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【ベドルジハ・スメタナ】名曲、代表曲をピックアップ!

チェコの作曲家、指揮者、ピアニストであるベドルジハ・スメタナ。

チェコの個性を現した音楽を最初に書いた作曲家として「チェコ音楽の祖」と名付けられ、多くの楽曲を生み出しました。

なかでも「わが祖国」の「モルダウ」は、ご存知の方も多いのではないでしょうか?

本記事では、そんなスメタナの名曲、代表曲をご紹介します。

オペラから室内楽曲、ピアノ曲まで、さまざまなジャンルでチェコ音楽を感じられる曲が多くあるので、ぜひチェックしてみてください!

【ベドルジハ・スメタナ】名曲、代表曲をピックアップ!(1〜10)

「わが祖国」より第1曲「ヴィシェフラド」Bedřich Smetana

Jiří Bělohlávek, SOPK – Bedřich Smetana: Má vlast / My Country (Vyšehrad)
「わが祖国」より第1曲「ヴィシェフラド」Bedřich Smetana

チェコの誇りを音楽で表現した名作。

プラハの古城を題材にした本作は、2台のハープの荘厳な響きから始まります。

吟遊詩人の竪琴を思わせるこの旋律は、城の歴史を物語るかのよう。

やがてオーケストラ全体で壮大なクライマックスを迎え、戦いを想起させる行進曲風の部分へと展開。

しかし最後は静かに締めくくられ、廃墟となった城の哀愁が感じられます。

1874年に完成したこの曲は、チェコの人々の民族意識を高める役割も果たしました。

毎年5月12日のプラハの春音楽祭で演奏される伝統があり、今なお多くの人々に愛されています。

チェコの歴史や文化に興味がある方にぜひ聴いていただきたい1曲です。

「わが祖国」より第4曲「ボヘミアの森と草原から」Bedřich Smetana

Smetana: Má Vlast: Aus Böhmens Hain und Flur / Harnoncourt / Chamber Orchestra of Europe / styriarte
「わが祖国」より第4曲「ボヘミアの森と草原から」Bedřich Smetana

チェコの美しい自然を描いた交響詩。

深い森を思わせる暗い響きで始まり、クラリネットが哀愁を帯びた旋律を奏でます。

続いてフーガ形式で、草が生い茂っている森の情景が描かれ、ホルンなどの管楽器が広大な森の広がりを表現。

中盤では、2/4拍子のポルカが登場し、収穫や婚礼を思わせる陽気な祭りの舞曲が描写されます。

終盤では、既に出てきた主題が再現され、激しいコーダとなります。

1875年10月に完成したこの曲は、ボヘミアの自然の美しさと人々の生活、そして民族的な誇りが音楽的に表現された作品。

チェコの文化や歴史に興味のある方にオススメです。

「わが祖国」より第5曲「ターボル」Bedřich Smetana

Smetana: Ma vlast (My Fatherland) – No. 5. Tabor, Conductor: Rafael Kubelík
「わが祖国」より第5曲「ターボル」Bedřich Smetana

チェコ音楽の象徴的な作品として知られる『わが祖国』より第5曲。

フス派の賛美歌『汝らは神の戦士たれ』の旋律が主要テーマとして用いられ、15世紀のフス戦争におけるフス派の精神と戦いを象徴的に描いています。

力強い旋律で始まり、ターボルの町とその住民の勇敢さ、信仰の深さが音楽的に表現されています。

チェコの歴史と文化への理解を深めたい方にぴったりの1曲。

1881年に改訂され、スメタナの作品カタログに加えられました。

チェコの民族意識と歴史的誇りを感じさせる本作は、祖国への深い愛情が込められた珠玉の名曲です。

【ベドルジハ・スメタナ】名曲、代表曲をピックアップ!(11〜20)

弦楽四重奏曲第1番 ホ短調 「わが生涯より」Bedřich Smetana

B. Smetana — String Quartet No. 1 “From my life” / Meccore String Quartet at Wigmore Hall
弦楽四重奏曲第1番 ホ短調 「わが生涯より」Bedřich Smetana

チェコの魂を音楽で表現した自叙伝的作品、それが弦楽四重奏曲第1番ホ短調『わが生涯より』です。

1876年に作曲されたこの曲は、スメタナの人生を4つの楽章で描き出します。

若き日の情熱、楽しかった青春時代、初恋の思い出、そして聴覚喪失という悲劇まで、彼の半生が音の言葉で語られており、とくに印象的なのは第4楽章で表現される耳鳴りの音。

高音の持続音で、スメタナの苦悩が聴く人の心に染み入ります。

チェコの民族音楽の要素も随所に感じられ、スメタナの祖国への思いも伝わってきますね。

スメタナの人生を感じられる本作、ぜひ聴いてみてください。

3つのアルバムの綴りより第1曲Bedřich Smetana

Bedřich Smeta – Lístek do památníku op. 3 č. 1 Robertu Schumannovi
3つのアルバムの綴りより第1曲Bedřich Smetana

3つのアルバムの綴り(Tři lístky do památníku)より、第1曲:ロベルト・シューマンに(Robertu Schumannovi)。

第2曲:旅人の歌(Píseň pocestného)第3曲:波立ち、沸き返り、ざわめき、鳴り(Je slyšet sykot, hukot, a svist…)。

ピアノはフィリップMartinkaさん。

3つのサロン風ポルカ 作品7Bedřich Smetana

3曲からなる小品集は、チェコの民族舞踊ポルカを洗練された形で表現した魅力的な作品です。

スメタナは1848年から1854年にかけてこれらを作曲し、1855年にプラハで出版しました。

各曲は独自の個性を持ち、第1番は明るく華やかな旋律、第2番は哀愁を帯びたメロディ、第3番は軽快で生き生きとしたリズムが特徴的です。

チェコの民族性とサロン音楽の優雅さを融合させた傑作。

ピアノ愛好家はもちろん、チェコ音楽に興味がある方にもオススメの1曲です。

「わが祖国」より第3曲「シャールカ」Bedřich Smetana

チェコの伝説的な女戦士シャールカの物語を描いた本作。

復讐に燃える女性の激しい感情や、敵を酔わせて眠らせる策略、最後の襲撃シーンなど、劇的な展開が音楽で巧みに表現されています。

冒頭の激しい旋律からは、シャールカの怒りと復讐心が伝わってきます。

酒宴の場面では舞曲風のリズムで酔いの高揚感を、そして最後は激しさを増して復讐の完遂を描写。

チェコの民族性豊かな旋律と、ドラマチックな音楽展開を楽しみたい方にオススメの1曲です。