【山形の歌】雄大な自然や故郷への愛を歌った名曲・ご当地ソング
日本海に面し、山と川が織りなす四季折々の豊かな自然に恵まれた山形県。
その風土は、情感あふれる民謡や郷土の歌を生み出してきました。
そして、そんな故郷を愛する人々によって生まれた名曲は、県民のみならず多くの人の心をつかんでいます。
今回は、そんな山形県にちなんだ楽曲をピックアップ!
地域に根付く民謡から、心に染み入る演歌、明るい気持ちにさせてくれるご当地ソングまで、幅広くご紹介します。
山形の魅力が詰まった歌の数々をお楽しみください。
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【山形の歌】雄大な自然や故郷への愛を歌った名曲・ご当地ソング(1〜10)
最上川(山形県民の歌)衆議院議員高鳥修一

昭和天皇が山形へ行幸されたときに、最上川の情景をよんだ和歌を引用して作詞されたものに、当時東京音楽学校の教授だった島崎赤太郎が曲をつけ完成した作品です。
この『最上川』が生まれたのは1933年ですが、正式な県民歌として制定されたのは、1983年のこと。
今では山形を象徴する歌として県民に愛されています。
山形の山のおぼえうた半田技研

山形にそびえる11もの山々を、人の横顔になぞらえて歌う、遊び心あふれる1曲。
山形の自然への素直な感動が、親しみやすいメロディに込められています。
子供たちの元気な声も加わり、家族の温かさが伝わってきますね。
2020年1月にシングルとして配信される前は、アルバム『CBJAM2018』にも収録され、ライブで人気を博しました。
特定のタイアップはありませんが、地域のイベントで活用されるなど、山形を盛り上げる役割を担っている本作。
親子でドライブしながら歌えば、山形の地理に自然と詳しくなれるのではないでしょうか。
山形育ち山口岩男

山口岩男さんが手がけた本作は、山形弁でつづられる歌詞がなんとも素朴で、心にじんわりと染み渡ります。
方言研究家でもある山口さんだからこそ描ける、地元の日常風景や飾らない人々の姿が目に浮かぶようですよね。
この楽曲は、2019年7月リリースのアルバム『山形魂』に収められ、その後ファンの要望に応え、2023年8月にはライブバージョンなどを加えた『山形魂 スペシャルエディション』も制作されました。
都会での暮らしに少し疲れたときや、故郷をふと思い出した夜に聴けば、心がふっと軽くなるかもしれませんね。
【山形の歌】雄大な自然や故郷への愛を歌った名曲・ご当地ソング(11〜20)
花笠音頭朝倉さや

山形の夏祭りでおなじみの『花笠音頭』を、朝倉さやさんが情熱的なロックサウンドに仕立て上げた1曲です。
民謡日本一の実力を持つ彼女の歌声と、まるでロックギターのように激しくかき鳴らされる三味線が、聴く人の魂を揺さぶります。
伝統的な掛け声に西洋の弦楽器が絡み合う様子は、故郷への敬意と未来への挑戦が交差する、新しい民謡の姿といえるでしょう。
この曲に込められた熱いエネルギーは、日常に少しもの足りなさを感じている方の心に、火をともしてくれるかもしれませんね。
帰郷~これが俺の生きGATA~MCGATA feat.ミッチーチェン

山形なまりのラップが、エスニックでどこか懐かしいビートと見事に融合しています。
都会での夢に破れ、故郷に帰ってきた青年の飾らない日常が描かれていますが、その姿は決して卑屈ではなく、地元への愛と自分らしい生き方を肯定する温かさに満ちています。
2015年6月に発売された本作は、後のアルバム『アガスケのススメ』へ続く活動の原点となった1曲。
都会での生活に疲れた方や、自分らしい生き方を見つめ直したい方にとって、まるで心を代弁してくれるかのように響くのではないでしょうか。
庄内平野 風の中水森かおり

ご当地ソングの女王として不動の地位を築いた演歌歌手、水森かおりさん。
『庄内平野 風の中』は、山形県北西部の日本海側に位置する米どころで有名な平野の情景と、切ない恋を重ね合わせた楽曲です。
かなわぬ恋を歌った曲ですが、鳥海山や出羽の三山と庄内平野、山形県の雄大な景色が目に浮かび、思わずうっとりしてしまいますね。
最上川水森かおり

山形の雄大な川を舟で下りながら、今はもう会えない人への思いをはせる、そんな切ない旅情が描かれた水森かおりさんの楽曲です。
川の流れや霧、風といった自然の描写が、主人公の揺れ動く心や過去への郷愁と重なり、聴く者の胸に深く染み入ります。
この楽曲は2021年10月に公開されたアルバム『歌謡紀行20 ~鳴子峡~』に収録された作品です。
故郷を離れて暮らす方や、大切な人との思い出を胸に旅をする方は、まるで自分の心情を代弁してくれるように感じるかもしれませんね。





