洋楽ラップのラブソング
現代音楽で最も人気のジャンル、ヒップホップ。
日本でも人気を集めだしたジャンルですが、ラブソングを歌うラッパーはそう多くありません。
厳密にはラブソングを歌うラッパーはいるのですが、アンダーグラウンドのラッパーは歌わない傾向にあります。
海外ではアンダーグラウンドで活躍しているラッパーも、1曲くらいはラブソングをリリースしています。
そのため、ヒップホップのラブソングにも幅があるんですよね。
今回はそんな洋楽のヒップホップのラブソングをピックアップしました。
洋楽ラップのラブソング(41〜50)
AshleyBig Sean

声優としても活躍できそうなイイ声を持つビッグ・ショーン。
この曲は彼の元恋人アシュリーに宛てて書かれたものですが、当時はまだ付き合っていたそうですね。
幸せまっただ中にいますというかんじのおだやかな曲調に、ミゲルの声がよく合っています。
WorkRihanna

一時期いろんな場所で流れていて覚えている方も多いはずです。
こちらはみなさんご存じ歌姫のリアーナと、元恋人でヒップホップシーンの最前線を行くカナダ出身のラッパー、ドレークのコラボ曲です。
失恋でふさいだ気分を仕事で紛らわすリアーナと、「戻ってきてくれよ!」というドレークの歌詞が対照的ですね。
「もし双子だったとしても君の方を選ぶよ」というドレークのラインが最高です。
I Know You Don’t Love MeTony Yayo ft. G-Unit

アメリカのラッパーのTony Yayoと、Hip HopグループのG-Unitによるコラボレーション。
Roberta Flackの1975年のトラック「Early Ev’ry Midnite」をサンプリングしています。
2005年にリリースされ、アメリカのチャートでNo.5を記録しました。
The LightCommon

「こんな愛があるなんて知らなかったよ」というかんじの歌い出しから始まるこの曲は、ヒップホップにありがちな女性を下に見た雰囲気がまるでなく、コモンが一人の女性をとても大切にしている様子がうかがえます。
さすがシカゴ・コンシャスラップの立役者だけありますね。
Teenage LoveSlick Rick

イギリス出身のアメリカ人ラッパーのSlick Rickによって、1988年にリリースされたトラック。
Diana Rossの1975年のトラック「Theme From Mahogany(Do You Know Where You’re Going To)」からインスパイアを受けています。
KnowSyd

ソウルバンド・the InternetのボーカリストをつとめるシンガーのSydのソロ名義での曲です。
ささやくような彼女のファルセットが指し示すように、秘密の恋を歌った曲のようです。
the Internetにはないタイプの曲で、Sydの別の一面が感じられます。
Love Is…Common

1987年から活動する、アメリカのラッパーのCommonによるトラック。
Marvin Gayeの1970年のトラック「God Is Love」をサンプリングしています。
2005年にリリースされアメリカのチャートでNo.1を獲得した、アルバム「Be」に収録されています。