フォークソング、と言われて皆さんはどのようなイメージを浮かべますか?
アコースティック・ギターで弾き語るシンガーソングライターであったり、なんだか古い音楽……なんて思われる方もいらっしゃるかもしれません。
もともとは民謡や民族音楽といったトラディッショナルな音楽から派生したフォークソングは、時代をこえて形を変えて現代にいたるまで愛され続けています。
今回は、そんなフォークソングを往年の名曲から最近の人気曲までリサーチ、幅広く選出してみました!
ぜひ、お気に入りの曲を見つけてくださいね。
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もくじ
- 洋楽のフォークソング。フォークの名曲・おすすめの人気曲
- Young FolksPeter Bjorn & John
- The Times They Are A-Changin’Bob Dylan
- Is It Wicked Not to Care?Belle & Sebastian
- This Land Is Your LandWoody Guthrie
- WoodstockJoni Mitchell
- Should Have Known BetterSufjan Stevens
- RivermanNick Drake
- The Sound of SilenceSimon&Garfunkel
- HoloceneBon Iver
- Fast CarTracy Chapman
- White Winter HymnalFleet Foxes
- Meet On The LedgeFairport Convention
- Where Have all the Flowers Gone?Pete Seeger
- Ho HeyThe Lumineers
- The Sweetest GiftLinda Ronstadt & Emmylou Harris
- Burn One DownBen Harper
- Sunshine SupermanDonovan
- Not A Pretty GirlAni DiFranco
- Morning Has BrokenCat Stevens
- The Night They Drove Old Dixie DownJoan Baez
- Puff, The Magic DragonPeter, Paul & Mary
- Talking To StrangersJP Cooper
- United HealthJesse Welles
- Down The RoadSteve Earle
- Universal SoldierBuffy Sainte-Marie
- who knows where the time goes?Sandy Denny
- A Song For The StoneRyan Bingham
- The Mary Ellen CarterStan Rogers
- Hello In ThereJohn Prine
- City Of New OrleansSteve Goodman
- Mr Tambourine ManThe Byrds
- Gentle On My MindJohn Hartford
- Crazy Lady BluesSandy Denny
- The Trees They Do Grow HighMartin Carthy
- The Last Thing On My MindTom Paxton
- For The Sake Of The SongTownes Van Zandt
- Time will show the wiserFairport Convention
- Early Morning RainGordon Lightfoot
- I AIN’T MARCHING ANYMOREPHIL OCHS
- Green FieldsThe Brothers Four
- For What It’s WorthBuffalo Springfield
- A Case of YouJoni Mitchell
- Harvest MoonNeil Young
- Broken StonesPaul Weller
- Thirsty BootsEric Andersen
- Fire & RainJames Taylor
- The Green Green Grass Of HomeJoan Baez
- If I Had A Hammer..Pete Seeger
- StayAlison Krauss
- Turn! Turn! Turn!The Byrds
- WoodstockCrosby, Stills, Nash & Young
- Four Strong WindsIan & Sylvia
- A Century of FakersBelle & Sebastian
- Freight TrainElizabeth Cotten
- Northern SkyNick Drake
- Early Morning RainPeter, Paul & Mary
- Tom DooleyThe Kingston Trio
- License To KillRichie Havens
- The Night They Drove Old Dixie DownThe Band
- Like a Rolling StoneBob Dylan
- It Doesn’t Matter To Him Ft. Sinead O’ConnorJohn Grant
- Where Did You Sleep Last Night?Lead Belly
- SuzanneLeonard Cohen
- You Want It DarkerLeonard Cohen
- Scarborough fairMartin Carthy
- Matty GrovesFairport Convention
- Diamonds and RustJoan Baez
- Streets of LondonRalph McTell
洋楽のフォークソング。フォークの名曲・おすすめの人気曲(1〜20)
Young FolksPeter Bjorn & John

