洋楽最新リリース曲【2025年10月】
2025年10月、世界の音楽シーンはどんな表情を見せているのでしょうか?
洋楽の新曲リリース情報は毎月のように届きますが、今月はどの作品があなたの耳を捉えるか気になりますよね。
ポップスからロック、ヒップホップまで、さまざまなジャンルから生まれたフレッシュなサウンドを一挙にご紹介します。
通勤や作業のお供に、あるいは週末のリラックスタイムに、新しいお気に入りを見つけてみませんか?
洋楽最新リリース曲【2025年10月】(71〜80)
EndlessNEW!Lil Yachty

アトランタ出身のリル・ヨッティさんが2025年10月にリリースした新曲は、映像制作チームのリリカル・レモネードとのコラボレーション作品です。
包み込むようなアンビエントなビートの上で、彼が得意とする揺らぎのあるヴォーカルスタイルを駆使しながら、自身の終わりなきスキルセットや富、そして成功への道のりをラップしています。
2023年のアルバム『Let’s Start Here.』で見せたサイケデリック・ロックへの挑戦の延長線上にある本作は、従来のトラップとは一線を画すオルタナティブなプロダクションが印象的。
バブルガムトラップの第一人者として知られる彼ですが、音楽家としての幅を広げ続ける姿勢が感じられる1曲です。
No LoveNEW!Lost Girl

英国レディング出身のシンガーソングライター、ロスト・ガールさん。
UKガラージやグライムからキャリアをスタートさせた彼女ですが、近年はよりソウルフルなR&Bサウンドへとシフトしており、その変化を如実に感じさせる楽曲を2025年10月にリリースしています。
愛を与えられない関係性や心のすれ違いを描いた本作は、過去のクラブ志向から一転して内省的なムードが漂う仕上がり。
自身がソングライティングやプロデュースにも深く関わっており、血と汗と涙を注いだというミュージックビデオも同時公開されました。
傷ついた経験から立ち直ろうとしている方や、自分自身と向き合いたいときにそっと寄り添ってくれる一曲ですね。
Body GoNEW!MOLIY ft. Tyla

ガーナ出身のシンガーソングライター、モリーさんと、グラミー受賞アーティストのタイラさんがタッグを組んだこちらの楽曲。
南アフリカ発祥のアマピアノとアフロビーツを融合させた、グローバルなダンスアンセムに仕上がっています。
女友達との夜遊びや解放感をテーマに、自信に満ちたボーカルと重厚なベースラインが印象的ですね。
2025年10月にリリースされた本作は、モリーさんの前作『Shake It to the Max (FLY)』が10億ストリームを突破した勢いそのままに制作されました。
クラブで踊りたいときや、友人とのパーティーで盛り上がりたいシーンにぴったりの1曲です。
Human HappensNEW!Magdalena Bay

ロサンゼルスを拠点に活動するエレクトロポップ・デュオ、マグダレナ・ベイ。
ミカ・テネンバウムさんとマシュー・ルーウィンさんによる2人組で、DIY精神とインターネット文化を融合させた独自のポップセンスが持ち味です。
2024年8月にリリースしたアルバム『Imaginal Disk』が各所で高評価を受けた彼らですが、2025年10月には新たなシングルペアを公開。
囁くような透明感あるボーカルと、うなりを伴うほぼインダストリアル寄りのビートが組み合わさった本作は、彼らがこれまで築いてきたシンセポップの枠をさらに揺さぶる試みとなっています。
豊穣でありながらダークな質感を帯びたサウンドスケープは、実験的なポップミュージックを求めるリスナーにぴったりですね。
Paint Me A PictureNEW!Magdalena Bay

ロサンゼルスを拠点に活動するシンセポップ・デュオ、マグダレナ・ベイ。
ボーカルのミカ・テネンバウムさんとプロデュースを担当するマシュー・ルーインさんの2人組で、2021年のデビューアルバム『Mercurial World』が各メディアの年間ベストに選出されるなど高い評価を得ています。
2025年10月にリリースされたこちらの新曲は、2024年のセカンドアルバム『Imaginal Disk』の精神的後継作と位置づけられており、うねるようなシンセサイザーと存在感のあるベースライン、そしてジャジーなアレンジが印象的な一曲に仕上がっています。
歌詞では相手を映画のように描いてほしいという切なる想いや、捉えどころのない感情の揺らぎが表現されており、彼らの持ち味である透明感とインターネット時代の感性が見事に融合していますね。
エレクトロポップの新たな可能性を感じさせる本作、ぜひチェックしてみてください。
splitNEW!Maggie Lindemann

ポップパンクやオルタナティブロックのフィールドで独自の存在感を放つマギー・リンデマンさん。
2022年のアルバム『Suckerpunch』では感情の爆発を音として表現していた彼女ですが、2025年10月リリースのアルバム『I Feel Everything』に収録された本作は、関係性の終わりと決断をテーマに描かれています。
揺れ動くパートナーシップから離れる覚悟を歌い上げた本作は、ドラムとギターが力強く鳴り響くポップロックサウンドに、彼女の内省的なヴォーカルが乗る構成。
プロデュースにはエリック・ロンさんとジェラルド・テニソンさんが参加し、痛みを伴う成長という一貫したテーマを音楽で体現しています。
立ち止まることを恐れず前に進みたいとき、背中を押してくれる1曲です。
SweatNEW!Melanie C

元スパイス・ガールズのメンバーとして1990年代に世界中を熱狂させたメラニー・Cさんが、2025年10月17日に新曲を公開しました。
2026年5月1日にリリース予定のアルバム『Sweat』からの先行シングルとなる本作は、ディアナ・ロスさんの往年の名曲『Work That Body』をサンプリングした、ディスコポップとエレクトロハウスが見事に融合したダンスナンバーです。
メラニー・Cさん自身が語るように、スポーツやレイヴ、そして身体を動かす喜びが詰め込まれたこの楽曲は、1980年代のエアロビクス文化や1990年代のクラブシーンへのオマージュを感じさせながらも、現代のフィットネスカルチャーとも見事にマッチしていますね。
ジムでのワークアウトやクラブでのダンスなど、とにかく身体を動かしたいときにぴったりの一曲と言えそうです。





