【山形の歌】雄大な自然や故郷への愛を歌った名曲・ご当地ソング
日本海に面し、山と川が織りなす四季折々の豊かな自然に恵まれた山形県。
その風土は、情感あふれる民謡や郷土の歌を生み出してきました。
そして、そんな故郷を愛する人々によって生まれた名曲は、県民のみならず多くの人の心をつかんでいます。
今回は、そんな山形県にちなんだ楽曲をピックアップ!
地域に根付く民謡から、心に染み入る演歌、明るい気持ちにさせてくれるご当地ソングまで、幅広くご紹介します。
山形の魅力が詰まった歌の数々をお楽しみください。
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【山形の歌】雄大な自然や故郷への愛を歌った名曲・ご当地ソング(1〜10)
最上川(山形県民の歌)衆議院議員高鳥修一

昭和天皇が山形へ行幸されたときに、最上川の情景をよんだ和歌を引用して作詞されたものに、当時東京音楽学校の教授だった島崎赤太郎が曲をつけ完成した作品です。
この『最上川』が生まれたのは1933年ですが、正式な県民歌として制定されたのは、1983年のこと。
今では山形を象徴する歌として県民に愛されています。
ガッタ山形勝手に観光協会

山形の名所や文化を、旅人の視点からユーモラスに描いた勝手に観光協会による1曲です。
山寺を訪れた際の情景や最上川の流れ、人間将棋や芋煮といった名物が、遊び心満載の擬音を交えて表現されています。
まるで現地の活気が伝わってくるようで、聴けば自然と心がはずみますよね。
本作は、2008年2月に公開されたアルバム『勝手に観光協会』などに収録され、県の観光プロモーションでも親しまれている楽曲。
山形への旅を計画している方にとって、気分をさらに盛り上げてくれるのではないでしょうか。
帰郷~これが俺の生きGATA~MCGATA feat.ミッチーチェン

山形なまりのラップが、エスニックでどこか懐かしいビートと見事に融合しています。
都会での夢に破れ、故郷に帰ってきた青年の飾らない日常が描かれていますが、その姿は決して卑屈ではなく、地元への愛と自分らしい生き方を肯定する温かさに満ちています。
2015年6月に発売された本作は、後のアルバム『アガスケのススメ』へ続く活動の原点となった1曲。
都会での生活に疲れた方や、自分らしい生き方を見つめ直したい方にとって、まるで心を代弁してくれるかのように響くのではないでしょうか。
【山形の歌】雄大な自然や故郷への愛を歌った名曲・ご当地ソング(11〜20)
やまがた伝統野菜音頭半田技研

山形の豊かな食文化を支える農家への感謝と尊敬が、明るい音頭のリズムにのせて歌われる1曲です。
澄んだ歌声とコミカルな曲調に、聴いているだけで心がはずむ方も多いのでは?
この楽曲は2020年5月頃に制作された作品。
JAやまがたも協力しており、地域全体で食文化を盛り上げようという温かい気持ちが伝わってきます。
歌詞には伝統野菜が次々と登場するので、山形の食に興味がある方にとっては、たまらない内容といえるでしょう。
お子さんと一緒に歌いながら、郷土の恵みについて楽しく学んでみたい、そんな方にピッタリの楽曲ではないでしょうか。
山形の山のおぼえうた半田技研

山形にそびえる11もの山々を、人の横顔になぞらえて歌う、遊び心あふれる1曲。
山形の自然への素直な感動が、親しみやすいメロディに込められています。
子供たちの元気な声も加わり、家族の温かさが伝わってきますね。
2020年1月にシングルとして配信される前は、アルバム『CBJAM2018』にも収録され、ライブで人気を博しました。
特定のタイアップはありませんが、地域のイベントで活用されるなど、山形を盛り上げる役割を担っている本作。
親子でドライブしながら歌えば、山形の地理に自然と詳しくなれるのではないでしょうか。
山形育ち山口岩男

山口岩男さんが手がけた本作は、山形弁でつづられる歌詞がなんとも素朴で、心にじんわりと染み渡ります。
方言研究家でもある山口さんだからこそ描ける、地元の日常風景や飾らない人々の姿が目に浮かぶようですよね。
この楽曲は、2019年7月リリースのアルバム『山形魂』に収められ、その後ファンの要望に応え、2023年8月にはライブバージョンなどを加えた『山形魂 スペシャルエディション』も制作されました。
都会での暮らしに少し疲れたときや、故郷をふと思い出した夜に聴けば、心がふっと軽くなるかもしれませんね。
最上川水森かおり

山形の雄大な川を舟で下りながら、今はもう会えない人への思いをはせる、そんな切ない旅情が描かれた水森かおりさんの楽曲です。
川の流れや霧、風といった自然の描写が、主人公の揺れ動く心や過去への郷愁と重なり、聴く者の胸に深く染み入ります。
この楽曲は2021年10月に公開されたアルバム『歌謡紀行20 ~鳴子峡~』に収録された作品です。
故郷を離れて暮らす方や、大切な人との思い出を胸に旅をする方は、まるで自分の心情を代弁してくれるように感じるかもしれませんね。





