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【ソーラン節】さまざまなアーティストによる民謡の名曲を聴き比べ!

【ソーラン節】さまざまなアーティストによる民謡の名曲を聴き比べ!
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運動会や学校行事で耳にする機会も多い『ソーラン節』。

北海道で生まれた力強い掛け声と独特のリズムが印象的なこの民謡は、さまざまなジャンルのアーティストによって歌い継がれ、日本の民謡を代表する1曲として国内外で愛されています。

この記事では、正統派からユニークな現代風アレンジまで、民謡を愛する歌い手らによる『ソーラン節』の演奏をご紹介します。

これを機に、北の大地で生まれ大切に守られてきたソーラン節の奥深い魅力に触れてみませんか?

【ソーラン節】さまざまなアーティストによる民謡の名曲を聴き比べ!(1〜10)

貫太のどっこいソーランNEW!一条貫太

北海道の漁師歌として全国に知られるソーラン節を、令和の演歌スタイルで力強くよみがえらせたのがこの2025年2月リリースのカップリング曲です。

伝統的な合いの手と4つ打ちビートを融合させることで、運動会などでもおなじみの南中ソーランを、よりダンサブルに仕上げています。

シングル『凪か 嵐か』に収録され、振付とメロ譜も付属する本作は、ステージやイベント会場で観客を巻き込むキラーチューンとして機能します。

一条貫太さんの渋い歌声が民謡の力強さと現代的なポップスを見事につないだ、カラオケでも盛り上がること間違いなしの1曲ですよ。

酔歌NEW!吉幾三

吉幾三さんが1990年に発売した本作は、都会の片隅で孤独に酒を傾ける男の心情を描いた名曲です。

冒頭から降りだした雨のなかで女を思う男の姿が歌われ、サビではソーラン節の掛け声が印象的に響きます。

津軽民謡の要素を演歌バラードと融合させた独特の構成は、泣きのギターと女性コーラスが彩り、酒場の情緒を見事に表現しています。

切ない恋模様、ソーラン節の力強さ、さまざまな要素が凝縮された名曲。

正統派のソーラン節とは一味違う雰囲気を、ぜひお楽しみください。

ソーラン祭り節NEW!天童よしみ

天童よしみ / ソーラン祭り節 (Full ver.)
ソーラン祭り節NEW!天童よしみ

2012年9月に天童よしみさんのデビュー40周年記念として世に出た本作は、北海道の伝統民謡を「祭り節」として現代演歌に昇華させた意欲作です。

母なる海への感謝と漁師たちの勇壮な姿を力強い語り口で描き、和太鼓風のビート感とブラスの高揚をミックスさせて祝祭感を増幅。

天童さん独特のコブシが、掛け声や合いの手を巧みに織り込みながら、聴き手を一気に引き込みます。

チャートでは50位前後と堅実な成績を残し、その後のベスト盤にも収録される実戦派の1曲として親しまれてきました。

伝統と現代をつなぐ橋渡し役として、みんなで声を合わせて盛り上がりたい場面にピッタリです。

アキラのソーラン節NEW!小林旭

力強い掛け声「ヤーレン」「ソーラン」を織り交ぜながら、漁場で生きる男たちの姿と恋情を歌い上げます。

1960年10月発売のシングルで、映画『大草原の渡り鳥』の主題歌としてリリースされたこちらの演奏。

遠藤実さんの補作曲によってメロディに起伏が生まれ、ブラスとストリングスを配した編曲が民謡の節回しに歌謡の華やかさを加えています。

小林旭さん特有の高域の張りと短い語尾処理が、海の男の勇ましさを際立たせる名演です。

ソーラン節NEW!三山ひろし、福田こうへい

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ソーラン節NEW!三山ひろし、福田こうへい

三山さんの端正なビブラートと伸びやかな高音、福田さんの民謡で鍛えた強じんな地声が重なり合い、漁師歌の原初的な力強さが表現された演奏です。

漁場の活気あふれる様子が、リアルに想像できますね。

和太鼓やバンド編成を加えた編曲は、掛け声の呼応と手拍子を誘う高揚感を生み出しています。

演歌の王道を行くふたりの歌声が、民謡の持つ身体性と大衆歌の魅力を同時に引き出す、まさに伝統と革新が交差する瞬間といえるでしょう。

ソーラン節NEW!江利チエミ

北海道の荒波と厳しい労働に根ざした漁労歌が、ビッグバンドのホーンセクションと打楽器で都会的に仕上げられています。

1959年12月にアルバム『チエミの民謡集 第2集:北から南から』に収められたこの演奏は、原曲のコールアンドレスポンスを残しながらもスウィング感あふれるアレンジとなっています。

掛け声の力強さと軽快なリズムが絶妙に調和し、民謡の骨格を守りつつ踊れる音楽として昇華させた、江利チエミならではの『ソーラン節』。

北の大地を思い浮かべながら聴いてみては?

ソーラン節NEW!石川さゆり

北海道の民謡をロックと歌謡の力で現代によみがえらせた、石川さゆりさんの圧倒的なパフォーマンス。

2019年3月にリリースされたアルバム『民~Tami~』に収められた本作は、編曲を亀田誠治さんが手掛け、リードギターに布袋寅泰さんを迎えたスタジオ録音版として、従来の舞台レパートリーだった民謡を録音作品の決定版へと押し上げました。

エレキギターのディストーションと民謡本来の掛け声が織りなすサウンドは、祭囃子の高揚感をロックのダイナミクスで表現しており、伝統を守りながら新しい聴き手にも届く仕上がり。

日本の音楽の格好良さを再認識できる演奏です。