【ベドルジハ・スメタナ】名曲、代表曲をピックアップ!
チェコの作曲家、指揮者、ピアニストであるベドルジハ・スメタナ。
チェコの個性を現した音楽を最初に書いた作曲家として「チェコ音楽の祖」と名付けられ、多くの楽曲を生み出しました。
なかでも「わが祖国」の「モルダウ」は、ご存知の方も多いのではないでしょうか?
本記事では、そんなスメタナの名曲、代表曲をご紹介します。
オペラから室内楽曲、ピアノ曲まで、さまざまなジャンルでチェコ音楽を感じられる曲が多くあるので、ぜひチェックしてみてください!
【ベドルジハ・スメタナ】名曲、代表曲をピックアップ!(21〜30)
「わが祖国」第1曲「高い城」Bedrich Smetana

「わが祖国」で有名なのは何といっても2曲目の「モルダウ」ですが、この1曲目の「高い城」の完成度も素晴らしいものがあります。
冒頭のハープが奏でる優美な旋律の美しさたるや、聴く度にため息が漏れます。
疲れた時に気持ちをリセットさせてくれる曲です。
「我が祖国」より「モルダウ」Bedrich Smetana

プラハを流れるブルタバ川(モルダウ)をとりまく風景を描いた、美しい名曲。
森林を抜け、農家の結婚式を通り過ぎ、夜には月の明かりのもとで水の妖精が舞う……そんな情景が目に浮かんできます。
スメタナの故郷への愛が詰まった作品です。
【ベドルジハ・スメタナ】名曲、代表曲をピックアップ!(31〜40)
ブルタバ(モルダヴ)Bedrich Smetana

民族独立運動にも参加していたチェコを代表する作曲家であるベドルジフ・スメタナが、1874年から1879年にかけて制作した連作交響詩です。
その『わが祖国』の中でもとくに有名な『ブルタバ(モルダウ)』。
曲を詳しく知っていなくてもタイトルは耳にしたという人もいらっしゃるかもしれませんね。
穏やかで軽快にも感じられる短調の始まり、しばらくたつと弦楽器が多重的に折り重なり、厳かかつ緑の風景や川の流れが浮かんでくる音像です。
実際にヴルタヴァ川の流れを描写しているようで、どこか牧歌的なノスタルジックさが感じられるのではないでしょうか。
華やかな後半の長調とそれぞれの色を持つこの曲は、スメタナのチェコへの愛国心がこめられているチェコの第二の国歌ともいえる作品。
秋の美しい風景を思わせるようでじっくりと聴いていたい名曲です。
交響詩『わが祖国』第2曲「ヴルタヴァ(モルダウ)」Bedrich Smetana

交響詩「わが祖国」の第2曲「ヴルタヴァ(モルダウ)」は、スメタナの曲の中でも最も有名な曲です。
2つの源流が合わさって1つの流れとなり、森や牧草地を抜け、廃虚となった宮殿のそばを流れ、川幅を広げながら、最後は他の大きな川へと消えていく様子が描かれています。
最初の主題は歌曲や合唱曲に編曲されたり、ジャズやロック・ポピュラー曲へもアレンジされたりして親しまれています。
連作交響詩「わが祖国」より第2曲「モルダウ」Bedrich Smetana

スメタナは、チェコ共和国の作曲家です。
スウェーデンでピアノ教師をしていた頃、祖国が懐かしみ、連作交響詩「わが祖国」を作りました。
「モルダウ」には、モルダウ川が、神話、伝説、歴史と共に、ボヘミア中央部を南から北へ流れる様子が描かれています。
交響詩<モルダウ>わが祖国よりBedrich Smetana

勉強やデスクワークを長時間行う際に集中力を高めてくれるクラシックの名曲です。
合唱などで耳になじんだ「モルダウ川の流れ」のテーマを軸にオーケストラが醸し出す雰囲気や進んでいく楽曲は飽きることなく、かつ作業の邪魔になることなく適度に脳を刺激し、やる気を出させ作業を継続させてくれるでしょう。
2つのポルカ:ポルカの形式によるボヘミアの思い出より作品12-2、3つのサロン用ポルカより作品7-2Bedřich Smetana

2つのポルカ:ポルカの形式によるボヘミアの思い出(Vzpomínky na Čechy ve formě polek)よりホ短調作品12-2、3つのサロン用ポルカ(Tři salonní polky)よりへ短調作品7-2。
叙情感と躍動感とボヘミアの豊かな自然を感じます。
ピアノはマリア・ジェニーナさん。