『Young Folks』というタイトルのこちらの楽曲は、スウェーデンのロックバンド、ピーター・ビヨーン・アンド・ジョンのものです。
イントロの口笛は日本でもCMに使われたので耳にしたことがあるかもしれません。
しかしながら、タイトルとは裏腹にいわゆるフォークソングではありません。
しかしながらヤング・フォークというタイトルから察するに、「フォーク」とは何かをまた考え直してみてもいいかもしれません。
ちょっと深掘りして楽しんでみるのはいかがでしょうか。
The Times They Are A-Changin’Bob Dylan

ミュージシャンとしてノーベル文学賞も受賞した、世界の音楽史だけではなく文学史にも名を残したフォーク界のレジェンド、ボブ・ディランさん。
彼の楽曲はどれも暖かく、そして人間味があります。
代表曲『風に吹かれて』のリリースの翌年、1964年にリリースされた『The Times They Are A-Changin’』邦題『時代は変る』も彼の魅力がつまた楽曲です。
うっとりとメロディを聴くのも良し、アコギを弾く人ならばカバーしても良し、歌詞の意味をひもとくも良し。
フォークを語る上で欠かせない最重要人物です。
Is It Wicked Not to Care?Belle & Sebastian

スコットランド出身のロックバンド、ベル・アンド・セバスチャン。
彼らの楽曲『Is It Wicked Not to Care?』はエレキギターやシンセサイザーが前面に出された楽曲ですが、フォークロックらしい牧歌的な雰囲気が美しい1曲です。
日本にもファンの多いバンドで、なんとなくその理由もわかるような、日本の風景にもよく似合う優しいアンサンブルです。
こちら以外にもボブ・ディランを歌った曲などもあり、フォークへのリスペクトを感じられます。
1993年リリースの三枚目のアルバムに収録されているこちらの楽曲『Is It Wicked Not to Care?』は初期メンバーのイソベル・キャンベルさんがボーカルをとっており、その透き通った歌声を楽しむことができます。
This Land Is Your LandWoody Guthrie

フォークソングを語る上で、もっとも有名なレジェンドとしてあげられるのがやはり、ボブ・ディランさんですが、そのボブ・ディランさんが登場する前に、フォークソングを歌い出したのがウディ・ガスリーさんです。
フォークといえば反戦や社会的な歌を歌うことが1つの特徴ですが、彼は1930年代の大恐慌時代から社会について歌い始め、その思想を世の中に広めました。
労働者階級に人気を得て、国民が聴く音楽としてのフォークソングの地位を気づいた人でもあります。
そのクラシックなフォークの源流をぜひご堪能ください。
WoodstockJoni Mitchell

1960年代の半ば、ビートルズのアメリカ進出により、それまでウッドベースやアコースティックギター、バンジョーなどが主流であったフォークソングに、エレキ楽器が使用されるようになりました。
そういった楽器を用いて作られた音楽は「フォークロック」と呼ばれます。
そして、カナダ出身のフォークシンガー、ジョニ・ミッチェルさんはフォークロックを取り入れたミュージシャンとして知られています。
しかしながらピアノやアコギを片手に弾き語りをする彼女の歌声は美しく、素朴なフォークソングを華麗に歌い上げています。
楽曲『Woodstock』は1969年に開催された伝説の音楽イベント「ウッドストックフェスティバル」について歌ったものです。
Should Have Known BetterSufjan Stevens

2010年代を活躍するシンガーソングライター、スフィアン・スティーブンさん。
まさにフォークソングの血を受け継ぐ、最先端のフォークシンガーです。
2015年の作品『Should Have Known Better』はキャリアの中でも最高傑作と呼び声の高い1曲です。
そして何より楽曲も枯れたギターの音に彼のかすれた歌声が乗る、さみしくも暖かい楽曲に仕上がっています。
シンセサイザーのリフレインもなんだか懐かしく、素朴な音楽の素晴らしさを再確認させてくれる楽曲です。