RAG MusicWorld Music
素敵な世界の音楽
search

洋楽のフォークソング。フォークの名曲・おすすめの人気曲

フォークソング、と言われて皆さんはどのようなイメージを浮かべますか?

アコースティック・ギターで弾き語るシンガーソングライターであったり、なんだか古い音楽……なんて思われる方もいらっしゃるかもしれません。

もともとは民謡や民族音楽といったトラディッショナルな音楽から派生したフォークソングは、時代をこえて形を変えて現代にいたるまで愛され続けています。

今回は、そんなフォークソングを往年の名曲から最近の人気曲までリサーチ、幅広く選出してみました!

ぜひ、お気に入りの曲を見つけてくださいね。

洋楽のフォークソング。フォークの名曲・おすすめの人気曲(41〜60)

Northern SkyNick Drake

イギリスが誇るシンガーソングライター、ニック・ドレイクさんの名曲が、この楽曲です。

1970年に発表されたアルバム『Bryter Layter』に収録された本作は、ドレイクさんの繊細な歌声と美しいアコースティック・ギターの響きが印象的。

愛がもたらす変化と発見をテーマに、独特の詩的な表現で綴られた歌詞が心に沁みます。

1971年3月にリリースされた本作は、当時は大きな注目を集めませんでしたが、1980年代以降、再評価が進み、今では不朽の名作として愛されています。

2001年の映画『Serendipity』でも使用されるなど、多くの人々の心を魅了し続けています。

静かな夜に一人で聴きたい、心に響く一曲です。

Early Morning RainPeter, Paul & Mary

Peter Paul & Mary – Early Morning Rain (1966)
Early Morning RainPeter, Paul & Mary

アメリカのフォークミュージック界を代表するトリオ、ピーター・ポール&マリーさんによってカバーされた楽曲は、早朝の雨の中で空港に佇む孤独な旅人の心情を描いた名曲です。

1965年にレコーディングされ、カナダで39位、ビルボード・ホット100で91位を記録。

温かみのあるハーモニーと心に沁みる歌詞が、聴く人の心を揺さぶります。

故郷や愛する人から遠く離れた場所にいる切なさが、静かに響くアコースティック・ギターの音色と共に表現されており、旅先での寂しさを感じている人にぴったりの一曲と言えるでしょう。

Tom DooleyThe Kingston Trio

The Kingston Trio – Tom Dooley – 1958
Tom DooleyThe Kingston Trio

多くのアーティストによってレコーディングされている、伝統的なフォーク・トラック。

アメリカのフォーク&ポップ・ミュージック・グループのThe Kingston Trioによるこのバージョンは最も有名で、5カ国のチャートでNo.1を獲得しました。

License To KillRichie Havens

ソウルフルでパワフルなボーカルと、リズミカルなギタープレイが魅力の楽曲です。

もともとはボブ・ディランさんの作品ですが、アメリカ出身のリッチー・ヘブンスさんが1987年にアルバム『Richie Havens Sings Beatles and Dylan』でカバーしています。

人間の自己破壊への警鐘を鳴らす深遠な歌詞と、ヘブンスさん独特の情感溢れる歌唱が見事にマッチした本作。

フォークミュージックの枠を超えた普遍的なメッセージが込められており、環境問題や人類の未来について考えさせられる一曲となっています。

ヘブンスさんは1969年のウッドストック・フェスティバルでオープニングを務め、約50分間の熱演で聴衆を魅了したことでも知られています。

The Night They Drove Old Dixie DownThe Band

アメリカの内戦時代を設定に歌われているトラック。

ルーツ・ロック・グループであるthe Bandによって1969年にシングル・リリースされました。

Joan BaezやJohnny Cash、Jimmy Arnold、John Denverなど、多くのアーティストによってレコーディングされています。

Like a Rolling StoneBob Dylan

Bob Dylan – Like a Rolling Stone (Official Audio)
Like a Rolling StoneBob Dylan

アコースティックなギターの音色から始まり、次第にエレキギターやオルガンが加わっていくサウンドは、まさに時代の転換点を象徴するかのようです。

1965年にリリースされたこの楽曲は、フォークからロックへと移行していく音楽シーンの流れを如実に表しています。

6分を超える長さも当時としては異例で、ポップミュージックの常識を覆す革新的な作品となりました。

ボブ・ディランさんの若々しく皮肉な歌声が、社会の矛盾や個人の存在意義を鋭く問いかけます。

アメリカのミネソタ州出身のディランさんは、この楽曲で音楽史に大きな足跡を残し、後の世代のアーティストたちにも多大な影響を与え続けています。