【山形の歌】雄大な自然や故郷への愛を歌った名曲・ご当地ソング
日本海に面し、山と川が織りなす四季折々の豊かな自然に恵まれた山形県。
その風土は、情感あふれる民謡や郷土の歌を生み出してきました。
そして、そんな故郷を愛する人々によって生まれた名曲は、県民のみならず多くの人の心をつかんでいます。
今回は、そんな山形県にちなんだ楽曲をピックアップ!
地域に根付く民謡から、心に染み入る演歌、明るい気持ちにさせてくれるご当地ソングまで、幅広くご紹介します。
山形の魅力が詰まった歌の数々をお楽しみください。
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【山形の歌】雄大な自然や故郷への愛を歌った名曲・ご当地ソング(11〜20)
最上川(山形県民の歌)衆議院議員高鳥修一

昭和天皇が山形へ行幸されたときに、最上川の情景をよんだ和歌を引用して作詞されたものに、当時東京音楽学校の教授だった島崎赤太郎が曲をつけ完成した作品です。
この『最上川』が生まれたのは1933年ですが、正式な県民歌として制定されたのは、1983年のこと。
今では山形を象徴する歌として県民に愛されています。
庄内平野 風の中水森かおり

ご当地ソングの女王として不動の地位を築いた演歌歌手、水森かおりさん。
『庄内平野 風の中』は、山形県北西部の日本海側に位置する米どころで有名な平野の情景と、切ない恋を重ね合わせた楽曲です。
かなわぬ恋を歌った曲ですが、鳥海山や出羽の三山と庄内平野、山形県の雄大な景色が目に浮かび、思わずうっとりしてしまいますね。
最上川恋唄音羽しのぶ

現役高校生でデビューを果たした音羽しのぶさんの楽曲です。
最上川はほぼ一つの県を流域とする河川として日本一の長さを誇る一級河川。
川を下る様子と「どんなことがあっても、私はあなたとともに生きる」という決意が重なり、好きな人へのいちずで強い思いが表現されています。
山形スポーツ県民歌(月山の雪)藤山一郎

昭和23年に開催された「第32回陸上選手権大会」の開催地である山形県において、スポーツに向かう気持ちを高めるために作られた作品です。
山形県の小学校では、運動会のときに流れるのが定番なのだそう。
『山形ツポーツ県民歌』や『県民の歌』、『月山の雪』などのタイトルで県民の間で親しまれています。
山形そば音頭星川英子

民謡歌手の星川英子さんが歌う『山形そば音頭』。
平成になってから作られた比較的新しい楽曲です。
地元のそばの歌がないことに気付き、大滝一朗さんが作詞の、長山洋子さんと隼トシヒデさんが作曲の依頼を受け完成しました。
山形県のそば店に足を運ぶと、どの店でも星川英子さんのCDやポスターが見られるのだとか。
山形木挽唄

山仕事に汗を流す木挽職人たちの、誇りと活気に満ちた心意気を歌い上げた山形の労働歌です。
質の良い材木が採れたことを親方に報告し、仲間と喜びを分かち合う陽気な情景が目に浮かぶようですね。
この楽曲は、1931年に山形新聞が歌詞を一般公募し、地元に伝わる節と融合させて成立したという背景があります。
どこか懐かしい故郷の風景に思いをはせたい方や、日々の暮らしに励む活力を求めている方にとって、その素朴で力強い調べは明日へのエネルギーとなるでしょう。
【山形の歌】雄大な自然や故郷への愛を歌った名曲・ご当地ソング(21〜30)
最上川

山形県の雄大な自然を象徴する、荘厳で心に響く1曲です。
清そでありながら力強い旋律は、昭和天皇が最上川の風景に感銘を受けて詠まれた御製を基に作られました。
歌詞には、川の悠久の流れや四季折々の美しさ、そして故郷への深い愛情が表現されています。
本作は1930年に完成し、翌年県民歌として制定された楽曲で、今も公式な場で大切に歌い継がれています。
制定以来、学校教育の現場や地域の式典などで演奏され、山形の人々の心に深く根付いてきました。
故郷を離れて暮らす方が聴くと、山形ののどかな風景が心に浮かび、懐かしい気持ちになるのではないでしょうか。