邦楽ラップのラブソング
音楽にはさまざまな思いが込められた楽曲がありますが、中でもやはり恋愛模様や恋心を描いた曲ってたくさんありますし、リスナーからも人気が高いですよね!
もちろんそうしたラブソングはヒップホップシーンにもたくさん存在しています。
この記事では、そうしたラップを用いて歌われるラブソングを一挙に紹介していきますね!
往年の名曲から、ここ数年で話題になったアーティストの楽曲まで幅広くピックアップしましたので、ぜひじっくりと歌詞を見ながら聴いてみてください。
もしかすると、あなた自身の恋愛経験と重なるような歌詞がつづられた曲にも出会えるかもしれません。
邦楽ラップのラブソング(1〜5)
Hey Girl Feat.CORN HEADOZROSAURUS

横浜の怪獣オジロザウルスとベテランレゲエディージェイCORN HEADさんによる大人のラブソング。
ファンキーで夜っぽいキラキラ感のあるビートの上、マッチョさん、CORN HEADさんの二人が余裕たっぷりのマイクさばきでフローします。
大人のラブソングとはいえ下世話なノリはなく、どこか純粋さを感じるワードチョイスと、適度なラグジュアリー感があるのでドライブデート中にも問題なく聴ける内容になっています。
愛のままに feat.唾奇BASI

1998年に活動をスタートした韻シストのメンバーであり、2011年には自身のレーベル『BASIC MUSIC』をかまえ、シーンの最前線で活躍するラッパーのBASIさん。
本作は大人気の沖縄県出身のラッパー唾奇さんを迎え、代表曲とも言えるくらい話題になりました。
まさに「愛」をテーマにリリックをつづったメロウな1曲です!
身近なところにある愛、その愛に生きる日々がとても幸せなことの繰り返しだと思えちゃいます。
And I Love You SoAK-69

邦楽ヒップホップにおけるラブソングといえば、やはりこの曲は外せませんね!
愛知県出身のヒップホップMCAK-69さんの代表曲の一つである『And I Love You So』。
美しいピアノの音色で構成されている印象的なトラックに乗せた、これまた印象的なフロウのラップが特徴的。
さらになんといってもリリックにつづられた真っすぐな愛情、お互いを信頼して思い合っている様子に胸を打たれるヘッズは多いのではないでしょうか?
音色KREVA

ラップで歌う不朽のラブソングといえばKREVAさんが歌う『音色』でしょう!
聴いてみるとある女性へのあふれんばかりの愛が歌われているラブソングなのかなと思ってしまいますが、この「音色」というフレーズが、KREVAさんにとっての「音楽」であると思えます。
女性への熱烈な愛に例えた、音楽への愛をつづった歌詞がおしゃれなナンバーですね。
日本語のストレートな歌詞をここまでかっこよくするKREVAさん、さすがの一言です!
it’s okayLANA

夏の夕暮れにぴったりのメロディが心に響く、そんな1曲です。
LANAさんのハスキーでソウルフルな歌声が、アコースティックギターの温かい音色と見事に調和し、過ぎゆく夏の切ない情景を鮮やかに描き出しています。
本作はヒップホップをルーツに持ちながらも、どこか懐かしく、そして新しいポップスとして多くのリスナーの心をつかんでいます。
はかない夏の出会いや別れといった、誰もが経験するような感情にそっと寄り添ってくれる優しい作品ではないでしょうか。
この楽曲は2024年8月にLANAさん自身のレーベル「LANA MUSIC」からリリースされ、同年11月にはファン待望のファーストアルバム『20』にも収録されました。
2025年の「THE FIRST TAKE」でのパフォーマンスは、その歌唱力の高さを改めて証明し、多くの視聴者を魅了したことも記憶に新しいですね。
夏の終わりの少し寂しい気持ちや、大切な思い出を振り返りたい時に、ぜひ聴いてみてください。