【ピアノ発表会】小学生・高学年にオススメのクラシック曲を厳選
心身とともにグンと大人に近づき、自分の好みをはっきり自覚できるようになる小学校高学年の子供たち。
ピアノ発表会の曲を選ぶ際も、気に入った曲に熱心に取り組み本番で成果を発揮できるよう、好みに合った作品を選んであげたいものです。
そこで本記事では、ピアノ発表会にピッタリの華やかなクラシック作品の中から、特に小学校高学年の子供たちにオススメしたい曲をピックアップしてご紹介します。
発表会曲の選曲や、これから取り組む作品の参考にしていただければ幸いです。
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【ピアノ発表会】小学生・高学年にオススメのクラシック曲を厳選(61〜80)
ルーマニア民俗舞曲 Sz.56Bartók Béla

ハンガリーの作曲家バルトーク・ベーラが、トランシルヴァニア地方の民謡を題材に作曲した『ルーマニア民俗舞曲 Sz.56』。
懐かしさと新鮮さが共存する民族色豊かな旋律が、華やかなルーマニアの風景を連想させる、発表会にピッタリの作品です。
特に、第5曲と第6曲はテンポが速くインパクトが強いため、演奏する子供たちにとっても聴く人にとっても、印象深い演奏になるはず。
連弾や2台ピアノで演奏される機会も多い作品なので、ピアノソロ以外の演奏を参考に演奏のイメージを膨らませるのもオススメですよ。
即興曲 Op.90-4Franz Schubert

気品あふれる洗練された美しさが魅力的な、フランツ・シューベルトの『即興曲 Op.90-4』。
悠久を感じさせる冒頭部の独特なアルペジオから、嬰ハ短調へと移行する中間部にかけて、聴き手を幻想的な音楽の旅へと誘います。
このエレガントな曲は、発表会で大人な雰囲気の作品に挑戦したい高学年の子供たちにとって、表現の幅を広げる絶好のチャンス。
はかなくも力強い旋律が、成長過程にある子供たちの演奏力をさらに引き上げてくれるでしょう。
18の性格的な練習曲 Op.109 第13番「大雷雨」Johann Burgmüller

ピアノ学習者の多くが取り組む『25の練習曲 Op.100』で知られるヨハン・ブルグミュラーのピアノ練習曲集『18の性格的な練習曲 Op.109』の第13番『大雷雨』は、聴き映えのする発表会にピッタリの作品です。
嵐のような激しさと静けさが交錯する迫力と、終結部における晴れ間のような解放感をあわせ持つこの曲は、聴く人の心に強烈な印象を残します。
小学校高学年のお子さんにとっては、表現力や感情の込め方を探求する大きなチャンス!
テクニックを磨きながらも曲のストーリーを大事にして、息づかいを感じさせる演奏を目指してくださいね。
「版画」第3曲「雨の庭」Claude Debussy

クロード・ドビュッシーの中期の代表作『版画』の第3曲『雨の庭』は、フランスの童謡をもとにした旋律と、雨が降り注ぐ庭を思わせる豊かな音色の変化で、子供たちの想像力を刺激します。
演奏時間は約3分と短めですが、テクニック面、表現面ともに難しい要素が盛り込まれているため、発表会に向けて練習を重ねる中で、成長を感じられるはずです。
この作品の魅力でもある繊細な強弱のコントロールに、自分の解釈を反映させながら演奏することで、水彩画のように美しいドビュッシーの世界観をより身近に感じられるでしょう。
ワルツ イ短調 遺作Frederic Chopin

ロマン派時代を代表する作曲家、フレデリック・ショパンの遺作となった本作は、1847年から1849年の間に書かれ、彼の死後1860年に出版されました。
シンプルながらも哀愁漂うメロディと、途中で明るく転調する部分が印象的。
ショパンらしい繊細な感性が随所に感じられる本作は、技術的にも比較的取り組みやすいため、ピアノを学ぶ方々にも親しまれています。
優雅さと憂いが交錯する旋律は、聴く人の心に深く響くことでしょう。
ショパンの音楽世界に触れたい方や、感情表現を大切にしたい方、極めたい方にオススメの1曲です。
おわりに
今回は、小学校高学年のお子さんにオススメの少し大人なピアノ作品をご紹介しました。
発表会で弾きたい&弾かせてあげたいお気に入りの1曲は見つかりましたか?
普段の練習曲よりじっくり時間をかけて取り組むことが多いピアノ発表会の曲には、子供たち自らが「聴いてほしい」、「これが弾きたい」と思えるような好みに合った作品を選ぶのが一番です。
次の発表会では、ご紹介した作品も参考にしながら、これだと思える1曲を選んでみてください。