【洋楽】ノリのいいヒップホップの名曲
ロックが主流だった日本も、フリースタイルなどの影響でヒップホップが覇権を握るようになってきました。
その中で、ヒップホップに興味を持つようになった方も非常に多いと思います。
今回はそんな方に向けて、洋楽のヒップホップのなかでも、特にノリのいい楽曲をピックアップいたしました!
ヒップホップナレッジが身につくような情報も含まれているので、胸を張って「自分はヘッズだ!!!」と言えるようになりたい方は必見です!
【洋楽】ノリのいいヒップホップの名曲(31〜35)
Ready or NotThe Fugees

90年代ヒップホップ黄金期を代表する名曲が、フージーズによって生み出されました。
子供の頃のかくれんぼの掛け声をモチーフに、社会の不平等や人種問題、難民の視点から強いメッセージを込めた壮大な物語が展開されます。
Enyaのケルト音楽をサンプリングした幻想的なメロディは、従来のヒップホップの枠を超えた独創的なサウンドを生み出しました。
本作は1996年8月にシングルとしてリリースされ、イギリスのチャートで1位を獲得。
映画のような豪華なミュージックビデオも制作され、制作費130万ドルという破格の予算が投じられました。
社会派ヒップホップに興味がある方や、ジャンルの垣根を超えた音楽を求める方におすすめの一曲です。
lutherKendrick Lamar

アメリカ出身のケンドリック・ラマーさんとSZAさんが織りなす美しいハーモニーが印象的な1曲です。
ヒップホップとR&Bを融合させた楽曲で、愛と希望をテーマに描かれています。
ノスタルジックなメロディに、モノトーンなラップと甘美なボーカルが重なり合い、深い物語性を生み出しています。
2024年11月にリリースされたこの楽曲は、アルバム『GNX』に収録され、ビルボード・ホット100で1位を獲得。
さらに2025年2月のスーパーボウルのハーフタイムショーでは、1億3350万人もの視聴者を魅了しました。
愛する人への思いを静かに語りかけるような本作は、心に染み入るような優しい雰囲気とアップテンポなサウンドが絶妙にマッチした1曲です。
FIRST CLASSJack Harlow

アメリカ出身のラッパー、ジャック・ハーロウさんが贈る楽曲は、成功と贅沢なライフスタイルをテーマにした魅力的な一曲です。
2006年のヒット曲をサンプリングし、懐かしさと新しさを融合させた独特の雰囲気を醸し出しています。
歌詞では、スターとしての自信や家族との時間の減少など、成功に伴う変化を率直に綴っています。
2022年4月にリリースされたこの曲は、ハーロウさんにとって初のソロでの全米1位を獲得。
SNSでも大きな話題を呼びました。
ドライブや気分転換したい時におすすめの一曲です。
Keep Their Heads Ringin’Dr. Dre

ウェストコーストヒップホップを代表するプロデューサー、ドクター・ドレーさんが手掛けた楽曲は、映画『Friday』のサウンドトラックとして1995年3月にリリースされました。
パーティー会場を盛り上げる音楽の力と、自身のライフスタイルを巧みに表現した歌詞が印象的です。
Gファンクサウンドの特徴である重厚なベースラインと心地よいシンセサイザーの音色が、The Sequenceの『Funk You Up』からのインターポレーションと見事に融合しています。
本作は商業的にも成功を収め、ビルボードHot 100チャートで10位を獲得。
同年のMTVビデオ・ミュージック・アワードで最優秀ラップビデオ賞を受賞しました。
夜遊びの定番として愛され続けており、気分を上げたい時や友人とドライブする際におすすめの一曲です。
Who Am I? (What’s My Name?)Snoop Dogg

1993年に放たれたウェストコーストヒップホップの歴史的傑作。
ジョージ・クリントンさんのファンキーなサンプリングをベースに、スヌープ・ドッグさんの独特なフロウとメロディアスなライムが絶妙に融合した黄金のGファンクサウンドが響き渡ります。
その滑らかでゆったりとしたリリックには、ロングビーチのストリートライフや、世界に向けて自身の存在感を堂々と宣言する力強いメッセージが込められています。
アルバム『Doggystyle』に収録された本作は、ビルボードHot 100で8位を記録。
ファブ・ファイブ・フレディ監督のミュージックビデオも話題を呼び、スヌープ・ドッグさんのデビューを華々しく飾りました。
パーティーシーンで盛り上がりたい時や、西海岸のチルな雰囲気に浸りたい気分の時におすすめです。