴らしさをみんなにもっと知ってほしいという思いから作った両A面シングルCDに収録されています。

作詞作曲は益田兼大朗さんという方です。

出身地を大切にして、出身地を歌い続けるというのはとてもステキなことですね。

この曲を聴いて滋賀を旅してみたいと思った方もいらっしゃるかもしれません。

また、滋賀出身の方なら、この歌詞はこの場所かもしれないと思いをめぐらせることでしょう。

長浜の歌YUKA

滋賀県長浜市の歌~Long Beach Love~【ご当地ソング】
長浜の歌YUKA

ご当地ソング制作企画「ジモうた」プロジェクトの中で作られた、滋賀県長浜市のイメージソングがこちらです。

イントロだけを聴くと、ジャズのスタンダードソングでも始まるのかなといったおもむきですが、歌詞はもちろんすべて日本語で、長浜の風景と、そこで生まれた恋について歌われています。

演奏しているのは岐阜のジャズミュージシャン、小島勇司さん。

MVの映像がまた楽しく、長浜に観光に着たかのような満足感が得られますよ。

琵琶湖とメガネと君モーモールルギャバン

モーモールルギャバンの『野口、久津川で爆死』というという変わったタイトルのアルバムに収録された1曲目の曲がこちらです。

野口さんは、初代ドラマーのことだそう。

君に振られたらしい僕が冒頭から刺激的かつ印象的な歌詞で歌いあげる強烈な琵琶湖ソングです。

アルバムタイトルの久津川も京都のかなりローカルな場所で、近畿への地元愛があふれていそうですね。

楽曲的には、ベーシストのT-マルガリータさんのうねるベースがかっこいい、中毒性のある曲です。

音はつなぐ、街の絆を戦車P

滋賀県は湖東にある豊郷町。

『けいおん!』の聖地、豊郷小学校旧校舎群や、近江商人などで知られている、歴史のある街です。

曲を作った戦車PさんはボカロPということで、この曲は初音ミクが歌っています。

イントロとアウトロで使われた和の旋律は、江州音頭の旋律をモチーフにしたもの。

昔ながらの曲と現代的な音楽が融合した、とても良い作品なのではないでしょうか。

すべての世代に愛される豊郷町に、行ってみたくなるかもしれません。