洋楽ラップのラブソング
現代音楽で最も人気のジャンル、ヒップホップ。
日本でも人気を集めだしたジャンルですが、ラブソングを歌うラッパーはそう多くありません。
厳密にはラブソングを歌うラッパーはいるのですが、アンダーグラウンドのラッパーは歌わない傾向にあります。
海外ではアンダーグラウンドで活躍しているラッパーも、1曲くらいはラブソングをリリースしています。
そのため、ヒップホップのラブソングにも幅があるんですよね。
今回はそんな洋楽のヒップホップのラブソングをピックアップしました。
洋楽ラップのラブソング(21〜30)
Take CareYoung Thug

アメリカのラッパーのYoung Thugによるトラック。
James Brownの1965年のトラック「I Got You(I Feel Good)」をサンプリングしています。
2017年にリリースされアメリカのチャートでNo.4を記録した、ミックステープ「Beautiful Thugger Girls」に収録されています。
I Need LoveLL Cool J

1970年代のリズム&ブルースの影響を受けた、ロマンティックでメランコリックなラップ・バラード。
アメリカのラッパーのLL Cool Jによって18歳の時に書かれ、1987年にリリースされたトラックです。
アメリカやヨーロッパ各国でヒットしました。
洋楽ラップのラブソング(31〜40)
LOYALTY.Kendrick Lamar ft. Rihanna

プラトニックとロマンチックな関係の両方において、忠誠を誓うことについて歌われている柔らかなトラック。
アメリカのラッパーのKendrick LamarとシンガーのRihannaによるコラボレーションです。
Bruno Marsの2016年のトラック「24K Magic」をサンプリングしています。
Jump Out The WindowBig Sean

アメリカのラッパーのBig Seanによるトラック。
Key WaneとHey DJが制作に携わっており、Julianna Gianniの2001年のトラック「I Fall Apart」をサンプリングしています。
2017年のアルバム「I Decided」からシングル・リリースされました。
Love LiesKhalid & Normani

「愛を探し求めて三千里、いまだに見つかりません……」という内容の曲でしょうか。
最近注目のKhalidの美声がこれでもかというぐらい強調されています。
タイトルの”Love Lies”は、「愛はウソをつく」と「愛はそこにある」という二通りの解釈ができておもしろいですね。
ForeverChris Brown

甘く切ない恋心を歌った珠玉のラブソングが、アメリカのR&Bシンガー、クリス・ブラウンさんから2008年4月に公開されました。
エレクトロニックなビートとR&Bが融合した心地よいサウンドに、ダンスミュージックの要素を効果的に取り入れています。
素直な想いを込めたメロディーと、滑らかなボーカルが見事に調和した本作は、アメリカのBillboard Hot 100で2位を記録する大ヒットとなりました。
アルバム『Exclusive: The Forever Edition』の収録曲として、世界中のリスナーの心を魅了しています。
ダブルミントガムのCMソングとして制作されたという異色の経歴を持ちながらも、恋する気持ちを応援するような温かみのある雰囲気が、ラブソングとして普遍的な魅力を放っています。
With YouChris Brown

甘く切ない恋心を優しく包み込むアコースティックギターの音色が印象的な楽曲です。
アメリカのR&Bシンガー、クリス・ブラウンさんが2007年12月にリリースしたアルバム『Exclusive』に収録された本作は、シンプルながらも心地よいメロディーラインが多くのリスナーの心を掴みました。
Billboard Hot 100で2位を記録し、アメリカのRIAAから6×プラチナ認定を受けるなど、商業的にも大きな成功を収めています。
本作のミュージックビデオでは、ロサンゼルスの街並みを背景に、クリス・ブラウンさんの表現力豊かなダンスパフォーマンスが展開され、2008年のMTVビデオ・ミュージック・アワードでも高い評価を得ました。
恋する気持ちに寄り添うような温かみのある楽曲で、大切な人との思い出に浸りたい時におすすめの一曲です。