【懐かしいCM】昭和に放送されていたCMまとめ
テレビCMってその時代ごとにさまざまなものが放送されていて、久しぶりに見ると懐かしく思うものもたくさんありますよね!
とくに70年代から80年代、昭和の後半にはたくさんの個性的なCMが放送されており、CM内で使用されたキャッチコピーが流行語に選ばれたり、使用された楽曲が大流行したりと、何かと大きな話題になりました。
この記事では、そうした昭和に放送された懐かしいCMを一挙に紹介していきますね!
現代に放送されているCMとはまったく違うテイストのものから、現在でも定番になっているCMまで幅広くありますので、ぜひじっくりとお楽しみください。
【懐かしいCM】昭和に放送されていたCMまとめ(51〜60)
カネボウ イフG

布施明さんの代表曲『君は薔薇より美しい』が流れるこちらは、カネボウ化粧品の「イフ」のCM。
花を持って木にもたれかかりながらこちらをじっと見ているのは、イギリスの女優・オリビア・ハッセーさんです。
ただ見つめているだけで絵になる、オリビアさんの美しさに圧倒されますね!
キャッチコピーには、曲のタイトルの表記を少し変えたものが使われています。
まさにバラなんか目じゃないほどの美しさですね。
花占いをするように、花びらをひとつ取る何気ないしぐさもステキ!
この化粧品を使えばオリビアさんのように美しくなれるのかと、購買意欲もかき立てられますね。
ハウス食品 ククレカレー

軽やかな楽曲にのせてハウス食品「ククレカレー」の魅力をアピールするCMです。
「おせちも良いけどカレーもね」のフレーズが注目されたポイントで、お正月でも楽しめるおいしさと手軽さが描かれています。
おせちに飽きてしまった人へのメッセージというだけでなく、料理を作る暇がない人に対するアドバイスも込められた内容ですね。
重箱にククレカレーが入っているコミカルな映像も、笑顔になるようなおいしさと身近さが感じられます。
トヨタ クラウン山村聰、村井国夫、森次晃嗣、石坂浩二

トヨタ「クラウン」への強いあこがれや、新型を手に入れたことへの高揚感を描いたCMです。
クラウンでさまざまな場所を走っていく爽やかな内容で、注目する人や声をかける人を描くことで、あこがれの車であることをしっかりとアピールしています。
搭載されているさまざまな機能についても解説されており、見た目だけではない素晴らしい車であることを伝えています。
まわりから声をかけられて、照れつつもそれに反応する姿が印象的なCMですね。
三菱 Hi-Fi Video

1987年のMITSUBISHI Hi-Fi VideoのCMに起用されたナンバーです。
世界的に人気絶頂だったマドンナさんをイメージキャラクターとして起用し話題になりました。
さらっとマドンナさんがCMに出演しているのは、バブル時代の裕福な日本の象徴という印象。
この楽曲はのちにテレビドラマ『沙粧妙子』の挿入歌としても起用されています。
【懐かしいCM】昭和に放送されていたCMまとめ(61〜70)
桃屋 花らっきょう

メガネをかけた印象的なキャラクターが登場する、桃屋の花らっきょうのCM。
桃屋のCMには必ず登場するこの男性のキャラクターはのり平という名前で、俳優やコメディアンとして活躍した三木のり平さんがご自身を描いた絵をもとに作られました。
パリのエッフェル塔を眺めていると、パリジェンヌに花らっきょうをパリの名物だとして食べてみろと言われるのり平。
なぜパリ名物なのか気になるも、食べた食感が「パリパリ」しているからだと気付き、今度は自らがたたき売りを始めるというストーリーが展開されます。
売り文句は「甘く酸っぱい恋の味」と、なんともパリのオシャレさを感じさせますね!
龍角散「ゴホン!といえば龍角散」

「ゴホン!といえば龍角散」というキャッチフレーズでおなじみの「龍角散」のCMです。
舞台に出演する役者に向かってソデからセリフを教えるクロコの方を主役にしています。
台本を見ながらスムーズにセリフを伝えていくのですが、途中「ゴホン」と咳き込み近くにいた人に龍角散をお願いします。
すると咳き込んでから龍角散を要求するまでのやり取りも、舞台上の役者さんがセリフだと思ってしゃべってしまうんです!
「やってしまった〜」というクロコさんの表情の移り変わりについ、フフッと笑ってしまいます。
このCMはACCのCMフェスティバルでなんとグランプリを受賞しています!
武田薬品工業 ベンザエース「風邪は社会の迷惑です」

1983年に放映されていた武田薬品工業の風邪薬タケダベンザエースD錠のCM「風邪は、社会の迷惑だ」篇です。
マリアンさん、斎藤清六さん、中村雅俊さんというジャンルもさまざまな3人が出演しています。
セリフも決まっていそうですが、なぜかたどたどしく、笑いまで起きています。
なんだかアドリブ感のあるCMですよね。
CMソングは作曲家樋口康雄さんが制作したCMのオリジナルソングです。