洋楽ラップのラブソング
現代音楽で最も人気のジャンル、ヒップホップ。
日本でも人気を集めだしたジャンルですが、ラブソングを歌うラッパーはそう多くありません。
厳密にはラブソングを歌うラッパーはいるのですが、アンダーグラウンドのラッパーは歌わない傾向にあります。
海外ではアンダーグラウンドで活躍しているラッパーも、1曲くらいはラブソングをリリースしています。
そのため、ヒップホップのラブソングにも幅があるんですよね。
今回はそんな洋楽のヒップホップのラブソングをピックアップしました。
洋楽ラップのラブソング(51〜60)
CandymanFlyana Boss

甘美な恋愛を、キャンディーのような言葉で表現したFlyana Bossさんの新曲。
ポップラップの要素を取り入れつつ、シンプルなバブルガムトラップビートを基盤に、フローを引き立てています。
曲の短さはFlyana Bossさんの楽曲に共通する特徴でありながら、その甘い余韻はファンを楽しませるに十分な魅力を持っています。
2024年1月にリリースされた本作は、彼女たちの音楽キャリアの中で新たな章を開く作品となっています。
恋する人たちにオススメしたい一曲ですね。
Put It On MeJa Rule feat. Vita

アメリカのラッパーのJa RuleとVitaによるコラボレーション。
2000年にリリースされたラブソングで、オランダなどでヒットしアメリカのチャートでNo.1を獲得しています。
BMI Awardsなどを受賞している、R&Bの要素を取り入れたイーストコースト・Hip Hopトラックです。
In LoveLil Darius

弱冠18歳のアメリカ出身ラッパー、リル・ダリウスさん。
メロディックなフローと心に響くリリックで、恋愛の喜びと痛みを繊細に描写しています。
2024年2月にリリースされた本作は、恋に落ちる瞬間の高揚感や苦悩をリアルに表現。
自己の体験をもとに、恋愛の複雑さを知る全ての人や、感情的な深みのある音楽を求めるリスナーの心に強く訴えかけます。
センシティブなテーマを扱いながらも、聴く人の心に残る楽曲。
恋に悩む夜のお供にぴったりですよ。
How’s It Goin’ DownDMX

アメリカのラッパーのDMXと、R&BシンガーのFaith Evansによるコラボレーション。
1998年にリリースされた感傷的なトラックで、The Headhuntersの1975年のトラック「God Make Me Funky」をサンプリングしています。
ミュージック・ビデオには、EveやJa Ruleなどが出演しています。
洋楽ラップのラブソング(61〜70)
Sweet CheeksJ Hus

イギリスのスラングを多く含んだ、ユニークなトラック。
ロンドンのラッパーでシンガーのJ Husによって2017年にリリースされた、デビュー・アルバム「Common Sense」に収録されています。
このアルバムはヨーロッパ各国でヒットし、イギリスでゴールド認定を受けています。
ReneeLost Boyz

悲劇的なゲットーのラブストーリーを描いたトラック。
ニューヨークのHip HopグループのLost Boyzによって1996年にリリースされ、アメリカのチャートでNo.3を記録しました。
Janet Jacksonのトラック「Funny How Time Flies(When You’re Having Fun)」をサンプリングしています。
Break You OffThe Roots

「あんなヤツよりも絶対オレのほうが良いよ!
やさしくしてあげるから!」という、相手を誘っている雰囲気の曲ですね。
怪しい曲調からもそれがよくわかると思います。
ミュージック・ビデオを見ると、主人公らしき男にカノジョを取られた男の悲しい最後が描かれています。