富山を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ
本州中央部に位置する富山県は、面積の多くが日本海に面する海洋資源の豊かなところです。
そんな富山県は日本最古の民謡『コキリコ節』を筆頭に、数多くの民謡が現代まで残っている歴史のある地域でもあります。
今回はこの記事では、富山で古くから伝わってきた民謡や、富山県の名所を題材にした演歌、歌謡曲などご当地ソングをご紹介していきます!
お住まいの方であればとくになじみ深い楽曲が登場するかもしれません。
ぜひ最後までチェックしてみてくださいね!
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富山を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ(1〜10)
まめなけ!あさひ高原兄、道用マヒル

豊かな自然と温かいコミュニティの心をつむぐ『まめなけ!あさひ』は富山県朝日町の魅力をたっぷりと歌い上げています。
高原兄さんと道用マヒルさんによる心地よいハーモニーは、町の日常や祭りを具体的に描き出し、リスナーをその場へ誘います。
2022年にデビュー30周年を迎えた高原兄さんによるアルバム『高原兄 富山コレクション』にも収録されているこの楽曲。
牧歌的な雰囲気が家族や友人とのひとときにぴったりですね!
富山県民の歌黒坂富治

富山県の豊かな自然と文化を胸に刻む『富山県民の歌』。
富山の壮大な自然を讃え、県民の絆と希望をつなぐために辻本俊夫さんが作詞、牧野良二さんが作曲され、1958年に発表されました。
それから長らく、県民に愛され続けている不朽の名作です。
深く心に響くメロディと歌詞は、聴く人を富山の風景と歴史の旅へといざない、日々の暮らしに温もりを与えます。
郷土の歌を新たに知りたいという方や、地元の記憶を懐かしむ方に、とくにオススメですよ!
風の盆恋歌石川さゆり
恋愛小説をもとに制作されたこちら、石川さゆりさんの歌う『風の盆恋歌』。
1989年にシングルリリースされヒット、同年の『NHK紅白歌合戦』では大トリで披露され話題になりました。
小説が富山県富山市を舞台にしていることから、曲のそれにならった内容。
添い遂げられないとわかっていながら、愛する人と離れたくない……切ない恋心が伝わってきて、胸がぎゅっと締め付けられます。
石川さんの艶やかな歌声がまた、曲の雰囲気によく合っているんですよね。
富山を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ(11〜20)
のじた音頭

富山県射水市を中心に開催される盆踊り、のじた踊り。
街じゅうの人びとが集まり踊り歩く様子が「街流し」とも呼ばれています。
こちらの盆踊りを盛り上げる楽曲として使用されている曲がこちらの『のじた音頭』。
曳山を連れて街を歩く人びとの姿を描くとともに、リズミカルな演奏が展開します。
和楽器を主体とした親しみやすい音色にのせた歌声は、コーラスが加わることでより盛り上がる場面が伝わるでしょう。
のじた踊りの楽しいお祭りの風景が思い浮かぶ民謡です。
氷見の雪原田悠里

原田悠里さんの『氷見の雪』は、2004年2月25日に発表された、冬の富山県を情感たっぷりに歌った楽曲です。
港町をバックに切ない恋心を描いたこの曲は、聴く人の胸をぎゅっと締め付けます。
失恋の悲しみを雪景色に映し出し、女性ならではの繊細な感情がメロディーとともに奏でられています。
どこか懐かしさを感じさせる彼女の歌声は、まるで富山の自然そのもの。
冬の夜に聴くことで、さらにその魅力が深まるかもしれません。
えんじゃら節

『えんじゃら節』は富山県砺波市に伝わる伝統的な盆踊り民謡です。
この曲の起源は、富山市針原をはじめとする県東部で古くから伝えられている盆踊り唄の「エンヤラ」という囃子言葉だと考えられています。
富山県砺波市の南般若地区では、地元の踊りグループ「南般若おどらん会」が、地域の文化を次世代に伝えるために「えんじゃら節」の練習会を定期的に開催。
これは、2006年から毎年おこなわれており、地元の児童たちが住民から踊りを学んでいます。
目桑ちりめん節

『目桑ちりめん節』は、1573年から1592年にかけての天正年間に源流を発する、富山県立山町が生んだ伝統的な糸ひき唄。
この曲は機織りの手仕事から誕生し、昭和初期にはお祭りの踊り唄へと変貌を遂げました。
移り変わる時代の流れの中で、地元の方々に愛され続ける理由は、その穏やかな旋律と心温まる調べにあるでしょう。
富山に根付いた生活と文化が色濃く表現されており、地元の方ならずとも心に響くはずです!