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滋賀を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ

日本一大きな湖、琵琶湖をたたえる滋賀県。

縦に長い形をしており、北と南では気候が大きく違いますし、琵琶湖を挟んでの東西も、それぞれ別の土地柄、文化があります。

この記事では、そんな表情豊かな滋賀県をテーマにした歌の数々をご紹介。

県民の方、また近くにお住まいの人であれば、もしかしたら郷愁があおられるかもしれません。

これを機会に、滋賀県の魅力をあらためて発見してください。

琵琶湖についで多い、比叡山にまつわる作品にも注目ですよ。

滋賀を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ(1〜20)

比叡おろし小室等

阪神タイガースの応援歌として知られているのは『六甲おろし』ですが、こちらの曲は当時六文銭のリーダーだった小室等さんが歌ったフォークソングです。

作詞・作曲の松岡正剛さんがフランス文学学んでいたからでしょうか、前半の歌詞がとてもオシャレです。

そして後半は方言が光ってます。

登場人物の2人の気持ちを想像しながら聴くととても魅力のある曲だな、と思いました。

京都と滋賀にまたがった曲です。

ぜひじっくりと聴き込んでください。

江州音頭亀谷千賀子

江州音頭(ごうしゅうおんど)
江州音頭亀谷千賀子

滋賀県に古くから伝わる民謡で、近畿地方では盆踊りの際に使われることもある『江州音頭』。

滋賀県は昔近江と呼ばれていましたが、近江だけでなく江州とも呼ばれていたことからこのタイトルが付けられました。

『江州音頭』は楽器のリズムなどに合わせて踊るのではなく、音頭取りと呼ばれる人の歌に合わせて踊ったり、楽器を奏でたりします。

音頭取りとのかけ合いから始まり、だんだんと会場を一体化させていくことで曲が進んでいく流れ。

大阪の『河内音頭』は、この『江州音頭』に影響受けていると言われています。

滋賀を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ(21〜40)

彦根ばやし中沢銀司、大塚美春

彦根市で夏に開催される踊りの歌『彦根ばやし』。

彦根市のシンボルである彦根城と、彦根藩十五代藩主・井伊直弼の井伊三十五万石をたたえる様子が歌われています。

たたえる歌ということで、メロディーも華やかでみんなで楽しんで踊ろうという雰囲気が伝わってきますね。

1960年から開催されている踊りの大会では、さまざまな衣装を着た人たちが華やかな七夕飾りのもとで踊ります。

滋賀県民でなくても一緒に踊りたくなるような、楽しさを感じる曲ですね。

恋したいの長浜長浜ビジネスサポート協議会青年部

滋賀県長浜市のPR動画、PRソングとして作られたこの曲『恋したいのナガハマ』。

PRソングと言うとマジメな?ものが多いですがこの曲はのっけから「何かが違うな……」という気持ちにさせてくれます。

長浜にある長浜城や小谷城跡や虎御前山などの歴史的な場所や竹生島などの観光名所、長浜曳山祭などこれでもかというほどの長浜の魅力がたっぷりと詰めこまれています。

とても長浜愛が感じられるのですが、曲の中で「田舎」と言い切っちゃってるところにも親近感が持てますよね(笑)。

ひこにゃん音頭ひこにゃん

滋賀県彦根市の大人気キャラクター・ひこにゃんをテーマに作られた『ひこにゃん音頭』。

ゆるキャラブームを作るきっかけともなったひこにゃんを紹介するようなこの曲は、覚えやすい歌詞とポップなメロディーで親しみやすさばつぐんです!

思わず一緒に歌いたくなるだけでなく、聴けば聴くほどひこにゃんに会いたくなります。

愛らしさあふれるあの姿がそのまま曲にも表現されているような、まさにひこにゃんによるひこにゃんのための1曲です。

びわこ音頭村田英雄、小松みどり

四季折々の琵琶湖の景色を歌った、演歌歌手の村田英雄さんと歌手の小松みどりさんが歌う『びわこ音頭』。

琵琶湖周辺の街が見せる四季折々さまざまな景色はどれも素晴らしいもので、やっぱり琵琶湖って日本一の素晴らしい湖だなという思いが歌われています。

音頭のリズムで歌われているので、体を揺らして楽しみながら琵琶湖の景色を感じられます。

琵琶湖、そして滋賀愛にあふれたこの曲を聴けば、その景色を見に滋賀に訪れたくなること間違いなし!