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洋楽のフォークソング。フォークの名曲・おすすめの人気曲

フォークソング、と言われて皆さんはどのようなイメージを浮かべますか?

アコースティック・ギターで弾き語るシンガーソングライターであったり、なんだか古い音楽……なんて思われる方もいらっしゃるかもしれません。

もともとは民謡や民族音楽といったトラディッショナルな音楽から派生したフォークソングは、時代をこえて形を変えて現代にいたるまで愛され続けています。

今回は、そんなフォークソングを往年の名曲から最近の人気曲までリサーチ、幅広く選出してみました!

ぜひ、お気に入りの曲を見つけてくださいね。

洋楽のフォークソング。フォークの名曲・おすすめの人気曲(1〜20)

Where Have all the Flowers Gone?Pete Seeger

1930年代、労働歌として歌われていたフォークソング。

その後、1950年代ごろに「フォーク・リバイバル」というムーブメントが巻き起こります。

ベトナム戦争の時代に、反戦、反社会的なメッセージを乗せて歌われたフォークソング。

そんなムーブメントの代表格がピート・シーガーさんです。

素朴でシンプルなフォークソングは世界中に広がりブームとなりますが、それより以前、アメリカ南部の伝統的な民謡を歌い広げていった、フォークを世界規模に育て、その歴史に大きく貢献した人物です。

Ho HeyThe Lumineers

The Lumineers – Ho Hey (Official Video)
Ho HeyThe Lumineers

アメリカのフォークロックバンド、ルミネーズ。

彼らの楽曲は世界的なヒット作品もあり、このバンドをきっかけにフォークを知った人も多いのかもしれません。

こちらの『Ho Hey』は伝統的な楽器を使い、枯れたフォークサウンドを基調としていますが、たくみなミックスや編曲で唯一無二のアンサンブルを楽しめます。

何よりタイトル通り『Ho Hey』とバックで力強く歌うコーラスがこの曲のアイデンティティです。

そのほかの楽曲も無理なくフォークの香りがするバンドですので、新旧フォークファンに楽しんでほしい、オススメのバンドです。

The Sweetest GiftLinda Ronstadt & Emmylou Harris

“The Sweetest Gift” Linda Ronstadt with Emmylou Harris
The Sweetest GiftLinda Ronstadt & Emmylou Harris

アメリカのフォークやカントリーの歴史においてなくてはならないミュージシャン、エミルー・ハリスさん。

1969年から活動しており、カントリーやフォークなどアメリカの伝統的な音楽から、ポップやロックまでたくさんの名曲を生み出してきました。

そしてもう一人、こちらもアメリカの国民的スターであった歌手リンダ・ロンスタッドさん。

その二人が共演したフォーク作品『The Sweetest Gift』。

女性二人のデュエットで歌われるフォークといったところで、いわばカリスマ的存在の二人がコラボしたたいへん聴きごたえのある作品です。

Burn One DownBen Harper

アメリカのフォークシンガー、ベン・ハーパーさん。

1992年から活動を始め、アメリカのフォークロックの第一線で活躍をしています。

特に彼はスライドギターの名手として知られています。

数多くの曲でその腕前を発揮しており、そういった目線で彼の楽曲を聴いてみるのもいいと思います。

そして何と言ってもアメリカ産フォークロックらしい朗らかで素朴な楽曲はとても魅力的です。

ドライブやピクニックなど、野外の風に当たりながら聴きたいですね。

Sunshine SupermanDonovan

1960年代のフォークソングといえばボブ・ディランさんを筆頭とするアメリカの文化として有名ですが、イギリスでもフォークシンガーは登場しています。

それが彼、スコットランド出身のシンガー、ドノヴァンさん。

彼の特徴といえばまさにイギリス産フォークソングといった楽曲です。

ビートルズとも親交があり、彼らに多大な影響を与えたドノヴァンさん。

彼の楽曲『Sunshine Superman』を聴けば初期ビートルズのような、いなたいフォークロックのアンサンブルを聴くことができます。

Not A Pretty GirlAni DiFranco

女性フォークシンガー、アニ・ディフランコさん。

フォークロックやオルタナティブロックというジャンルに分けられますが、彼女の歌うフォークには精神としてのパンクを感じます。

こちらの楽曲『Not A Pretty Girl』は迫力のある、エモーショナルなギターとボーカルが魅力の楽曲です。

もはや言葉が通じなくとも気持ちが見えるような楽曲ですが、彼女の作詞は言葉の使い方や意味そのものも魅力のポイントで、楽曲のメッセージをしっかり受け取って聴けばよりのめりこめると思います。