邦楽ラップのラブソング
音楽にはさまざまな思いが込められた楽曲がありますが、中でもやはり恋愛模様や恋心を描いた曲ってたくさんありますし、リスナーからも人気が高いですよね!
もちろんそうしたラブソングはヒップホップシーンにもたくさん存在しています。
この記事では、そうしたラップを用いて歌われるラブソングを一挙に紹介していきますね!
往年の名曲から、ここ数年で話題になったアーティストの楽曲まで幅広くピックアップしましたので、ぜひじっくりと歌詞を見ながら聴いてみてください。
もしかすると、あなた自身の恋愛経験と重なるような歌詞がつづられた曲にも出会えるかもしれません。
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邦楽ラップのラブソング(1〜10)
ベッドタイムキャンディー2号NEW!クボタカイ

恋心を抱いていた相手と一夜を過ごしてしまった若者の、甘さと自己嫌悪が入り交じる複雑な心情を描いたメロウなヒップホップナンバーです。
宮崎出身のクボタカイさんが2019年にリリースしたEP『明星』のリード曲で、中原中也さんの詩を引用した文学的なリリックと、R&B色の強いアーバンなトラックが魅力的。
夜の駆け引きから翌朝の空虚感まで、細かな描写とともにつづられていて、奇麗ごとではない恋愛のリアルが胸に刺さります。
ラップと歌を行き来するフロウもクセになり、都会の夜をさまよいながら聴きたくなる1曲ですね。
Girl feat. kojikojiNEW!空音

2020年6月にリリースされた空音さんの2ndアルバム『19FACT』に収録されているkojikojiさんとのコラボレーション楽曲です。
空音さんが「女の子の気持ちを女の子目線で書いた」と語るように、男性ラッパーがあえて女性視点から描いた恋愛模様が特徴的。
素直になれない気持ちや、恋人への複雑な感情を軽やかなフロウで表現しています。
チル系ヒップホップとR&Bが融合したサウンドに、kojikojiさんのやわらかな歌声が重なり、夜の部屋でひとり聴きたくなるような親密な雰囲気をつくり出しています。
MUSIC ON! TVの「M-ON! Recommend」やスペースシャワーTVの「it!」にも選ばれた本作は、同世代の共感を集めるラブソングです。
One More Time (feat. NØZ)NEW!虎韻

広島発のZ世代ラッパー、虎韻さん。
「おバズり申し上げます」のフレーズで知られる彼が、R&BシンガーのNØZさんを迎えて放ったこの楽曲は、バズ路線とは一線を画す切ないラブソングです。
別れが近い恋人にもう一度だけそばにいてほしいと願う、ストレートな感情が胸を打ちます。
ミドルテンポの穏やかなトラックに乗せて、虎韻さんのメロディアスなラップとNØZさんの柔らかな歌声が絡み合い、ヒップホップとJ-POPの境界を超えた仕上がりに。
2022年のリリース後、LINE MUSICの年間Jラッププレイリストに選出され、動画アプリでは2万回以上使用されるなど、SNS世代の心をつかんだ1曲です。
恋の終わりを受け入れきれない、そんなときに聴いてほしいですね。
邦楽ラップのラブソング(11〜20)
愛のままに feat.唾奇BASI

1998年に活動をスタートした韻シストのメンバーであり、2011年には自身のレーベル『BASIC MUSIC』をかまえ、シーンの最前線で活躍するラッパーのBASIさん。
本作は大人気の沖縄県出身のラッパー唾奇さんを迎え、代表曲とも言えるくらい話題になりました。
まさに「愛」をテーマにリリックをつづったメロウな1曲です!
身近なところにある愛、その愛に生きる日々がとても幸せなことの繰り返しだと思えちゃいます。
And I Love You SoAK-69

邦楽ヒップホップにおけるラブソングといえば、やはりこの曲は外せませんね!
愛知県出身のヒップホップMCAK-69さんの代表曲の一つである『And I Love You So』。
美しいピアノの音色で構成されている印象的なトラックに乗せた、これまた印象的なフロウのラップが特徴的。
さらになんといってもリリックにつづられた真っすぐな愛情、お互いを信頼して思い合っている様子に胸を打たれるヘッズは多いのではないでしょうか?
Perfect QueenZeebra

日本のヒップホップシーンをけん引するZeebraさんが歌うこの曲は2003年にリリースされたラブソング。
特徴的なトラックは、ロジャー・トラウトマンさんの『I Want to Be Your Man』がサンプリングされていることでも知られていますね。
この曲をリリースした当初その後彼の妻となる中林美和さんの妊娠がわかり、プロポーズの代わりにこの曲を制作したというエピソードがあります。
とにかく甘くて愛情にあふれた温かい1曲です。
音色KREVA

ラップで歌う不朽のラブソングといえばKREVAさんが歌う『音色』でしょう!
聴いてみるとある女性へのあふれんばかりの愛が歌われているラブソングなのかなと思ってしまいますが、この「音色」というフレーズが、KREVAさんにとっての「音楽」であると思えます。
女性への熱烈な愛に例えた、音楽への愛をつづった歌詞がおしゃれなナンバーですね。
日本語のストレートな歌詞をここまでかっこよくするKREVAさん、さすがの一言です!





