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静岡を歌った名曲を紹介~ご当地ソング・人気曲まとめ【2026】

日本有数の自然豊かな土地、静岡県。

雄大な富士山、広大な茶畑、波光きらめく駿河湾など、この地が誇る美しい景観は、多くのアーティストの心を動かし、数々の名曲が生まれる舞台となってきました。

地元出身のミュージシャンが故郷への想いを込めて歌い上げたもの、訪れた人々が感動を音楽に昇華させたものなど、静岡県にまつわる楽曲は実に多彩です。

大地の恵みと人々の営みが織りなす、この土地ならではの魅力が詰まった音楽の世界へ、ぜひ耳を傾けてみませんか?

静岡を歌った名曲を紹介~ご当地ソング・人気曲まとめ【2026】(11〜20)

熱海の夜箱崎晋一朗

箱崎晋一郎 「熱海の夜」 (1)
熱海の夜箱崎晋一朗

箱崎晋一郎さんのデビュー曲にして、ムード歌謡の金字塔ともいえる一曲です。

イントロの甘いサックスの音色が流れ出すと、湯けむりとネオンが妖しくきらめく熱海の夜景が目の前に広がります。

旅先で出会った、たった一度きりのはかない恋。

そのやるせない思い出を情感豊かに歌い上げています。

箱崎晋一郎さんの、女性的ともいわれる甘く切ないファルセットが胸に染み渡り、聴く者の心を締め付けますよね。

スナックや有線放送から火がつき、多くの人に愛された本曲。

昭和の温泉街が持つ独特の哀愁とロマンを、これほど見事に表現した曲はないのではないでしょうか。

湯の街怨歌荒木一郎

歌手や俳優としてマルチな才能を発揮する荒木一郎さんが歌う、静岡県熱海市を舞台にした楽曲です。

別れた人を忘れられずに思い出の温泉街を訪れた、そんな傷心の旅の様子が歌われています。

荒木さんの甘くも哀愁を帯びた歌声が、湯けむりの向こうに揺れる思い出や感傷的な気持ちをほうふつとさせますよね。

演歌と歌謡曲が溶け合った物悲しいメロディーに、主人公のやるせない心境が重なり、胸がきゅっと締め付けられるようです。

ひとり旅の寂しさが身に染みる、情緒あふれる熱海の夜景が目に浮かぶ名曲といえるでしょう。

伊豆の雨角川博

角川博さんの、郷愁を誘う深い歌声が伊豆の情景と溶け合う、旅情豊かな名曲です。

1984年に発売された本曲は、演歌の情感とポップスの軽やかさが融合した「演歌ポップ」。

しっとりとしたメロディが、雨に濡れる温泉街の風情をほうふつとさせます。

大切な人へ寄せる一途な想いを、降りしきる雨に重ねて描いた歌詞の世界観。

まるで湯けむりの向こうで、愛しい人の面影を探し続けているかのような、主人公のひたむきさが伝わってきますよね。

静かな雨音が、すすり泣きのように聞こえてきて、聴く人の心を切なく揺さぶるのではないでしょうか?

君を呼ぶ日本平コロムビア・ローズ

静岡の美しい景勝地、日本平を歌ったご当地ソングといえばこの曲!

覆面歌手として一世をふうびした初代コロムビア・ローズさんが1961年に発表しました。

観光バスで働く主人公が、希望を胸に仕事に励み、訪れた人との出会いに淡い恋心を抱く姿を、明るく軽快なワルツに乗せて歌い上げます。

初代コロムビア・ローズさんの伸びやかで愛らしい歌声が、主人公のひたむきな心模様と絶妙にマッチしていますよね。

眼下に広がる茶畑や駿河湾のきらめきが目に浮かぶようで、旅への期待に胸がふくらむような高揚感に包まれる1曲です。

唐人お吉の唄 (明烏編)藤本二三吉

「鶯芸者」とうたわれた藤本二三吉さんが歌う『唐人お吉の唄 (明烏編)』です。

1930年の映画主題歌として生まれた本曲は、幕末の下田港を舞台に、ひとりの女性の切ない運命を描いています。

情感豊かな歌声と、哀愁ただよう三味線の音色、そこに寄り添うモダンなピアノの響きが絶妙にマッチしていますよね。

雨にけむる港や、はかなく散る椿の花といった情景が目に浮かぶようで、主人公の悲しみに胸がきゅっと締め付けられます。

今も地元のお祭りで大切に歌い継がれる、静岡の歴史に深く根ざした名曲です。