【洋楽】ノリのいいヒップホップの名曲
ロックが主流だった日本も、フリースタイルなどの影響でヒップホップが覇権を握るようになってきました。
その中で、ヒップホップに興味を持つようになった方も非常に多いと思います。
今回はそんな方に向けて、洋楽のヒップホップのなかでも、特にノリのいい楽曲をピックアップいたしました!
ヒップホップナレッジが身につくような情報も含まれているので、胸を張って「自分はヘッズだ!!!」と言えるようになりたい方は必見です!
【洋楽】ノリのいいヒップホップの名曲(21〜30)
Straight Out The Gate (Feat. Serj Tankian)Tech N9ne

ファステストラップを代表するラッパーとして知られる、テック・ナインさん。
エミネムさんやケンドリック・ラマーさん、トゥイスタさんなどと並ぶ実力派のラッパーとして有名ですね。
そんな彼の作品のなかでも特にオススメしたい楽曲が、こちらの『Straight Out The Gate (Feat. Serj Tankian)』。
スピードだけならトゥイスタさんの方が上ですが、テック・ナインさんは早口に加えてめちゃくちゃしっかりと韻を踏んでいます。
また、フロウも非常に細かいため、本作はファステストラップにおけるお手本のような作品として知られています。
速さから生まれるノリの良さは圧巻ですので、ぜひチェックしてみてください。
The MessageGrandmaster Flash & The Furious Fiv

オールドスクール期のヒップホップを代表するDJ、グランドマスター・フラッシュさん。
彼が中心となって1979年に結成されたグランドマスター・フラッシュ・アンド・ザ・フューリアス・ファイヴというグループは、初期のヒップホップを味わうにはうってつけの存在です。
なかでもこちらの『The Message』は特にオススメしたい作品。
Jクール・ハークさんから学んだブレイクビーツの概念をさらに探求し、現在では当たり前になった「スクラッチ」を生み出した本作は、ノリの良さはもちろんのこと、ヒップホップ史においても非常に重要な作品です。
WoahLil Baby

やや天然なキャラクターと、そのキャラクターに似合わない完成度の高い音楽性でグラミー賞も受賞した偉大なラッパー、リル・ベイビーさん。
キャラクターは破天荒な感じですが、楽曲の方はスタイリッシュなものが多く、特にこちらの『Woah』では彼のハイセンスなフロウが味わえます。
激しい楽曲というわけではありませんが、首を前後に振りたくなるようなトラックとフロウは圧巻です。
トラップをこれから聴き始めるという方は、ぜひチェックしてみてください。
I Like ItCardi B, Bad Bunny & J Balvin

TikTokやInstagramを通して、世界中で大ヒットを記録した作品、『I Like It』。
フィメールラッパーの代表的な存在であるカーディ・Bさん、ラテントラップを代表するプエルトリコ出身のラッパー、バッドバニーさん、そしてコロンビアを代表するレゲトンのシンガーソングライター、J.ハルヴィンさんによる楽曲です。
本作はラテントラップを代表する作品で、レゲトンの魅力とラテントラップの魅力が見事に融合しています。
スローテンポな楽曲ですが、ノリの良さはバツグンなので、ぜひチェックしてみてください。
Like ThatFuture, Metro Boomin & Kendrick Lamar

トラップとハードコア・ヒップホップが融合した爆発的なエネルギーを放つ作品です。
アメリカのラッパー フューチャーさんとメトロ・ブーミンさん、そしてケンドリック・ラマーさんによる豪華コラボレーションが実現し、2024年3月に発表されました。
アルバム『We Don’t Trust You』からのシングルとして世界中のヒップホップファンを魅了しています。
パワフルな808ドラムと不気味なシンセサイザーが織りなす重厚なサウンドに、3人のアーティストが個性を際立たせた渾身のパフォーマンスを披露しています。
本作は、若いリスナーを中心に大きな反響を呼び、ビルボードHot 100で3週連続1位を獲得。
さらに2024年のBETヒップホップアワードでは2部門を制覇するなど、その実力は各方面から高い評価を受けています。
エネルギッシュなハイテンポな音楽です。
最先端のヒップホップシーンに触れたい方にお勧めです。
Woo Hah!! Got You All in CheckBusta Rhymes

90年代を代表するヒップホップの金字塔です。
ガルト・マクダーモットのインストゥルメンタル曲をサンプリングした独特のビートに乗って、バスタ・ライムスさんの超高速なフロウが炸裂します。
息子への愛情を歌いながらも、圧倒的なラップスキルと個性的なパフォーマンスを見せつける内容は、ヒップホップファンなら必聴の一曲です。
1996年1月にリリースされたソロデビュー作は、Billboard Hot 100で8位を記録する大ヒットとなり、第39回グラミー賞にもノミネートされました。
アルバム『The Coming』の先行シングルとしても話題を呼び、ハイプ・ウィリアムス監督のミュージックビデオも強烈なインパクトを残しています。
ジムのワークアウトにぴったりな、エネルギッシュでパワフルな一曲です。
Collard GreensScHoolboy Q

伝統的な南部料理にちなんだタイトルを持つ、スピーディーでダンサブルなヒップホップ作品です。
アメリカ出身のスクールボーイ・Qさんが、2013年6月にメジャーデビューアルバム『Oxymoron』のリードシングルとして発表しました。
アーティストの仲間であるケンドリック・ラマーさんをフィーチャーし、楽曲は疾走感のあるレゲエ調のビートと、ダイナミックなラップフローが織りなす独特の雰囲気を醸し出しています。
本作はアメリカのBillboard Hot 100で92位を記録し、アーティストの地位を確立した重要な1曲となりました。
スクールボーイ・Qさんの類まれなラップスキルと享楽的な世界観が見事に調和しており、パーティーシーンや気分を高めたい時にぴったりの楽曲です。