洋楽ラップのラブソング
現代音楽で最も人気のジャンル、ヒップホップ。
日本でも人気を集めだしたジャンルですが、ラブソングを歌うラッパーはそう多くありません。
厳密にはラブソングを歌うラッパーはいるのですが、アンダーグラウンドのラッパーは歌わない傾向にあります。
海外ではアンダーグラウンドで活躍しているラッパーも、1曲くらいはラブソングをリリースしています。
そのため、ヒップホップのラブソングにも幅があるんですよね。
今回はそんな洋楽のヒップホップのラブソングをピックアップしました。
洋楽ラップのラブソング(21〜30)
123 feat. Blac YoungstaMoneybagg Yo

テネシー州を代表するラッパー、マネーバッグ・ヨーさん。
スタイルは王道のトラップ・ミュージックといった感じで、どの楽曲も安定感がバツグンです。
サグなイメージの強いラッパーですが、実はラブソングもリリースしています。
そんな彼のラブソングのなかでも、特にオススメしたい作品が、こちらの『123 feat. Blac Youngsta』。
トラックやフロウからも分かるように、硬派な男性の恋愛模様が描かれています。
男らしい楽曲が好きな方でも楽しめるラブソングですので、ぜひチェックしてみてください。
Truth HurtsLizzo

シンガー、女優、ラッパーに加えて、フルート奏者の一面も持つマルチアーティスト、リゾさん。
巨体から発せられるボーカルは非常に安定しており、ラップでも圧巻のパフォーマンスを見せています。
そんな彼のラブソングのなかでも、特にオススメしたい作品が、こちらの『Truth Hurts』。
ウェディングドレスを身にまとったMVなので幸せな曲かと思いきや、浮気をする男性に対してつめまくる女性の姿が描かれています。
ぜひチェックしてみてください。
lutherKendrick Lamar

アメリカ出身のケンドリック・ラマーさんとSZAさんが織りなす美しいハーモニーが印象的な1曲です。
ヒップホップとR&Bを融合させた楽曲で、愛と希望をテーマに描かれています。
ノスタルジックなメロディに、モノトーンなラップと甘美なボーカルが重なり合い、深い物語性を生み出しています。
2024年11月にリリースされたこの楽曲は、アルバム『GNX』に収録され、ビルボード・ホット100で1位を獲得。
さらに2025年2月のスーパーボウルのハーフタイムショーでは、1億3350万人もの視聴者を魅了しました。
愛する人への思いを静かに語りかけるような本作は、心に染み入るような優しい雰囲気とアップテンポなサウンドが絶妙にマッチした1曲です。
IncredibleFUTURE

「今までどの女も誰も信用できなかったんだけど、君だけは別だよ」という内容の曲です。
「自分の周囲3メートルしか歌わない」と言われているフューチャーだけあって、歌詞に身近なものがいっぱい出てくるところに親近感が持てますね。
「ホットヨガでもやろうぜ」というラインが味わい深い作品です。
LoveKendrick Lamar

今、まちがいなく世界一と称されるスキルを持つラッパーケンドリック・ラマー。
高校生のころから付き合っている彼女に宛てて書かれた曲だそうです。
何度も”love me”というラインが出てくるように、とてもシンプルですがその分気持ちが込められている曲だと思います。
Interlude (That’s Love)Chance The Rapper

タイトルからも分かるとおり、この曲はアルバムの曲間の息抜きのようなものです。
地域のコミュニティでの慈善事業や、学校に多額の寄付金を納めるなどで有名なシカゴのChance the Rapperですが、他のラッパーとは異なり、物質主義のようななものからは距離を置き、「やっぱり愛が何にも勝るんだぜ」というメッセージをこの曲では伝えています。
Make Me BetterFabolous ft. Ne-Yo

アメリカのラッパーのFabolousと、シンガー・ソングライターのNe-Yoによるコラボレーション。
Sherineの2006年のトラック「Al Sa’ban Aleh」をサンプリングしています。
ミュージック・ビデオには、ラッパーのRed Cafeやフットボール・プレイヤーのDwight Freeneyが出演しています。