洋楽最新リリース曲【2025年8月】
新しい音楽との出会いは、いつだってワクワクするものですよね!
洋楽シーンでは毎月のように魅力的な作品がリリースされ、世界中のリスナーを虜にしています。
2025年8月も例外ではなく、心を揺さぶるメロディやグルーヴィーなビートを持った作品が続々と登場しました。
まだチェックできていない話題の曲があるかもしれませんよ。
この記事では、そんな8月にリリースされた洋楽の中から、聴き逃せない作品をピックアップしてお届けします!
通勤中のBGMやドライブのお供に、ぜひ活用してくださいね!
洋楽最新リリース曲【2025年8月】(231〜240)
End Of SummerTame Impala

過ぎゆく夏の切なさと新たな始まりの高揚感を一つの音像に凝縮したような作品は、オーストラリアの鬼才ケヴィン・パーカーさんによるプロジェクト、テーム・インパラの楽曲です。
7分を超える本作は、90年代アシッド・ハウスを思わせるビート上で、浮遊感に満ちたサイケデリックなシンセが溶け合うダンスチューン。
過ぎ去る季節を惜しむノスタルジーと、未来への祝祭的なエネルギーが同居する世界観が秀逸ですよね。
2025年7月に公開され、Justiceとの共作でグラミー賞を獲得した直後の作品という点でも注目を集めています。
夏の終わりのドライブや、一人で物思いにふけりたい夜に聴けば、その複雑な感情のグラデーションにきっと心を掴まれるはず!
HOT GIRL PROBLEMSThe Kid LAROI

SNS時代の複雑な恋愛模様を歌った、オーストラリア出身のザ・キッド・ラロイさんによる一曲です。
2021年に『STAY』で世界的なヒットを記録した彼が、今度はエモポップとトラップを融合させたサウンドで、切なくも皮肉めいた感情を表現しています。
本作は、SNSで完璧を演出する相手に振り回され、傷つきながらも強がってしまう主人公の姿がリアルに描かれた楽曲で、その巧みな心情描写がリスナーの心に突き刺さります。
2025年7月に公開された本作は、MVに人気リアリティ番組のキャストが出演し話題となりました。
恋愛のモヤモヤを抱えている時に聴くもよし、1人で物思いにふけりたい夜に聴くもよし。
どこか共感してしまう歌詞の世界に浸ってみてはいかがでしょうか。
洋楽最新リリース曲【2025年8月】(241〜250)
Kill Me FastThree Days Grace

創設メンバーのアダム・ゴンティアさんが復帰し、ツインボーカル体制へと進化を遂げたカナダのロックバンド、スリー・デイズ・グレイス。
その新たな幕開けとなるパワフルなナンバーです。
本作は「バンドエイドを一気に引き剥がす」という言葉が象徴するように、終わりかけの関係の中で沈黙が真実よりも痛い瞬間に、いっそ早く終わらせてほしいと願う痛切な叫びをテーマに制作された楽曲なのだとか。
アダムさんとマットさん、二人のボーカルの激しい掛け合いが、その切迫した感情をダイナミックに描き出しています。
2025年7月に公開された本作は、アルバム『Alienation』からの先行シングルです。
どうしようもない閉塞感にもがき、何かを断ち切りたいと願う人の心に深く突き刺さるはずです。
where did you go?We Came As Romans

アメリカ・ミシガン州出身のメタルコアバンド、ウィー・ケイム・アズ・ローマンズが届ける、ダークで内省的な世界観が胸に深く響くナンバーです。
この楽曲は、失ってしまった過去の自分と向き合う喪失感やノスタルジーがテーマとなっており、フロントマンのデイヴ・スティーブンスさんが夜のドライブ中に感じたという内省的な思いが反映されています。
静寂から始まり、徐々に感情が燃え上がって嵐のようなサウンドへと展開する構成は、まさに圧巻ですよね。
2025年8月リリースの7枚目のアルバム『All Is Beautiful…Because We’re Doomed』に先駆けて公開された本作。
過去にはアルバム『Tracing Back Roots』でビルボード8位を記録した彼らならではの、エモーショナルなサウンドスケープが広がっています。
独りで過去を振り返る夜や、何かを乗り越えるための静かな勇気が欲しいときに聴けば、きっと心に寄り添ってくれるはず!
Pick Up That KnifeWednesday

シューゲイズとカントリーを融合させた独自サウンドで注目を集めるアメリカのバンド、ウェンズデイによる一作。
この楽曲は、歯が欠けたり駐車に失敗したり、些細な不運が重なって心が折れそうになる日常の焦燥感を描いています。
そんな経験をしたことのある方は少なくないはずです。
穏やかなギターの響きが突然、耳をつんざくような轟音に変わる展開は、内に溜まった感情が爆発する瞬間そのものですよね。
本作は2025年9月リリースのアルバム『Bleeds』からの先行シングルで、2023年のフェスでメンバーが体験したハプニングを歌詞に盛り込むなど、バンドのユーモアと現実が交差する点も魅力です。
どうしようもない無力感に襲われた夜、この音に身を委ねてみるのもいいかもしれません。
XXXYoungboy Never Broke Again

社会への怒りと個人的な痛みが爆発するような、強烈なトラップアンセム。
アメリカ・ルイジアナ州出身のラッパー、ヤングボーイ・ネヴァー・ブローク・アゲインさんが、内なる混沌を音楽へと昇華させています。
本作は、ジミ・ヘンドリックスさんによる伝説的なギター演奏や、パンクバンドの攻撃的なコーラスを引用し、サウンド全体から反骨精神がほとばしっていますよね。
物議を醸す政治的なスタンスを臆さず表明する姿には、彼の生々しい感情が込められており、聴く人の心を激しく揺さぶるはず。
2025年7月に発表された30曲超えの大作アルバム『MASA』に収録された一曲です。
現状に風穴を開けたい、そんな衝動に駆られた時に聴けば、きっとそのエネルギーに圧倒されることでしょう。
WE DONT COUNTYves Tumor & NINA

実験的なサウンドで世界を魅了するアメリカのアーティスト、イヴ・トゥモアさんと、イタリア出身でバンドbar italiaのメンバーでもあるナイナさんが共同で制作した楽曲です。
セルフ撮影されたというDIYの白黒映像の世界観と、ポストパンク的なベースが唸るダークで先鋭的なサウンドが見事にマッチしていますよね。
まるで共有された幻覚の中を彷徨うように二人のボーカルが絡み合う様子も印象的です。
本作はイヴ・トゥモアさんにとっては2023年発表のアルバム『Praise a Lord…』以来の作品。
疎外感や二人だけの閉じた世界を思わせる、想像力をかき立てる一曲です。
インディーズ映画のような退廃的な雰囲気に浸りたいときにピッタリの楽曲ではないでしょうか。





