スウィングジャズの名曲。おすすめの人気曲
ジャズのなかでも、特にノリのいいジャンル、スウィングジャズ。
曲によって、さまざまな特色を持つものの、現代音楽と調和しやすいジャンルということもあり、今なおエレクトロスウィングのような進化をとげています。
今回は、そんなスウィングジャズの名曲と名高い作品をピックアップしてみました!
ジャズを知らない方でも聴いたことのある、有名な曲がならんでいるので、初心者の方にもオススメです。
もちろん、マイナーな名曲もチョイスしているので、ジャズの愛好家の方も必見です!
スウィングジャズの名曲。おすすめの人気曲(11〜20)
King Porter StompBenny Goodman And His Orchestra

ジェリー・ロール・モートンさんによって1923年にリリースされた作品、『King Porter Stomp』。
スウィング・ジャズでは有名なジャズ・スタンダードとして知られており、いくつものカバーが生み出されています。
もともとはピアノのソロ曲でしたが、次第にバンドでも演奏されるようになり、その軽快なリズムから長年にわたって愛されていますね。
今回は偉大なジャズ・ミュージシャンである、ベニー・グッドマンさんのアレンジをピックアップしてみました。
Baby Don’t Tell on MeCount Basie and his Orchestra

アメリカ出身の偉大なジャズ・ミュージシャン、カウント・ベイシーさん。
優れたピアノ奏者で、バンドリーダーとしての顔も持ちます。
デューク・エリントンさん、ベニー・グッドマンさん、グレン・ミラーさんとともにスウィング・ジャズやビッグバンドを支えた偉大なアーティストですね。
そんな彼のマイナーな作品を知りたいという方には、こちらの『Baby Don’t Tell on Me』がオススメ。
ソウルフルなボーカルも味わえるスウィング・ジャズです。
I Can’t Believe That You’re In Love With MeBenny Carter

1920年代から1950年代にかけて、非常に多くの名曲を生んできたアメリカ出身の作曲家、ジミー・マクヒューさん。
陽気でありながら、渋さも感じさせるこちらの『I Can’t Believe That You’re In Love With Me』は、1926年に彼の手によって作られた曲で、彼のヒットナンバーとしても非常に有名です。
この曲の魅力はアルト・サックスなので、今回は偉大なアルト・サックス奏者であるベニー・カーターさんのアレンジをピックアップしました。
Body and SoulColeman Hawkins

ミズーリ州出身のジャズ・サックス奏者である、コールマン・ホーキンスさん。
こちらの『Body and Soul』は、1996年に彼によってリリースされました。
リリース自体は1990年代と最近の曲のように思えますが、録音は1938年から1956年の間に行われたそうです。
この曲の魅力はなんといっても、落ち着きのあるスウィング・ジャズ。
ダウナーなメロディーに仕上げられているので、ディナーのBGMにピッタリだと思います。
ぜひチェックしてみてください。
Swing That MusicLouis Armstrong

スウィング・ジャズと聴くと陽気な演奏をイメージする方は多いと思います。
もちろん、そういった部分もスウィング・ジャズの魅力ですが、スウィング・ジャズはボーカルもその魅力の1つと言えます。
『What a Wonderful World』で世界的な人気を集めたルイ・アームストロングさんが歌う、こちらの『Swing That Music』はスウィング・ジャズの陽気な演奏と彼の温かみのあるボーカルが見事にマッチした1曲です。
Rug Cutter’s SwingFletcher Henderson

サッチモの愛称で親しまれているルイ・アームストロングさんや、ジャズ・サックス奏者のコールマン・ホーキンスさんなど、いくつもの偉大なジャズ・ミュージシャンを世に輩出した作曲家、フレッチャー・ヘンダーソンさん。
スウィング・ジャズを語る上で最重要人物とも言える作曲家で、いくつものスウィング・ジャズのスタンダード・ナンバーを生み出してきました。
その中でもこちらの『Rug Cutter’s Swing』は、知名度こそ高くはありませんが、スウィング・ジャズの魅力が詰め込まれた完成度の高い作品として、ジャズ・マニアの間では人気を集めています。
スウィングジャズの名曲。おすすめの人気曲(21〜30)
S WonderfulGeorge Gershwin


サントリー生ビールMALT’SのCMに起用された『’S Wonderful』は、アイラ・ガーシュウィンとジョージ・ガーシュウィンのガーシュウィン兄弟によって1927年に制作されました。
ブロードウェイ・ミュージカル『ファニー・フェイス』で演じられたほか、1957年には映画『パリの恋人』の主題歌にもなりました。
CMではアルバン・ベルク・カルテットが弦楽器でアレンジしたバージョンが用いられており、原曲よりものどかで優雅な雰囲気に仕上がっていますね。