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【ベドルジハ・スメタナ】名曲、代表曲をピックアップ!

チェコの作曲家、指揮者、ピアニストであるベドルジハ・スメタナ。

チェコの個性を現した音楽を最初に書いた作曲家として「チェコ音楽の祖」と名付けられ、多くの楽曲を生み出しました。

なかでも「わが祖国」の「モルダウ」は、ご存知の方も多いのではないでしょうか?

本記事では、そんなスメタナの名曲、代表曲をご紹介します。

オペラから室内楽曲、ピアノ曲まで、さまざまなジャンルでチェコ音楽を感じられる曲が多くあるので、ぜひチェックしてみてください!

もくじ

【ベドルジハ・スメタナ】名曲、代表曲をピックアップ!(21〜40)

歌劇「リブシェ」より第3幕:フィナーレ、リブシェのアリアBedřich Smetana

歌劇「リブシェ(Libuše)」より、第3幕:フィナーレ、リブシェのアリア。

リブシェとは、チェコの伝説に登場する女性のことで伝説では彼女の予言によってプラハの歴史が始まったとされています。

独唱は、ガブリエラ・ベニャチコヴァーさんのソプラノです。

歌劇「口づけ」より序曲Bedřich Smetana

歌劇「口づけ(Hubička)」より、序曲。

全2幕のオペラで台本の作者は、チェコスロバキアの女流作家:エリシュカ・クラースノホルスカー。

カロリナ・スヴェトラーの小説をモデルにしています。

演奏はミュルツツーシュラークのミュルツタール交響楽団です。

モルダウ・わが祖国よりBedrich Smetana

1874年~1879年にチェコを代表する作曲家ベドルジフ・スメタナがてがけた6つの交響詩からなるもので、この第2曲の「モルダウ(ヴルタヴァ)」が一番有名です。

単独で演奏されることも多い曲で、モデルとなっているチェコのヴルタヴァ川が流れる様子を表しています。

ゲーム音楽などにはフィールドの曲がありますが、この曲はまるでゲーム音楽のフィールド曲のように聞こえます。

オーケストラで奏でられる壮大な感じが圧倒されますね。

「わが祖国」第1曲「高い城」Bedrich Smetana

スメタナわが祖国より第1曲:ヴィシェフラド(Smetana Ma Vlast Vysehrad)
「わが祖国」第1曲「高い城」Bedrich Smetana

「わが祖国」で有名なのは何といっても2曲目の「モルダウ」ですが、この1曲目の「高い城」の完成度も素晴らしいものがあります。

冒頭のハープが奏でる優美な旋律の美しさたるや、聴く度にため息が漏れます。

疲れた時に気持ちをリセットさせてくれる曲です。

「我が祖国」より「モルダウ」Bedrich Smetana

Smetana: Má Vlast, No. 2. Vltava (River Moldau) – Daniel Barenboim, Wiener Philharmoniker
「我が祖国」より「モルダウ」Bedrich Smetana

プラハを流れるブルタバ川(モルダウ)をとりまく風景を描いた、美しい名曲。

森林を抜け、農家の結婚式を通り過ぎ、夜には月の明かりのもとで水の妖精が舞う……そんな情景が目に浮かんできます。

スメタナの故郷への愛が詰まった作品です。