日本の音楽シーンのなかでも、時代を超えて愛され続ける曲がたくさん登場した昭和の時代。
今回は、まさに黄金期ともいえるこの時期に流行した恋愛ソングを一挙に紹介していきますね!
曲のジャンルや雰囲気を問わず、さまざまな楽曲をピックアップしましたので、この記事を見れば昭和の恋愛ソングを思う存分楽しめるはず!
昭和に生まれた名曲の温かみあふれる世界観と心に刺さる歌詞を、じっくり味わいながら聴いてみてくださいね。
昭和の恋愛ソング。時代を超えて愛されるラブソングまとめ(1〜5)
恋におちて ~Fall in love~小林明子

昭和の音楽シーンに輝く宝石のような楽曲です。
小林明子さんの澄んだ歌声が、恋に落ちた女性の繊細な心情を見事に表現しています。
1985年8月にリリースされ、TBS系金曜ドラマの主題歌として使用されたこの曲は、オリコンチャートで上位にランクインし、『ザ・ベストテン』では3週連続1位を獲得するなど、大ヒットを記録しました。
恋する人の気持ちを優しく包み込むようなメロディと、切ない思いをつづった歌詞は、今なお多くの人々の心に響き続けています。
大切な人と一緒に聴きたい、温かみのある名曲です。
for you…高橋真梨子

深い愛情と切なさを描いた昭和の歌として、多くの人々の心に響き続けている楽曲です。
高橋真梨子さんの圧倒的な歌唱力と情感豊かな表現力が、聴く人の心を揺さぶります。
本作は1982年3月に8枚目のシングルとしてリリースされ、その後も長く愛され続けている名曲。
2013年と2017年のNHK紅白歌合戦では、紅組のトリとして披露されました。
失われがちな愛の価値を再確認させてくれる歌詞は、恋に悩む人や大切な人への思いを伝えたい人にピッタリ。
心に刺さる歌詞とメロディで、あなたの気持ちを代弁してくれることでしょう。
悲しみにさよなら安全地帯

切ない恋愛を描いた安全地帯の代表曲です。
失恋の悲しみと新しい恋の始まりを重ね合わせた歌詞は、多くの人の心に響きます。
玉置浩二さんの歌声とバンドのサウンドが見事に調和し、普遍的な魅力を放つ本作は、1985年6月にリリースされ、オリコンチャート1位を獲得。
同年の紅白歌合戦で初出場を飾りました。
失恋の痛みを乗り越えようとしている人や、新しい恋に踏み出そうとしている人にピッタリの1曲。
本作を聴けば、きっと勇気をもらえるはずです。
天国のキッスNEW!松田聖子

恋が始まる瞬間の、胸がキュンとなるきらめきが詰まった曲です。
作曲を手掛けた細野晴臣さんによる、次々と転調していくメロディは革新的で、聴く人を夢見心地な世界へといざないます。
松本隆さんが描いたのは、好きな人との未来を想像して心ときめかせる、リアルな乙女心なのだそう。
1983年4月に発売された本作は、映画『プルメリアの伝説』主題歌などに起用され、通算11作連続での首位を記録。
アルバム『ユートピア』にも収録されています。
好きな人との関係が進展しそうな予感に胸を躍らせている、そんな幸せな瞬間に寄り添ってくれる1曲かもしれませんね。
青い珊瑚礁松田聖子

1980年にリリースされた松田聖子さんの初期の代表曲ともいわれる楽曲、2021年のデビュー記念日には『青い珊瑚礁 ~Blue Lagoon~』としてセルフカバーもリリースされました。
タイトルからも伝わってくるように、夏の風景と高揚感を感じられるさわやかな雰囲気が魅力ではないでしょうか。
夏のさわやかな暑さに浮かれる姿、恋心をまっすぐに伝えようとする前向きな様子に、かわいらしさが感じられますね。
恋に対してポジティブな内容で、気持ちの盛り上がりの表現から、壮大で明るい空気感をイメージさせる楽曲です。
昭和の恋愛ソング。時代を超えて愛されるラブソングまとめ(6〜10)
喝采ちあきなおみ

悲しみのなかにも強さを感じさせる、昭和の名曲として愛され続けているちあきなおみさんの代表作。
1972年9月にリリースされ、同年の日本レコード大賞を受賞した本作では、舞台上で輝く歌手の姿と、心の奥底に秘められた喪失感が見事に表現されています。
白いステージと黒いふちどりという対照的な色使いが、公と私の世界を鮮やかに描き出していて印象的ですよね。
大切な人を失った経験のある方や、悲しみを乗り越えて前を向きたいと思っている方に、ぜひ聴いていただきたい1曲です。
木綿のハンカチーフ太田裕美

シンガーソングライターとしても活躍する太田裕美さんの代表的な楽曲です。
松本隆さんと筒美京平さんのコンビが担当したことも注目のポイントで、この曲のあとも太田裕美さんの楽曲はしばらくこのコンビが担当していました。
アイドルソングとフォークソングの両方の要素を感じられる、さわやかさと切なさが伝わってくるサウンドか印象的ですね。
歌詞は都会に旅立った男性と、故郷に残された女性の遠距離恋愛についてが描かれており、曲が進むにつれてすれ違いが大きくなる様子が伝わってきます。