【洋楽】ノリのいいヒップホップの名曲
ロックが主流だった日本も、フリースタイルなどの影響でヒップホップが覇権を握るようになってきました。
その中で、ヒップホップに興味を持つようになった方も非常に多いと思います。
今回はそんな方に向けて、洋楽のヒップホップのなかでも、特にノリのいい楽曲をピックアップいたしました!
ヒップホップナレッジが身につくような情報も含まれているので、胸を張って「自分はヘッズだ!!!」と言えるようになりたい方は必見です!
【洋楽】ノリのいいヒップホップの名曲(36〜40)
StickyTyler, The Creator

アメリカのラッパー、タイラー・ザ・クリエイターさんが2024年10月に制作した楽曲は、テンポの速い爽快な曲調が魅力です。
リル・ウェインさんやグロリラさんなど豪華なアーティストをゲストに迎え、虚勢と表現の豊かさが融合した独特のスタイルを確立しています。
サザン・ヒップホップの要素を色濃く感じる本作は、自己主張と中傷者への立ち直りをテーマに、鋭い言葉の数々が印象的です。
アルバム『CHROMAKOPIA』に収録された1曲で、リリース後はSNSでダンスチャレンジが流行するなど、多くの人々を魅了しました。
力強いビートと多彩なアレンジが施された本作は、クセになるハイテンポとエネルギッシュな気分を味わいたい時や、気持ちを高揚させたい時にぴったりの1曲となっています。
Party Up (Up In Here)DMX

怒りとフラストレーションを露わにした荒々しいラップと、火災報知器のような印象的なビートが強烈なインパクトを放つ作品です。
情熱的なパフォーマンスと攻撃的なリリックが見事に調和し、聴く者の心を揺さぶります。
1999年12月発売のアルバム『…And Then There Was X』に収録され、翌年にシングルカットされました。
映画『60セカンズ』『ビー・バッド・ボーイズ』にも採用され、DMXの代名詞ともいえる楽曲へと成長。
興味深いことに、当初DMXは制作に消極的だったものの、結果的にキャリアの代表作となりました。
エネルギッシュなサウンドと力強いメッセージ性から、モチベーションを高めたい時やワークアウト中のBGMとして絶大な効果を発揮する一曲です。
I Got 5 on ItLuniz

ウェストコーストヒップホップシーンを彩るマリファナ・カルチャーを象徴するアンセムと称されるデュオ、ルーニーズによる名曲。
マイケル・マーシャルさんの甘美なコーラスとメンバーのヤクマウスさん、Numskullさんによるフロウが見事に調和した珠玉のメロディーラインが心に残ります。
1995年5月のリリース以降、ヒップホップクラシックとして揺るぎない地位を確立し、アルバム『Operation Stackola』に収録された本作は、世界的な支持を集めました。
2019年には映画『Us』でジョーダン・ピール監督が独特の緊張感あふれるオーケストラリミックスを制作し、新たな魅力を引き出しています。
リラックスした気分で音楽を楽しみたい方におすすめしたい一曲です。
If I Ruled The World (Imagine That) feat. Lauryn HillNas

自由と解放への強い願いを、郷愁を誘うメロディとグルーヴィーなビートに乗せて描いた傑作です。
豊かな表現力とメッセージ性の高いリリックで、理想の世界を鮮やかに描き出しています。
ストリートの厳しい現実を見つめながらも、希望に満ちた未来への想いを優しく歌い上げる心温まる名曲となっています。
ローリン・ヒルさんのソウルフルなコーラスが、楽曲の魅力をさらに引き立てています。
1996年6月にリリースされたナズさんのアルバム『It Was Written』からの1枚で、アメリカのBillboard Hot 100で53位を記録。
1997年のグラミー賞では最優秀ラップ・ソロ・パフォーマンス賞にノミネートされました。
本作は、心が疲れているときや、明日への活力が欲しいときにぴったりです。
夜のドライブや、一人で物思いにふける時間のお供としても素晴らしい1曲となっています。
Runnin Out Of TimeLil Skies

1998年生まれ、ペンシルベニア州出身のリル・スカイズさんは10代の若さでネットを通じて多くの楽曲を発表、2017年にリリースしたデビューシングル『Red Roses』がヒットを記録して一躍注目を集めました。
タトゥーだらけのルックスですが実は大学で優秀な成績を収めたキャリアを持っているというのも、どこかギャップがあって興味深い存在ですよね。
そんな彼の楽曲『Runnin Out Of Time』は2024年3月にリリースされた最新ミックステープ『Out Ur Body Music』に収録されています。
内省的なリリックとエモトラップ風の彼らしいナンバーで、そういったタイプのヒップホップがお好きな方であれば気に入ることでしょう。