【洋楽】ノリのいいヒップホップの名曲
ロックが主流だった日本も、フリースタイルなどの影響でヒップホップが覇権を握るようになってきました。
その中で、ヒップホップに興味を持つようになった方も非常に多いと思います。
今回はそんな方に向けて、洋楽のヒップホップのなかでも、特にノリのいい楽曲をピックアップいたしました!
ヒップホップナレッジが身につくような情報も含まれているので、胸を張って「自分はヘッズだ!!!」と言えるようになりたい方は必見です!
【洋楽】ノリのいいヒップホップの名曲(71〜75)
Hallelujah Heaven ft. Lil Wayne, Buju Banton, Shabba RanksJeymes Samuel

霊的高揚と個人的な啓示をテーマにした楽曲で、聖歌隊のバックボーカルが壮大な雰囲気を醸し出しています。
ジェイムズ・サミュエルさんが監督を務める映画「The Book of Clarence」のサウンドトラックとして2023年12月にリリースされました。
リル・ウェインさん、ブジュ・バントンさん、シャバ・ランクスさんがフィーチャリングで参加し、それぞれが独自の解釈を加えています。
本作は、信仰と精神の力強さを表現しており、映画のテーマを見事に音楽で表現しています。
心を高める音楽を求める方や、映画と音楽の融合に興味がある方にぜひ聴いていただきたい一曲です。
Heaven Or HellK-Trap

愛と欲望の狭間で揺れ動く心情を描いた楽曲が、ドリルミュージックのシーンに新たな風を吹き込みます。
K-Trapさんの巧みなワードプレイと、緻密なプロダクションが織りなす音世界は、リスナーの心に深く響くはず。
2024年2月にリリースされた本作は、彼の音楽キャリアにおける重要な一歩となりました。
MOBOアワードでの受賞やBrit賞へのノミネートなど、K-Trapさんの才能は業界からも高く評価されています。
自己認識や人間関係について深く考えたい方、そして現代社会の複雑さを音楽で体感したい方におすすめの一曲です。
Broadway Girls feat. Morgan WallenLil Durk

今なおヤングボーイさんとビーフを繰り広げるシカゴ出身のラッパー、リル・ダークさん。
今の時代、ビーフで終わることがほとんどですが、リル・ダークさんが居るシカゴでは命の奪い合いまで発展しており、これまでにキング・ウォンさんや実の兄など、20人以上のファミリーを失っています。
それでも自身が生まれ育ったシカゴの貧民を豊かにするため、自分の音楽を貫きビジネスを拡大していく様に憧れるヘッズも多いのではないでしょうか?
そんな彼が歌うこちらの『Broadway Girls feat. Morgan Wallen』は、カントリーシンガーのモーガン・ウォーレンさんと共演したビッグチューンです。
楽曲自体は非常にノリの良いドープな作品なのですが、そのリリックはそういうきらびやかな世界だけに身を置くのは危険というメッセージが込められています。
一度目は単純にフロウやトラックを。
二度目はリリックを。
3度目は彼が抱える抗争を知った上で聴いてみてください。
Shimmyyvngxchris

ダウナーでありながらもノリの良さを感じさせる楽曲が増えてきましたね。
yvngxchrisさんの本作は、そんな現代のヒップホップを象徴する一曲です。
BPM151の速いテンポと、D♭メジャーのキーが特徴的。
ダンス性74%、エネルギー52%という評価からも、スタイリッシュでインパクトのある仕上がりが伺えます。
2024年3月にリリースされたこの楽曲は、TikTokなどのSNSを通じて若い世代から支持を集めています。
yvngxchrisさんの独特なスタイルと革新的なサウンドは、現代のヒップホップシーンに新しい風を吹き込んでいるんです。
バイブスの強さを感じたい方にぜひおすすめです。
Right There (Prod. Ojivolta)Lil Nas X

独特の音楽性やキャラクターで完全なるポジションを築き上げたラッパー、リル・ナズ・Xさん。
最近はヒットソングを連発しているため、ご存じの方も多いのではないでしょうか?
本作はゴスペル風のコーラスが印象的なヒップホップ・ナンバー。
自由でヘドニスティックなライフスタイルを謳歌する歌詞は、強いメッセージ性を感じさせます。
2024年4月にリリースされたこの楽曲は、ミックステープ『Nasarati 2』からの先行シングル。
ヒット曲「Industry Baby」でタッグを組んだOjivoltaがプロデュースを手掛けています。
若者文化への洞察に富んだ本作は、ファンならずとも聴いておきたい1曲です。
おわりに
今回はヒップホップの名曲のなかでも、特にノリが良いものを紹介してまいりました。
お気に入りの楽曲は見つかりましたか?
ラグミュージックではヒップホップを知り始めたばかりの方に向けた記事が他にもございます。
ヒップホップカルチャーについても触れながら楽曲を解説しているので、ぜひそちらもチェックしてみてくださいね!