洋楽のフォークソング。フォークの名曲・おすすめの人気曲
フォークソング、と言われて皆さんはどのようなイメージを浮かべますか?
アコースティック・ギターで弾き語るシンガーソングライターであったり、なんだか古い音楽……なんて思われる方もいらっしゃるかもしれません。
もともとは民謡や民族音楽といったトラディッショナルな音楽から派生したフォークソングは、時代をこえて形を変えて現代にいたるまで愛され続けています。
今回は、そんなフォークソングを往年の名曲から最近の人気曲までリサーチ、幅広く選出してみました!
ぜひ、お気に入りの曲を見つけてくださいね。
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洋楽のフォークソング。フォークの名曲・おすすめの人気曲(1〜10)
The Sound of SilenceSimon&Garfunkel

1960年代に活躍したフォークデュオ・サイモン&ガーファンクルの楽曲。
世界的にも有名な曲ため一度は聴いたことがある人も多いのではないでしょうか。
もの悲しげなアコースティックギターのアルペジオから始まり、ボーカルのハーモニーによって一気に曲の世界観に引き込まれてしまいます。
心地よい絶妙なコーラスワークはアコースティックギターのみの伴奏でも曲を成立させており、まさにフォークソングの代表曲として後世のフォークシンガーに多大な影響を与えた楽曲です。
Ho HeyThe Lumineers

アメリカのフォークロックバンド、ルミネーズ。
彼らの楽曲は世界的なヒット作品もあり、このバンドをきっかけにフォークを知った人も多いのかもしれません。
こちらの『Ho Hey』は伝統的な楽器を使い、枯れたフォークサウンドを基調としていますが、たくみなミックスや編曲で唯一無二のアンサンブルを楽しめます。
何よりタイトル通り『Ho Hey』とバックで力強く歌うコーラスがこの曲のアイデンティティです。
そのほかの楽曲も無理なくフォークの香りがするバンドですので、新旧フォークファンに楽しんでほしい、オススメのバンドです。
WoodstockJoni Mitchell

1960年代の半ば、ビートルズのアメリカ進出により、それまでウッドベースやアコースティックギター、バンジョーなどが主流であったフォークソングに、エレキ楽器が使用されるようになりました。
そういった楽器を用いて作られた音楽は「フォークロック」と呼ばれます。
そして、カナダ出身のフォークシンガー、ジョニ・ミッチェルさんはフォークロックを取り入れたミュージシャンとして知られています。
しかしながらピアノやアコギを片手に弾き語りをする彼女の歌声は美しく、素朴なフォークソングを華麗に歌い上げています。
楽曲『Woodstock』は1969年に開催された伝説の音楽イベント「ウッドストックフェスティバル」について歌ったものです。
洋楽のフォークソング。フォークの名曲・おすすめの人気曲(11〜20)
Fast CarTracy Chapman

アフリカ系アメリカ人の女性フォークミュージシャン、トレイシー・チャップマンさん。
彼女の魅力はたくさんありますが、音楽に込められたメッセージの強さは外せません。
楽曲によってさまざまなメッセージを込めており、この言葉の力に救われた人も多いことでしょう。
こちらの『Fast Car』は1988年リリース、女性目線でアメリカの80年代の貧困問題を風刺した楽曲です。
『Fast Car』は富裕層のことをさしており、この意味を知っているだけで翻訳した歌詞飲み方も変わります。
かつて60年代のフォークソングがそうであったように、社会的な思想を歌う、気持ちのこもったメッセージソングです。
Meet On The LedgeFairport Convention

1960年代から70年代にかけて活動したフォークロックバンド、フェアポート・コンベンション。
これまでバンジョーやウッドベースなどが主流であったフォークソングにエレキギターを取り入れた「フォークロック」のジャンルのミュージシャンとして有名です。
幻想的で美しいバラードから、エレキギターのかっこいいプレイが聴ける楽曲まで掘れば掘るほど名曲に出会える、フォークロック好きにはたまらない、初心者の方にもオススメのバンドです。
The Sweetest GiftLinda Ronstadt & Emmylou Harris

アメリカのフォークやカントリーの歴史においてなくてはならないミュージシャン、エミルー・ハリスさん。
1969年から活動しており、カントリーやフォークなどアメリカの伝統的な音楽から、ポップやロックまでたくさんの名曲を生み出してきました。
そしてもう一人、こちらもアメリカの国民的スターであった歌手リンダ・ロンスタッドさん。
その二人が共演したフォーク作品『The Sweetest Gift』。
女性二人のデュエットで歌われるフォークといったところで、いわばカリスマ的存在の二人がコラボしたたいへん聴きごたえのある作品です。
Where Have all the Flowers Gone?Pete Seeger

1930年代、労働歌として歌われていたフォークソング。
その後、1950年代ごろに「フォーク・リバイバル」というムーブメントが巻き起こります。
ベトナム戦争の時代に、反戦、反社会的なメッセージを乗せて歌われたフォークソング。
そんなムーブメントの代表格がピート・シーガーさんです。
素朴でシンプルなフォークソングは世界中に広がりブームとなりますが、それより以前、アメリカ南部の伝統的な民謡を歌い広げていった、フォークを世界規模に育て、その歴史に大きく貢献した人物です。