RAG Musicにほんのうた
素敵な童謡・民謡・唱歌
search

富山を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ

本州中央部に位置する富山県は、面積の多くが日本海に面する海洋資源の豊かなところです。

そんな富山県は日本最古の民謡『コキリコ節』を筆頭に、数多くの民謡が現代まで残っている歴史のある地域でもあります。

今回はこの記事では、富山で古くから伝わってきた民謡や、富山県の名所を題材にした演歌、歌謡曲などご当地ソングをご紹介していきます!

お住まいの方であればとくになじみ深い楽曲が登場するかもしれません。

ぜひ最後までチェックしてみてくださいね!

富山を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ(6〜10)

あいのかぜ水越ユカ

【公式】「あいのかぜ」富山弁のラブソング
あいのかぜ水越ユカ

水越ユカさんの『あいのかぜ』は、富山県の風物詩を愛おしむ1曲です。

彼女のルーツが息づくこの楽曲は、富山弁でつづられた歌詞が最大の魅力。

2013年にリリースされた当曲は、地元の方々はもちろん、富山にゆかりのないリスナーにも富山文化の素晴らしさを伝えています。

水越さんの歌声は温かく、心にすっと寄り添うよう。

また「海王丸パーク」をデートの舞台に選ぶなど、地元愛に満ちた内容が評価されています。

地方の魅力を感じたい方には、特にオススメです!

越中恋歌真木柚布子

3015 「越中恋歌」 KOBE ALIVE 2016 2日目 湊川公園
越中恋歌真木柚布子

映画やテレビ、舞台など幅広い分野で活躍する演歌歌手、真木柚布子さんが歌い上げる『越中恋歌』。

富山県を舞台にした切なくも心温まる恋心を描いたストーリーが展開する民謡です。

伝統的なお祭りとして開催されている風の盆、越中おわらや氷見など、富山を舞台にした物語とともに切ない恋愛感情をみごとに歌い上げています。

和楽器の美しく力強い音色からも情熱的な思いが伝わるでしょう。

富山を代表するお祭りが開かれるなかで恋に落ちる2人の様子を歌う曲です。

まめなけ!あさひ高原兄、道用マヒル

豊かな自然と温かいコミュニティの心をつむぐ『まめなけ!あさひ』は富山県朝日町の魅力をたっぷりと歌い上げています。

高原兄さんと道用マヒルさんによる心地よいハーモニーは、町の日常や祭りを具体的に描き出し、リスナーをその場へ誘います。

2022年にデビュー30周年を迎えた高原兄さんによるアルバム『高原兄 富山コレクション』にも収録されているこの楽曲。

牧歌的な雰囲気が家族や友人とのひとときにぴったりですね!

富山県民の歌黒坂富治

富山県の豊かな自然と文化を胸に刻む『富山県民の歌』。

富山の壮大な自然を讃え、県民の絆と希望をつなぐために辻本俊夫さんが作詞、牧野良二さんが作曲され、1958年に発表されました。

それから長らく、県民に愛され続けている不朽の名作です。

深く心に響くメロディと歌詞は、聴く人を富山の風景と歴史の旅へといざない、日々の暮らしに温もりを与えます。

郷土の歌を新たに知りたいという方や、地元の記憶を懐かしむ方に、とくにオススメですよ!

風の盆恋歌石川さゆり

恋愛小説をもとに制作されたこちら、石川さゆりさんの歌う『風の盆恋歌』。

1989年にシングルリリースされヒット、同年の『NHK紅白歌合戦』では大トリで披露され話題になりました。

小説が富山県富山市を舞台にしていることから、曲のそれにならった内容。

添い遂げられないとわかっていながら、愛する人と離れたくない……切ない恋心が伝わってきて、胸がぎゅっと締め付けられます。

石川さんの艶やかな歌声がまた、曲の雰囲気によく合っているんですよね。