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山形を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ

豊かな自然と厳しい風土に培われた山形の土地柄は、多くの歌に深い感動と情景を与えてきました。

四季折々の美しい風景、人々の暮らしに根付いた伝統文化、そして素朴で温かい人情は、古くから数多くの音楽家たちの心を揺さぶり、珠玉の楽曲を生み出す源となっています。

郷土愛あふれる民謡から現代の歌まで、山形の魅力が詰まった曲の数々をご紹介します。

心に響く歌の数々とともに、あなたも山形の魅力を感じてみませんか?

山形を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ(1〜20)

恋待花浅田あつこ

山形県花の紅花は、さまざまな抽出液が溶し込まれてさまざまな色調で糸となり、綿・絹・夏の着物、歌の中では紅花絞りの浴衣を着て、旅人として知り合った男性を思う歌です。

浅田あつこさんが歌手になったきっかけは、数々のカラオケ大会で、受賞され、スカウトの目に留まり、1994年にデビューを果たし、出身地が関西からか関西を題材にした曲などを歌われています。

蔵王讃歌佐藤眞

混声合唱組曲「蔵王」1.蔵王讃歌―佐藤眞
蔵王讃歌佐藤眞

「大地讃頌」で知られる作曲家の佐藤眞が、まだ学生だった1961年に作曲したのが混声合唱のための組曲「蔵王」です。

中でもこの第1楽章「蔵王讃歌」は明るい曲調が特徴で、蔵王連峰のさわやかな春の様子を思い起こさせます。

発表から長い年月をへてもなお多くの合唱団に愛唱され続けている、山形を題材にした名曲と言えるでしょう。

月の山岸洋子

月山(ガッサン)は山形県の中央部分にあり、山麓は月山山麓湧水群として名が高いのですが、別名「霊山」とも呼ばれている山で、森敦さんの芥川賞受賞小説「月山」より組曲が作られたひとつが、「月の山」です。

岸洋子さんは、山形県酒田市出身で、この歌には熱が入っていたそうです。

ひとひらの桜最上川司

最上川 司 – ひとひらの桜 / Mogamigawa Tsukasa – Hitohirano Sakura
ひとひらの桜最上川司

芸名だけで出身地がわかりますね。

最上川司さんはビジュアル系演歌歌手として売出中です。

この曲は直接は山形県の地名などは出てきませんが、司さんの生まれ育った環境は桜が満開時はとてもきれいだったと話されており、おじいちゃん子だった司さんはちょっと旅行中に、におじい様が亡くなってしまって、死に目に会えず、号泣したと語っています。

そんな故郷を題材に、もう会えないという別れを桜の花びらに例えてます。

作詞も作曲も最上川司さんご本人です。

千本桜は全国各地に「千本桜」と称する名所が存在して、山形県では烏帽子山公園あたりの桜が名所です。

山形スポーツ県民歌(月山の雪)藤山一郎

この曲は昭和23年に開催された第32回陸上選手権大会の開催地である山形県において、スポーツの高揚を求めて作られた曲です。

山形県民なら必ず小学校時代の運動会でこれが流されています。

曲名は「山形ツポーツ県民歌」や「県民の歌」や「月山の雪」で県民の間では呼び方はまちまちです。