【ドンパン節】さまざまなアーティストに歌い継がれる秋田の民謡
秋田の伝統が息づく『ドンパン節』。
地域に根ざした力強いリズムと独特の節回しが特徴のこの民謡は、聴けば思わず体が動き出すような魅力にあふれています。
親しみのわく歌詞と小気味よいリズムは県境を越え、現在では日本全国で愛されていますよね。
この記事では、さまざまなアーティストによる『ドンパン節』の演奏をご紹介します。
秋田の風土が育んだ素朴な民謡と、多彩な演奏のコラボレーションをお楽しみください。
【ドンパン節】さまざまなアーティストに歌い継がれる秋田の民謡(1〜10)
少年どんぱん節NEW!

盆踊りのリズムが、少年たちの透き通る歌声でよみがえる!
「ドンドン パンパン」という太鼓の響きを模した掛け声が印象的で、輪になって踊る祭りの情景が目に浮かんできますね。
手拍子や三味線、笛といった楽器の音色に誘われるように、思わず体が動き出してしまう躍動感に満ちています。
ビクター少年民謡会が1960年に録音した本作は、アルバム『ビクター少年民謡会 第3集』に収められました。
地域のお祭りや盆踊りでにぎやかに過ごしたいとき、郷土芸能の魅力を再発見したいシーンにピッタリの楽曲ですね。
ドンパン節NEW!Xposé Guitar Ensemble

秋田県の祭りで歌い踊られてきた民謡を、シンガポールのギター合奏団が洗練されたアレンジで奏でた演奏です。
畑中雄大さんによる編曲は、太鼓のリズムや掛け声の熱をギターのボディ打音やシンコペーションで再現し、祭礼の躍動感をそのまま合奏に落とし込んでいます。
2023年11月にエスプラネード・リサイタル・スタジオで開かれた公演で披露され、同団の公式チャンネルで公開されています。
地域の盆踊りや夏祭りで耳にする機会が多い方なら、ギター合奏という新しい響きに驚くはず。
日本の風土が育んだ民謡の魅力を、異国の編成で再発見できる貴重な演奏です。
ドンパン節NEW!こでらんに〜

秋田県大仙市で生まれた民謡を、唄、津軽三味線、篠笛、太鼓の生音編成でよみがえらせた作品です。
力強い唄に三味線の撥音が呼応し、太鼓と笛が躍動感を生み出します。
2021年8月に公開されたこの演奏は、輪踊りを促す「ドンドンパンパン」のリズムと掛け声が観客を自然と踊りの輪へ誘います。
日比谷音楽祭や都市型イベントでの実演を重ね、鑑賞だけでなく参加する民謡として機能してきました。
地域の祭りやナイトマーケット、アート・プログラムなど、踊れる現場で懐かしさと新しさが交わる瞬間を求める方にピッタリですね。
ドンパン節NEW!キングレコード民謡歌手16人

祭礼のにぎわいや輪になって踊る楽しさが込められ、聴く人を自然と笑顔にする力がある民謡の名曲を、キングレコード所属歌手が熱唱!
2020年9月にキングレコードの民謡公式チャンネルで公開された16人によるリモート合唱版では、武花烈子さんや小野花子さんら秋田ゆかりのベテランを軸に、谷島明世さんや吉田香央里さんといった若手も加わり、各自が離れた場所から収録した歌声を一つに束ねています。
コロナ禍での文化継承の取り組みとして、世代を超えた民謡の輪が画面越しに広がる映像は圧巻です。
盆踊りの季節や地域のお祭りが恋しくなったとき、故郷の記憶を呼び覚ましたい方にピッタリの1曲です。
ドンパン節NEW!加藤恵理奈×井上つよし

秋田の夏祭りで踊られ続けている労働歌のリズムを、北海道を拠点に活動する加藤恵理奈さんと井上つよしさんが映像作品として2020年6月に公開しました。
民謡をこよなく愛するおふたりが織りなすこちらの演奏は、伸びやかな歌声と力強い津軽三味線の撥さばきが絶妙に絡み合い、盆踊りの輪を想起させる小気味よいグルーヴを生み出しています。
祭りの熱気を感じたい方や、日本各地の民謡に触れてみたい方、そしてハイレベルな民謡歌唱にひたりたい方に、ぜひ聴いていただきたい演奏です。
ドンパン節NEW!江利チエミ

1965年4月に発売された、秋田県大仙市中仙地域に伝わる民謡を都会的に再解釈したビッグバンドカバーです。
編曲を担当した宮川泰さんが、軽快なブラスリフとサックスのコール&レスポンスを配置し、宮間利之とニューハードの厚みある演奏が原曲の「ドンドンパンパン」という語感を一層引き立てています。
江利チエミさんの太く明瞭な発声は民謡独特のこぶしを効かせながらも洗練された歌謡感覚を保ち、過度な土着性を避けた都会的な軽やかさが魅力です。
地元の祭りで親しまれてきた楽曲を、ジャズの語法で再構築した本作は、民謡の近代化を象徴する1枚といえるでしょう。
ドンパン節NEW!浅野祥×佐藤公基

秋田の大地に育まれた力強いリズムと、誰もが踊れる親しみやすさで愛され続けている民謡が、浅野祥さんと佐藤公基さんの手で鮮やかによみがえります。
津軽三味線の刻みが生み出す迫力あるビートに、尺八が歌心たっぷりの旋律をのせ、太鼓の地拍と舞が一体となって、まるで輪踊りの中心にいるような臨場感を届けてくれます。
2021年4月に配信ライブで公開されたこの演奏は、秋田国体のテーマ曲にもなった名曲を、和楽器の俊敏なアタックと民謡の節回しで現代的に翻訳した映像作品といえるでしょう。






