【山形の歌】雄大な自然や故郷への愛を歌った名曲・ご当地ソング
日本海に面し、山と川が織りなす四季折々の豊かな自然に恵まれた山形県。
その風土は、情感あふれる民謡や郷土の歌を生み出してきました。
そして、そんな故郷を愛する人々によって生まれた名曲は、県民のみならず多くの人の心をつかんでいます。
今回は、そんな山形県にちなんだ楽曲をピックアップ!
地域に根付く民謡から、心に染み入る演歌、明るい気持ちにさせてくれるご当地ソングまで、幅広くご紹介します。
山形の魅力が詰まった歌の数々をお楽しみください。
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【山形の歌】雄大な自然や故郷への愛を歌った名曲・ご当地ソング(41〜50)
新庄節大場重信

元は山形県最上郡鮭川村羽沢地区で草刈の時に歌われた甚句の「羽沢節」が明治の初め頃に新庄へと持ち込まれお座敷唄として「新庄節」が誕生しました。
時代の変化で以前は遊郭へ売られてきたぞぇのような詞でしたが、「逢いにきたぞぇ」と男性の心情を唄にした物と改められました。
酒田港大泉逸郎

時代は江戸時代だと思いますが、最上川を紅花積んだ船が航路は、酒田港から、遠い西廻りとあります。
北前船は商品を預かって運送するのではなくて、船主が主体となって売買して利益をあげていたそうで、日本海沿岸の諸港から下関を経由して瀬戸内海の大阪へ向かう簡単には戻ってこれない船仕事です。
山形県の一つの歴史と男性の無事を願い待ち続ける女性との物語が歌になっています。
羽越本線岡ゆう子

羽越本線は新潟の新津駅を起点に、山形を通り、終点秋田駅とする線です。
全てが日本海沿いを走っていて、日本海のような強さが欲しいという、女性の気持ちを歌った曲です。
岡ゆう子さんは47都道府県を舞台にした曲を歌い続け、現在は450曲以上になり「歌う日本地図」とも言われています。
面白山の滝岩本公水

おもしろ山は山形県山形市と宮城県仙台市太白区との県境にある奥羽山脈なのですが、詞の中に「芋煮の汽車が行く」とあり、山形県の一つの文化として有名な芋煮は、約束したのに、帰ってこないと裏切られたとの歌とは反対にのどかな感じがしますね。
真室川ブギ林伊佐緒

千島列島・樺太の出稼ぎ労働者が歌った作業唄「ナット節」と宮城県女川の料亭で働き、後年、真室川に戻った近岡仲江が女川で習った「ナット節」の2つを、室川の料亭「紅屋」の女将佐藤ハルによって生まれた「真室川音頭」は、全国でも有名になり、1954年にはそれをアレンジしたブギがヒットしました。
母ちゃんのひとり事小林幸子

「親孝行したい時には親はなし」こんな言葉が思い浮かぶ曲です。
実際は歌だけでは、母の生死は不明なのですが、ごめんね、ともう一度逢いたいが繰り返されているので、そんな感じに受け止めました。
思い出すのは、他愛ない母との会話とやりとりは、ほっこりします。
朝倉さやさんは幼い時から民謡を習い始め、小学校、中学校で全国大会で優勝するほとの実力者です。
方言を存分に活かした歌も朝倉さんならではだと思います。
おわりに
歌い継がれてきた山形県の歌には、先人たちの思いや山形の魅力が込められ、新たに生まれた作品では、県民の「山形愛」があらゆる形で表現されています。
山形の歌を通して、あなたの知らなかった山形の魅力を見つけてみてはいかがでしょうか。