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洋楽最新リリース曲【2025年10月】

2025年10月、世界の音楽シーンはどんな表情を見せているのでしょうか?

洋楽の新曲リリース情報は毎月のように届きますが、今月はどの作品があなたの耳を捉えるか気になりますよね。

ポップスからロック、ヒップホップまで、さまざまなジャンルから生まれたフレッシュなサウンドを一挙にご紹介します。

通勤や作業のお供に、あるいは週末のリラックスタイムに、新しいお気に入りを見つけてみませんか?

洋楽最新リリース曲【2025年10月】(1〜10)

History (Ft. James Blake)Dave

UKラップの旗手として、社会派の歌詞と圧倒的なスキルで独自の存在感を放つデイヴさん。

2025年10月にリリースされたアルバム『The Boy Who Played the Harp』の冒頭を飾る楽曲では、ジェイムス・ブレイクさんをゲストに迎え、神意と運命をテーマに自身の使命を静かに問いかけます。

ミニマルなピアノとファルセットが織りなす透明感ある音像のなかで、成功を偶然ではなく天からの啓示として受け止める姿勢と、ストリートに根ざした倫理観が交錯する様子が印象的です。

本作は旧約聖書のダビデ王をモチーフにしたコンセプトアルバムの入口として、霊性とリアルな日常の境界線を行き来する語り口が光ります。

叙事詩的でありながら大衆性をしっかりと兼ね備えた仕上がりで、静謐で思索的な時間を求める方にぜひ味わっていただきたい1曲です。

DIDDY BLUDLil Godd

バンクーバーを拠点に活動するラッパー、リル・ゴッドさん。

メタルやデスコアのバックグラウンドを持ち、トラップやクラウドラップにホラーやアニメ文化を融合させた独自のスタイルで注目を集めています。

2025年10月にリリースされた新曲は、TikTokやInstagram Reelsで拡散した「calculator」ミームと連動したバイラル志向の強い1曲。

ミニマルな808ベースとタイトなハイハットを軸に、英国スラング由来の「blud」を反復させるチャント的なフックが特徴で、ショート動画のループ再生を想定した瞬発力のある構成になっています。

数値ネタを織り込んだユーモラスなリリックは、意味内容よりもフレーズの使い回しやすさを重視しており、SNS時代の音楽消費スタイルに最適化された設計です。

セルフプロデュースによる2025年の連続シングル群の1つとして、ネット文化とヒップホップの交差点を体現する作品といえるでしょう。

通勤中やSNSを眺めながら気軽に楽しめる、現代的なトラップサウンドをお探しの方にぴったりです。

Pussy PalaceLily Allen

Lily Allen – Pussy Palace (Visualiser)
Pussy PalaceLily Allen

2018年の『No Shame』から実に7年ぶりとなる新作アルバム『West End Girl』を2025年10月にリリースしたリリー・アレンさん。

結婚の破綻と再生をテーマにしたこの意欲作から、物語の核心をなす1曲が収録されています。

配偶者を家から追い出した主人公が、彼の別居先アパートに残された品々から二重生活の真実を知るという衝撃的な内容で、硬質なビートとグリッティなシンセが冷ややかに支える語り口は、彼女ならではの辛辣さと制御された怒りを見事に表現していますね。

オートフィクションの手法で私的体験を昇華させた本作は、被害の認知から自己回復へと向かう心理過程をドキュメント風に描き出しており、アレンさんの作家性が2025年の文脈で鮮やかに更新された証と言えそうです。

洋楽最新リリース曲【2025年10月】(11〜20)

BK2REALITYMeekz

MEEKZ – BK2REALITY (BK2LIFE EXTENSION)
BK2REALITYMeekz

マンチェスター出身のマスク姿のラッパー、ミークスさんが2025年10月に放つ新曲は、1989年のソウルII ソウルの名曲「Back to Life」をサンプリングした意欲作です。

本作は同年夏の『BK2LIFE』に続く連作の第二章で、過去の栄光から現実へと引き戻される感覚を、重厚な808とミニマルなドラムで描き出しています。

プロデュースを手掛けたフレディ・ローズさんの手腕により、90年代UKソウルの遺産と現代ドリルの低音設計が見事に融合していますね。

MVではヒップホップ映画の金字塔『Belly』へのオマージュが随所に見られ、青白い照明と映画的な演出が楽曲の持つシネマティックな世界観を強化しています。

ストリート・リアリティと普遍性を両立させた本作は、UKラップの到達点を示す一曲と言えそうです。

Cash RulesBlack Gold

ロンドンを拠点に活動するブラックゴールドは、マスクで素顔を隠した5人組のニューメタルバンドです。

2020年頃に結成され、リンプ・ビズキットやスリップノットといった90年代のニューメタルをリスペクトしながらも、イギリス出身らしいグライムやDJプレイを取り入れた音楽性で注目を集めています。

2025年9月にリリースされたこちらの楽曲は、金銭至上主義への皮肉と苛立ちを主題に、監視社会や犯罪の世界を生きる若者のリアルを描いた作品です。

ヘヴィなギターリフとラップが融合したサウンドは、まさにニューメタルの王道といえるでしょう。

10月にはEP『Phone Home』に収録され、ライブでのモッシュを誘発するキラーチューンとして機能しそうですね。

Call On MeDaniel Caesar

Daniel Caesar – Call On Me (Official Music Video)
Call On MeDaniel Caesar

カナダ出身のダニエル・シーザーさんが2025年8月にリリース、同年10月にミュージックビデオが公開されたこちらの楽曲は、彼にとって4枚目となるアルバム『Son of Spergy』からのセカンドシングルという位置づけです。

このアルバムタイトルは彼自身の父親への想いが込められており、幼少期に父親が神のような存在だったと語っています。

本作ではグランジ風のギターサウンドにレゲエを思わせるリズムを融合させた、これまでにない荒々しさと新鮮さを感じさせる仕上がりとなっていますね。

歌詞では相手に利用されても構わないという献身的な愛情が描かれており、ダニエルさんの深みのある歌声がそんな複雑な感情を説得力のあるものへと昇華させています。

R&Bをベースにしつつも、ジャンルの枠にとらわれないサウンド構築がさすがの一言です!

Asking For A FriendFoo Fighters

Foo Fighters – Asking For A Friend (Audio)
Asking For A FriendFoo Fighters

2025年10月にリリースされた楽曲は、試練を経たフー・ファイターズの「再出発」を告げる一曲となりました。

2026年8月から始まる北米スタジアムツアーと連動する形で公開された本作は、暗く緊張感のあるイントロから始まり、デイヴ・グロールさんのしゃがれた歌声が徐々に熱量を増していく構成が特徴です。

寒さの中で地平線を待ち、確信を探し求めながらも再び陽が差す瞬間を信じる――そんな普遍的なメッセージが、抑制から爆発へと移行するダイナミクスと重なり合います。

アルバム『But Here We Are』以降、段階的に復帰の兆しを見せてきたバンドの現在地を示す作品であり、これからライブで盛り上がりたい人にはぴったりの1曲です。